2008年09月27日
ログって暖かい

「暑さ寒さも彼岸まで」
お彼岸を過ぎて山の気温も一気に秋-冬モードになりました。
9月26日の夜23時には外気温13度まで下がっています。
この山は標高以上に地形の影響で寒暖の差が激しく、日中はまだ25度近くまで気温が上がります。
ログハウスの室内は気温26度あります。
もちろん暖房は一切入っていません。
室内はまだ半袖半ズボンでも全く問題ありませんが、一歩外に出ると「寒っ」です。
ログハウスを構成する木、木は熱伝導率の遅い素材ですから一度暖めると冷めにくく、一度冷ましてしまうと暖まりにくい、という特質を持っています。
ですから夏の間にしっかりと暖められているログは、急激に気温が下がってもログが蓄えている熱を少しずつ放出するので室内はしっかりと暖かさをキープし続ける訳です。
外気温13度でもまだベッドでは毛布一枚で十分です。
2008年09月09日
贅沢な平屋

床面積23.7坪の平屋ながら間取りは1LDK
78.2平米を1LDKで使うという贅沢は、この広さがマンションであれば楽々3LDKになるところからもお分かり頂けると思います。
このカッコいいログの平屋、某メーカーの現在はカタログ落ちしているモデルです。
しかしこれをデザインしたのは現ランタサルミのデザイナーです。

真中の窓の奥には約17畳のリビング、右側の玄関奥は11畳のダイニング、LDKで28畳・・・
そして左側の窓の奥にはバスルームとサウナルームが・・・

建物裏側から

玄関がフレンチドアというのも贅沢です。
アレンジすれば2LDK化できます、それでも広いですね。
間取りもさることながら、シルエットが美しいモデルです。
グレーとホワイトのツートンカラーもシックですね。
2008年09月06日
レコードはログハウスで
湯布院の別荘のオーナーから頼まれていた事、それは古いオーディオセットの取り付けでした。
前の別荘から移された古いパイオニアのターンテーブル(レコードプレイヤー)とプリメインアンプ。
ターンテーブルはベルトが切れているのか動きません。
たまたま私のお客様にパイオニアのサービスをされている方が居るので持ち込んで調べて頂きました。かなり古いタイプでしたが運良く修理パーツがまだ残っており無事に修理できました。
ついでに針も新品に交換です。

次にスピーカーの設置と配線。
このスピーカーも年代モノで最近のスピーカーにはよく付いている壁掛けのフックなどありません。スピーカーの棚を作ってそこへ置くしかないのですが、せっかくのログの室内雰囲気を台無しにしてしまうものではイケマセン。スペースが少ないのでスピーカーは自ずと壁に付けることになります。
こういう棚を支える脚ってホームセンターなどにはロクなものが無いのです。
でオリジナル製作も含めいろいろ考えていたのですが、結局使ったのは北欧の家具屋「イケア」で見つけていた棚脚でした。船橋IKEAで買って帰り在庫しておいたヤツです。
素材と色のマッチングはバッチリ、デザインもピッタリだと思うのですが・・・
スピーカーのコードも設置位置に合せて新調し、できるだけ見えないように配線しました。

古いレコードが置いてあったので適当に選んでテスト。
ものすごーく久々なのでレコードをジャケット(この響きも懐かしい)から出すときに落しそうになりました。
機器の電源を入れてアンプのセレクターをPhonoへ、ターンテーブルのセレクターを33rpmにセット、レコードを乗せて針をスタート位置へ。
ターンテーブルのレバーを操作して針をレコードに落します。
その一連の作業が懐かしい・・・。
「プチッ、ジリジリジリジリ・・・」
CDでは聴くことの出来ないノイズ。
ジャーン♪
クラシックの結構な音量で息を吹き返したスピーカー、このスピーカーが音を発するのは何年ぶり?いや何十年ぶりだったのだろう?
名品なのか衰えを全く感じさせない、いや現在でも十分に通用する音のスピーカーでした。
広いLDKでかつログの室内は全て木、そのソフトな反響音はとても耳に優しいのです。

冬、窓の外に舞う雪とストーブの炎を眺めつつ、ウイスキーを片手に坂本龍一あるいは久石譲あたりのピアノ楽曲を聴きたいものです、アナログで。
デジタルのCD、特にデジタル圧縮されている最近の音楽には、アナログにはある「人の耳では聞えない音域の音」がありません。デジタル処理で省かれてしまっているのです。
これを100の音とすれば、アナログでは150にも、200にもの音が含まれています。もちろん耳では100しか聞えませんが。
生の音楽では当然150にも200にもの音が飛んできます。でも反響し残留し壁に吸い込まれ増幅し・・・これがデジタルではかなわないダイナミックな音、肌でのみ感じられる音なのかもしれません。
前の別荘から移された古いパイオニアのターンテーブル(レコードプレイヤー)とプリメインアンプ。
ターンテーブルはベルトが切れているのか動きません。
たまたま私のお客様にパイオニアのサービスをされている方が居るので持ち込んで調べて頂きました。かなり古いタイプでしたが運良く修理パーツがまだ残っており無事に修理できました。
ついでに針も新品に交換です。

次にスピーカーの設置と配線。
このスピーカーも年代モノで最近のスピーカーにはよく付いている壁掛けのフックなどありません。スピーカーの棚を作ってそこへ置くしかないのですが、せっかくのログの室内雰囲気を台無しにしてしまうものではイケマセン。スペースが少ないのでスピーカーは自ずと壁に付けることになります。
こういう棚を支える脚ってホームセンターなどにはロクなものが無いのです。
でオリジナル製作も含めいろいろ考えていたのですが、結局使ったのは北欧の家具屋「イケア」で見つけていた棚脚でした。船橋IKEAで買って帰り在庫しておいたヤツです。
素材と色のマッチングはバッチリ、デザインもピッタリだと思うのですが・・・
スピーカーのコードも設置位置に合せて新調し、できるだけ見えないように配線しました。

古いレコードが置いてあったので適当に選んでテスト。
ものすごーく久々なのでレコードをジャケット(この響きも懐かしい)から出すときに落しそうになりました。
機器の電源を入れてアンプのセレクターをPhonoへ、ターンテーブルのセレクターを33rpmにセット、レコードを乗せて針をスタート位置へ。
ターンテーブルのレバーを操作して針をレコードに落します。
その一連の作業が懐かしい・・・。
「プチッ、ジリジリジリジリ・・・」
CDでは聴くことの出来ないノイズ。
ジャーン♪
クラシックの結構な音量で息を吹き返したスピーカー、このスピーカーが音を発するのは何年ぶり?いや何十年ぶりだったのだろう?
名品なのか衰えを全く感じさせない、いや現在でも十分に通用する音のスピーカーでした。
広いLDKでかつログの室内は全て木、そのソフトな反響音はとても耳に優しいのです。

冬、窓の外に舞う雪とストーブの炎を眺めつつ、ウイスキーを片手に坂本龍一あるいは久石譲あたりのピアノ楽曲を聴きたいものです、アナログで。
デジタルのCD、特にデジタル圧縮されている最近の音楽には、アナログにはある「人の耳では聞えない音域の音」がありません。デジタル処理で省かれてしまっているのです。
これを100の音とすれば、アナログでは150にも、200にもの音が含まれています。もちろん耳では100しか聞えませんが。
生の音楽では当然150にも200にもの音が飛んできます。でも反響し残留し壁に吸い込まれ増幅し・・・これがデジタルではかなわないダイナミックな音、肌でのみ感じられる音なのかもしれません。
2008年09月04日
地震保険は「解約」
地震保険の更新がやってきました。
このところ全国で震災が多発しているせいか、保険会社もCMバンバン流していますね。
でも解約しました。我が家(ログハウス)には必要無いと判断したからです。
我が家は住宅金融公庫からの融資を受けて建てています。
全返済期間分の火災保険が一括でかけてあり、オプション的に地震保険を掛けていました。
では何故地震保険を不要と判断したのかを書いてみましょう。
地震保険とは「住居に使用される建物および家財を対象とし、地震、噴火またはこれらによる津波によって発生した、火災・損壊・埋没・流失による損害を補償します。」
と損保ジャパンにはあります。
そして火災保険に入っている場合のみに契約でき、単独契約はできないと書かれています(損保ジャパン)
私の住んでいる場所の地震保険料率は0.65となっていました。最低で0.5みたいなので低い方ですね。でも体感できない程度の地震が日に数百回起きている地下深くでは火山活動で常に揺れているような地域です。ゆえに温泉も一杯湧いているのですが・・・
温泉に化けて地下の火山活動のエネルギーがガス抜きされているので「溜まって爆発」みたいなことによる大きな地震の可能性は少ないのです。
まず「過去に大地震はそれほど起きている地域でない」というのも理由の1つ。(大地震はあるにはあった)
ログハウスは現在耐震等級を取得するための認定作業を行っており、既に振動実験から耐震等級2または3が取得できるであろうと噂されています。これまでも「ログハウスは地震に強い」と言われていました、しかしお上や保険会社を納得させるだけの「科学的根拠が無かった」のでその耐震性能は相手にされていなかったのです、耐震等級が認定されればまた違ってくる訳です。
我が家は既に建ってしまっているので今更耐震等級の付与が受けられる訳じゃないと思いますが、かといって次に建てるものより劣っている訳も無く・・・
実際のところですが、地震で憂慮するのは地震を原因とする火災です。
建物の丈夫さは上から分かっています、では火災に対してはどうでしょう?
ログは燃える木を剥き出しです、かといって一般住宅だって燃えるビニルクロス内装なので大差ないですね。
我が家のキッチンの火元はIHヒーターでガスコンロではありません。「地震で失火する原因が無い」のです。そりゃ電気のショートによる失火は否定しませんが、そんなん言ってたらキリが無い。
更に自宅から失火しなくても隣の火事が延焼するかも・・・
これは大切です、火災保険において災害時のもらい火というのは保険の対象外とされているからです。阪神震災で問題になり保険の内容もあれこれ変わってきているようですが
「そもそも我が家には隣が無いので隣から延焼しようがない」のです。
隣まで500m離れてますもん・・・
なので地震の火の心配もごくごく僅かです。
地震の土砂災害は?
洪水で我が家が浸水したとすれば、たぶん我が県の県都含め7割が水没、九州も半分位水没で博多は壊滅でしょうなぁ・・・
標高500m以上の位置にある家が水没する洪水の可能性は限りなくゼロでしょう。
そんなことが起きたら世界が水没です。
裏山が崩れてくる!!えーと裏山裏山・・・・・・・・裏山が無い・・・ほぼ山頂なもので・・・
有り得るのは家のある敷地一帯が地すべりとして崩れる可能性です、つまりログハウスが地すべりでサーフィンする訳です。まぁこんな話は可能性こそゼロではないにしても絵空事でしょうね。
大きな山が崩壊するってことですから。
地震保険の中身を見れば見るほど、イザという時に我が家が該当して保証を受けられそうなものって無いんですよね。そりゃもし実際に大震災が付近で起こったとしても、前述のような可能性の低いものが起きない限り被災しようが無いのです。
そんな可能性の低いものの為に火災保険に追い掛けする地震保険の必要性を全く感じなくなりました。
今夏(2008)の豪雨災害を見ていると改めて自然の猛威と人間の力の小ささを感じざるを得ません。
水は高いところから低いところへ流れることは理です、なので古の人々は低地を避けて被災しない場所に家を建て、そこに群て町を形成したものです。
一生のうちに数回あるかないかの事だからと便利な平地の生活を選ぶのか、平地に比べて多少不便ではあっても水害を受けない場所に暮らすか、これは各自の判断です。
しかし現在の土地探しにおいて、自然災害を想定した要因を含めて土地を探している人はほとんど居ないと思います。
建築屋として言いたいことは「同じお金を払うのであれば、よりリスクの低いほうを選ぶべき」なのですが、人間とは勝手な生き物「真実を信じようとしないで、自分に都合の良いもの(それが何の根拠が無くても)を信じようとする」のです。
私、もう街中には住めません・・・住めても町の外れとかの高台でしょうね。
住まいを建てる場所選びって大切です。
このところ全国で震災が多発しているせいか、保険会社もCMバンバン流していますね。
でも解約しました。我が家(ログハウス)には必要無いと判断したからです。
我が家は住宅金融公庫からの融資を受けて建てています。
全返済期間分の火災保険が一括でかけてあり、オプション的に地震保険を掛けていました。
では何故地震保険を不要と判断したのかを書いてみましょう。
地震保険とは「住居に使用される建物および家財を対象とし、地震、噴火またはこれらによる津波によって発生した、火災・損壊・埋没・流失による損害を補償します。」
と損保ジャパンにはあります。
そして火災保険に入っている場合のみに契約でき、単独契約はできないと書かれています(損保ジャパン)
私の住んでいる場所の地震保険料率は0.65となっていました。最低で0.5みたいなので低い方ですね。でも体感できない程度の地震が日に数百回起きている地下深くでは火山活動で常に揺れているような地域です。ゆえに温泉も一杯湧いているのですが・・・
温泉に化けて地下の火山活動のエネルギーがガス抜きされているので「溜まって爆発」みたいなことによる大きな地震の可能性は少ないのです。
まず「過去に大地震はそれほど起きている地域でない」というのも理由の1つ。(大地震はあるにはあった)
ログハウスは現在耐震等級を取得するための認定作業を行っており、既に振動実験から耐震等級2または3が取得できるであろうと噂されています。これまでも「ログハウスは地震に強い」と言われていました、しかしお上や保険会社を納得させるだけの「科学的根拠が無かった」のでその耐震性能は相手にされていなかったのです、耐震等級が認定されればまた違ってくる訳です。
我が家は既に建ってしまっているので今更耐震等級の付与が受けられる訳じゃないと思いますが、かといって次に建てるものより劣っている訳も無く・・・
実際のところですが、地震で憂慮するのは地震を原因とする火災です。
建物の丈夫さは上から分かっています、では火災に対してはどうでしょう?
ログは燃える木を剥き出しです、かといって一般住宅だって燃えるビニルクロス内装なので大差ないですね。
我が家のキッチンの火元はIHヒーターでガスコンロではありません。「地震で失火する原因が無い」のです。そりゃ電気のショートによる失火は否定しませんが、そんなん言ってたらキリが無い。
更に自宅から失火しなくても隣の火事が延焼するかも・・・
これは大切です、火災保険において災害時のもらい火というのは保険の対象外とされているからです。阪神震災で問題になり保険の内容もあれこれ変わってきているようですが
「そもそも我が家には隣が無いので隣から延焼しようがない」のです。
隣まで500m離れてますもん・・・
なので地震の火の心配もごくごく僅かです。
地震の土砂災害は?
洪水で我が家が浸水したとすれば、たぶん我が県の県都含め7割が水没、九州も半分位水没で博多は壊滅でしょうなぁ・・・
標高500m以上の位置にある家が水没する洪水の可能性は限りなくゼロでしょう。
そんなことが起きたら世界が水没です。
裏山が崩れてくる!!えーと裏山裏山・・・・・・・・裏山が無い・・・ほぼ山頂なもので・・・
有り得るのは家のある敷地一帯が地すべりとして崩れる可能性です、つまりログハウスが地すべりでサーフィンする訳です。まぁこんな話は可能性こそゼロではないにしても絵空事でしょうね。
大きな山が崩壊するってことですから。
地震保険の中身を見れば見るほど、イザという時に我が家が該当して保証を受けられそうなものって無いんですよね。そりゃもし実際に大震災が付近で起こったとしても、前述のような可能性の低いものが起きない限り被災しようが無いのです。
そんな可能性の低いものの為に火災保険に追い掛けする地震保険の必要性を全く感じなくなりました。
今夏(2008)の豪雨災害を見ていると改めて自然の猛威と人間の力の小ささを感じざるを得ません。
水は高いところから低いところへ流れることは理です、なので古の人々は低地を避けて被災しない場所に家を建て、そこに群て町を形成したものです。
一生のうちに数回あるかないかの事だからと便利な平地の生活を選ぶのか、平地に比べて多少不便ではあっても水害を受けない場所に暮らすか、これは各自の判断です。
しかし現在の土地探しにおいて、自然災害を想定した要因を含めて土地を探している人はほとんど居ないと思います。
建築屋として言いたいことは「同じお金を払うのであれば、よりリスクの低いほうを選ぶべき」なのですが、人間とは勝手な生き物「真実を信じようとしないで、自分に都合の良いもの(それが何の根拠が無くても)を信じようとする」のです。
私、もう街中には住めません・・・住めても町の外れとかの高台でしょうね。
住まいを建てる場所選びって大切です。
2008年09月02日
山中湖の山荘

富士山の裾野に広がる山中湖湖畔の別荘地に建てさせていただいた別荘です。
この建物のデザインは、都会の狭小地でもログハウス住宅が建てられるように設計されたコンパクトなプラン、それを少し別荘向けにアレンジしています。
正面玄関脇の窓、デフォルトでは3連窓なのですが、その下に更に3連窓を付けて6つのコンビネーション窓にしています。
山中湖は冬は-20度、夏は30度と季節による気温の変化が激しく、夏の朝晩でも気温差が激しいのです。室温調整の為には小さなまどを複数用意して、必要に応じて開閉することで対応できる訳です。

傾斜した土地に建ててある為、傾斜の低いほうはかなりの高低差が生じています。
デッキ下にも程よいスペースが。
高くなった基礎の内部には収納としての機能も持たせています。

横長の窓はキッチンの窓です。これもワンサイズ大きくしました。
この窓から冬には湖が見えます、夏は木立が葉をつけるのでほとんど見えません。
窓が大きいと室内が明るいですね。

建物東面、シンメトリー基調のデザインです。
二階の窓上にも台形のFIX窓、これも明かり取りとデザインです。
風呂場以外の全ての窓は木製サッシ、Low-Eペアガラス(ガラス4ミリ+アルゴン12ミリ)です。

建物北側には灯油ボイラーの燃料タンクと給湯ボイラ、東面のそれは温泉専用給湯ボイラです。
毎日使うわけではないセカンドハウス、プロパンガスを用いると「使っていない月でも基本料金は課金されてしまう」という経済的ロスが生じます、まぁセカンドハウスを持つ位ですからガスの基本料金ごときでとやかく言う方も少ないのですが・・。でも別荘に電気温水器・・という人もほとんど居ません。
キッチンのIH化でガスレスの別荘は増えています。
積雪が多い地域ですから「雨樋はつけません」雪が屋根から落ちる際に雨どいを壊してしまうからです。おまけに周辺はカラマツの林、カラマツの葉は落葉するのでこれが雨樋に詰るんです。
なので雨樋は付けずにそのまま下に落します。
屋根に雪が残っています。
屋根には「雪止め」と呼ばれる金具を取り付けて雪を引っ掛け、雪が一気に滑り落ちるのを防いでいます。なぜなら雪が落ちるとき、たまたま下に人がいて落ちてきた雪に当たると大怪我をしてしまうからです。雪国には雪国ならでの仕様があります。
2008年08月29日
Sea Side Loghouse

私がフィンランドのログハウスのトリコになってしまった理由、このログハウスのテイストを感じていただければ分かっていただけるのではないでしょうか?
某ログ雑誌2003年5月号の表紙も飾ったこの物件、私もお世話になっている八ヶ岳の某カリスマデザイナーが遂の棲みかとして作った入魂の一棟です。
「OverTheRainbowを聴きながら」というサブタイトルの通り、窓の向うの水平線では日没時に綺麗な虹模様が描かれる・・・

伊豆半島の先端近くにあるとある入り江、近くに人家のない入り江に佇む一棟のログハウス。
道路から一段下がった場所にある為、建物からは人工的なものはほとんど見えない、そんなロケーションに建てられています。
外壁を真っ白に塗り上げてログハウスの雰囲気とはまるで別物。

RC造の駐車場は道路と同じレベル、そこから階段を下りて建物に至るアプローチはなにかギリシャの風景をイメージさせます。屋根はイタリアから取り寄せた明るい洋瓦です。
このRC駐車場の下空間はホームシアターに・・・
建物から更に下へ下って行くことが出来、最後には海に出るのですが・・・
プライベートビーチです、とても贅沢です。

玄関です。
以前ご紹介した南箱根の家と同様、大きな木製フレンチドアによる、しかも外壁より一段凹ませて設けられた玄関は存在感十分。アルミの軽薄な玄関ドアとは重厚さが違います。
使われているログも幅185ミリ高さ220ミリのブロック、ホンモノの重厚さのうっとおしさを緩和させるかのような白い塗装です。

玄関を入ったところからの室内です。
玄関入るとそこには大きなダイニングテーブル、そして奥海側にはキッチン、キッチンの大きな3連窓からは当然海が見える・・・
外壁同様に白く塗られた室内ですがログハウスなんですよー。

ダイニングを別角度から。
テレビのある正面右奥はトイレ、左奥は書斎になっています。
テレビの下はワインラックになっていて数十本のワインが寝かされています。

ダイニングルーム隣のリビングルーム、さり気なく置かれたグランドピアノからもその広さが伺えます。
床は全面タイル仕上げ、当然全面床暖房です(伊豆なのに・・)。雰囲気はもうプロヴァンス。
リビングの奥にはバスルームが・・・

バスルームでございます。ただただ広いです。とこぞの高級ホテルのスィートルームのバスルームより広いです。おまけにちゃんとトイレも設けてあるのが心憎いです。
広いドレッサーにバスタブはフレンチックな猫足スタイル。
いやはやこのバスタブに若い綺麗な〇〇さんみたいな女性がうっとりと浸かっている様はとっても絵になります。

バスタブだけじゃどこで体を洗うの?
そう思われた貴方は正しいです。で角度を替えたバスルームの画像です。
シャワーブースです。ガラス張りの・・・コーラー社製です。
私もシャワーブースは好んでいます、特に小さ目の別荘だとスペースの問題でお風呂が小さくなります。
0.75坪ユニットをムリヤリ設置して狭い中で入浴する位なら、シャワーブースユニットにして「風呂に浸かる」ことは諦めたほうが無難です。というのもこの辺りは2000湯以上の温泉があるんですから。

ダイニングの隣にはメインベッドルームです。
ゲストの居ない日常は夫婦二人で水入らず、使う空間もベッドルームとダイニングとキッチン、それにユーティリティ位ですね。コンパクトにまとまっています。

当然ですがベッドルームからも海が見えます。屋根の掛かったベランダが設けられており、雨の日でもベランダの椅子に腰掛けて海を眺めることができるのです。

リビングの右奥で存在感を主張していた赤い螺旋階段、これを登るとゲストルームがあります。
天井の低い「ロフト」に設けられたゲストルームは3ベッド、その圧迫感を緩和する為に2つの天窓が設けられています。ここから星を眺めながらZZZzzz・・・

海側には広いウッドデッキが設けられています。
室内からの眺望を邪魔しないようにデッキの広い部分は階段で数段下げられています。
そしてさりげなく置かれているウッドチェア・・・
人が出入りしているのがリビング、真中の3連窓はキッチン、右側のウッドチェアはメインベッドルームです。最も奥がバスルームの窓ですね。
私もいつかはこんな建物を建てて住んでみたいものです。
こんな建物をご希望のお客様、いつでも建てさせて頂きます。
2008年08月26日
オープンキッチンの家

埼玉県で建てさせて頂いたログハウス住宅です。
土地探しから長い長いお付き合いの末に実現した一軒です。
こちらもフリーデザインモデル、夫婦2人とペットのわんこが一緒に過ごすための工夫が一杯に仕込まれている家です。
グレーベースに赤いアクセントのカラーリングです。

中古の戸建てに住まわれていたオーナーは奥様と思い立ってログへの住み替えを決意
住んでいた家を売りに出し、新たローンを借りて土地探しへ。運良く見つかった訳あり中古物件を取得、周りが田畑で市街化調整地域でしたが既存宅地である為に再建築可という物件でした。
古い農家住宅と納屋を取り壊し(当時はまだミンチ解体出来た)更地にしてからのスタートでした。
幸い土地は切り売りできるほど広かったので広い庭を確保。
わんこを自由に走らせることが出来るように、敷地をフェンスで囲いました。庭には小山を作り薪置き場やガゼボまで。これらはオーナーの手作りです。

お隣との緩衝を取るために北側に駐車スペースを設け、北側玄関のプランニングです。
LDKは南側にあるので玄関入って廊下があります。
玄関の外で笠をさしたり、買い物の荷物も一度下に置いてからカギを操作できるよう玄関上には屋根を設けています。

西側へ出っ張りを設けてL字型のデザインはログでは定評です。
見た感じもグッときますね。瓦はラファージュブラースというフランスのセメント瓦です(国内ライセンス生産です)リビングの大型3連窓もデザインされています。

東側の屋根には大型のゲーブルドーマーが乗っています。このドーマー内側のスペースがメインベッドスペースになっています。朝日が差し込んで目が覚める・・・という訳です。

ここが内部ロフト、仕切りが1箇所で仕切りの中はウォークインクローゼット(正面右奥)です。つまりオープンなロフトスペースにベッドを置いてそのまま寝室になるのです。右側のエアコン下がそのスペースです。
ちょっと普通では考えにくいプランニングですが、オーナーは愛犬家で一階で寝ているわんこ達の様子もすぐ分かるようにしている訳です。

先ほどの左奥はこんな感じ、玄関右側のL字になっている部分のロフトです。
天井がとても低いのですがこれは折込済み、ここは奥様の趣味のスペースになるので天井が低くても構わないのです。

このスペースを反対側から見るとこうなっています。二階のバルコニーにアプローチする為のキャットウォークになっていたんですね。
南側は大型FIX窓でとても明るくなっています。

この家自慢のオープンキッチンです。特注品です。
画像では何も無いのでちょっとツマラナイですが、ここは見事に飾られて月刊ハウジング2003年4月号、輸入住宅に暮らす2003年SUMMER号に掲載されました。
キッチンの奥行きは1200、お友達を集めて皆でワイワイお料理やお菓子を作ることが出来るようにしてあります。カントリーキッチンでは有名なグリーンゲイブルズのキッチンを採用したかったのですが、如何せん高すぎて予算オーバー、そこでオリジナルキッチンをオーダーして作りました。
フルオーダーキッチンってバカ高いイメージがありますが、キッチンメーカーではない建具屋さんで作る木製キッチンだとそんなに値段が張るものでは無いんです。
ヘタなメーカー製より安かったりします。
でオール電化ですのでエコキュートとIHヒーターの組み合わせです。
コストのメリハリの為にお風呂を犠牲にしています。ユニットバスですがエコノミーグレードをチョイス。

ダイニング側から見たリビングルーム、リビングには二階へ上がるL階段、そして隅には薪ストーブが鎮座します。
ストーブと階段の間には3連窓をジャストフィットで組み込んであります。
最近でもたまにログ系の雑誌や輸入住宅系の雑誌に建物が紹介されていたりします。
2008年08月26日
南箱根の家

静岡側から富士山が見える別荘地として人気の南箱根ダイヤランド、そのダイヤランド内に2001年に建てさせて頂いた永住物件です。
某大手企業を定年退職され、東京を離れて第二の人生を過ごすため、人生最後の家としてログをお選び頂きました。
ちなみに別荘地のwebページでもこの建物は出てきます。
http://www.dialand.co.jp/bukken.html
物件情報の上帯に写っていますね。

この建物は道路からかなり上がった敷地に建てられています。ゆえに石積で斜面を補強しています。
道路から上がっているお陰で富士山の眺望を邪魔するものがない為視界は抜群です。
眺望を生かし敷地の条件に合わせたデザインを求められました。
結果シンメトリーで真中が凹になった目の字レイアウトでデザインされました。

敷地の有効部分の奥行きが少ないので奥行き6mの当時のフルスパンです。
リビングが向いている東面は三連窓と上部三連FIX窓でデザイン。
三連窓はもっと大きくしたかったのですが、冬の暖房用FFストーブを窓下に配置する必要がありこれを隠す為にはこのサイズが限界でした。

第二の余生を過ごす家、スペースの制約からも「玄関を無くす」というデザインを採用しています。
欧米にはありがちな、玄関ドアを開けたらそこはダイニングになっています。
しかもダイニングにはフレンチドアでここを開放すれば凹部の窪みが玄関スペース兼ウッドデッキになっていてテーブルを出すだけで外でランチを楽しんだりも出来ます。
道路から高低差がある敷地ならでは、かつ悠悠自適のセカンドライフスタイルならではの間取りです。
そんなに来客が多い訳でもありませんし、子供達も既に同居していないのであれば明確な玄関スペースの必要性が無い訳です。

玄関ドアを開けたらそこはキッチン、故に見せるキッチンです。
高級キッチンメーカーのトーヨーキッチンをカスタムしてI字+キャビネットでL字ユニットに仕上げています。キッチンウォールはモザイクタイル。

広いリビングは旦那さんの趣味のスペース、当初はスクリーンを装備してプロジェクターでホームシアター化される計画でしたが、大型のプラズマテレビの登場で明かりを消さないと見れないホームシアター計画から変更されました。それでも音響機器は本格派です。

ユーティリティもこだわっています。
コーラーのシンクボウルと水栓、そしてコンランショップのミラーユニットです。
洗濯機のサイズに合わせてカウンターを作りジャストフィットするようにしてあります。

一階のメインの寝室です。セカンドライフではワンフロアで全ての生活が出来るように設計されていると体が多少弱ったところで困りません。

あくまでエキストラの二階ロフトはロフト+1ルームに仕切って子供さんやお孫さん達が遊びに来た時用です。ロフトは奥様のスペースになっていました。
6x5mのリビングは二階吹き抜けで広々としたスペース
センターにダイニングと二階はロフト
メインベッドルームとユーティリティーの二階はエキストラルームと収納スペース
という間取り構成です。
オール電化で温泉も電気温水器で沸かしています。
薪の入手に苦労することが予見される為に薪ストーブは導入せずFF石油ストーブとエアコンで冷暖房です。
南箱根ダイヤランドは熱海と三島を結ぶ幹線道路の真中あたりに立地します。
2008年08月26日
ライトグリーンな家

折れ屋根の家と同じ住宅地、すぐ近くの区画に建つライトグリーンに塗られたログハウスです。
モデルはフリープラン、スタンダードな大屋根タイプの住宅です。
ライトグリーンをメインに緑系の濃淡色でカラーリングされています。
周辺は「いかにも住宅」という感じの家々ばかりですからライトな感じのこの家は全くログハウスっぽくない佇まいです。
折れ屋根の家をこのオーナーさんに見せたところ住宅地ごと気に入って頂いてここに建てられました。
実は斜め向かいにはBESS(ビッグフット)のカントリーカットログがお約束の濃茶で塗られて建てられているのですが、この2軒と比較してしまうと「本当に同じ時期に建てられたものなの?」と見違うほど全然違います。

整えられた外溝には2台分のカーポート、さりげなく停められているのはアルファロメオ・・・
うーんヨーロッパの家にはヨーロッパの車が似合います。
折れ屋根の家に比べると、敷地目一杯に大きめの建物を建てているので庭がありません。
オーナーさんはプロのアーティストさんで室内で楽器を鳴らされるのですが、ログの室内の音響の良さは予め分かっていたものの、住宅地でそれをやる事で近隣への音の迷惑問題をもの凄く気にされていました。
このオーナーさんが家を建てるにあたっては「室外へ音が洩れないこと」が条件の上位だったのです。
私たちもその性能がどの程度なのかはつかみかねる部分があった為、モデルハウスへ楽器を持参していただき実際に室内で演奏して頂きました。
そしてモデルハウスで防音性能をチェックした上で「この建物なら標準状態で街なかに建てて音を出しても大丈夫」と確認した上で建てさせて頂いた訳です。
仲間を集めて練習したり、セッションしたりする事もあるので庭を犠牲にして室内スペースを優先した作り、スタンダードモデルには敷地スペースに丁度良いものが無かったので好みのデザインラインを継承したオリジナルを設計して建てた訳です。
もちろんカラーリングも拘った結果ですね。
2008年08月22日
折れ屋根の家

千葉県の四海道市の住宅地に建てられた折れ屋根のログです。
道路拡幅に伴う代替換地で新興住宅団地の一部に割り当てられてしまいました、元の土地が狭かったので敷地が60坪程度しかなく(周辺は大抵1区画100坪)、様々な規制からプランニングして折れ屋根のコンパクトな建物になりました。
建物で敷地幅は一杯です。
駐車スペース確保は必須なので(関東だと郊外でも駐車場は1万/月位平気でします)表に確保、狭くても戸建てですから庭は欲しいものです。
施主さんはこれまでずっと団地暮らしでしたから念願の戸建てでペットも飼いたいという希望があり庭も確保です。

幸い南に面した敷地なので建物を敷地北側半分程にしてフリープランでびっちり設計しました。
間取りは2LDK+ロフト+Winクローゼットです。
折れ屋根下の手前半分は玄関スペース、奥が寝室から入るクローゼットです。
これまでの生活で蓄えられた荷物が団地の一室を占領、ある程度処分しても捨てられない荷物や箪笥がありますからそういうモノの置き場所をプランニングの時点で予め用意しておく訳です。
そうすれば引越ししてもコレはどこに置く、コレは捨てて持っていかないと予め決められる訳ですね。

かなりコンパクトな間取りなのでダイニングテーブルは作りつけ、キッチンスペースのムダをなくしてリビングの広さを確保しています。普段は夫婦2人住まいでたまにお子さんが帰ってくるという家です。

一階には夫婦の寝室、二階の部屋は息子さんの部屋、そしてロフトに机を作り付けにしてご主人の書斎スペースです。ロフトは奥様も趣味でお使いになります。
息子さんが友人を連れてくるとザコ寝スペースにも・・・

この多機能ぶりで第二のリビングになるのがロフトの良さですね、もちろんバルコニーに出られます。

スペースの関係でバスルームは1616タイプ(1坪)のユニットバスですが洗面脱衣所兼洗濯機置き場が狭くなってしまいました。そこでユニットバスと脱衣場の間の壁に収納を組み込んだ製品を選択。
これだとユーティリティ周りの小物をすっきりと収納出来ます。
通常はここは壁を作ってハリボテになりますが、この壁は半透明なので光も透過して窓の無いバスルーム(予算のメリハリ上高価なバス窓をカットした)ですが、この収納ウォールから脱衣場の窓の明かりが届きます。
まぁバスに窓があったとしても風呂に入るのは夜なので日中はほぼ関係無いんですよね。
乾燥も換気扇ですから・・・

建物北側は日照権絡みの北側斜線規制があります。これを回避する為に屋根の一部を斜めに削って裏側の土地の方の日当たりを確保してあげなくてはなりません。
もしくはこの規制ラインから外れるところまで建物を南に移動させればよい訳ですが、日当たりの悪い北側の土地を空けても使い道が無い訳ですね。
ですから屋根を削ってでも建物を北側に配置して南の日当たりの良い庭と駐車スペースを確保する訳です。
新築当時は周辺区画はまだ空いていましたが、現在はかなり家が建てられています。
大分だとさしずめ高江NTみたいな所ですね。
2008年08月22日
巻きましょう
メンテもいよいよ終盤です。
最大の課題であった東面の二階バルコニーを支えている梁の腐りをどうするか。
雨ざらしでボロボロになっている梁でしたが、シロタの部分はやられていても赤身の部分はしっかりしています。

梁にはポストが立てられて屋根荷重を負担しているようにも見えるのですが、そもそも軒の突き出しが母屋でも1200程度しかなく方杖も入っているので「このポスト自体の過重負担はほとんどない」と判断、ならば心材だけでもデッキ部分は十分に保持できるので梁の補強とか交換はやらずに「銅板を巻いてしまい雨が当らなくする」という方法を取りました。
もちろんコストも考慮した結果です。

梁一本2/3程度まで銅板を巻きつけてもらい、際や柱周りはコーキングして防水しました。
柱の下は以前のメンテで水抜穴があけてあるので柱のクラックから水が入ったとしても下に抜けかつ乾燥できるようにしています。

ガルバリウム鋼板などは安価ではありますがログの凹凸に合わせて加工しないといけないし、経年劣化での変化を考えれば多少材料が高く付いても銅を選んでおくのが良いと思います。
ステンレスは硬くて加工が大変、アルミは悪くないですが見た目がシルバーだしいずれ腐食して粉吹きになっちゃいますし・・・やっぱ銅なんですねぇ。
南側ログウォールのシルログ、裏側の上部がボッコリと腐食して欠損していました。
ここは勝手口の脇で腐食の発見が早かった為に施主さんがブリキ板を打ち付けていました。

お陰で腐りは止まっていたのですがバックアップ材とチンキングで埋めてしまうにも欠損が大きすぎて・・・で余った銅板でカバーしただけで良い事に。
サドルノッチの削りこみ部分があるので上手く板金を叩いて形状を合わせて・・・・
上下を銅釘で留めてログとの取り合いはチンキングしました。

木口方向からは水が入ることもあるかもしれませんが、これだけ大きく開いていれば乾燥もするし上からは雨水は入らないので水が入るのは台風の時位のものです。
このログの反対側はバックアップとチンクで大手術したとこです。
母屋と棟木も再塗装しました。
母屋先端部も腐りが廻っていましたがこちらも整形せずに腐った部分のみを削り落として防腐処理と再塗装です。

形成不要なのは表からは見えない部分なのと、予算の割り振りの都合上です。
確かに水を落す形状にまで削ったので見た目は良くないですが、逆にここに予算をかけて丸いログに再生したところでそのメリットは?という事でもあります。
限られた予算のなかで様々なメンテを行っています。
最大の課題であった東面の二階バルコニーを支えている梁の腐りをどうするか。
雨ざらしでボロボロになっている梁でしたが、シロタの部分はやられていても赤身の部分はしっかりしています。

梁にはポストが立てられて屋根荷重を負担しているようにも見えるのですが、そもそも軒の突き出しが母屋でも1200程度しかなく方杖も入っているので「このポスト自体の過重負担はほとんどない」と判断、ならば心材だけでもデッキ部分は十分に保持できるので梁の補強とか交換はやらずに「銅板を巻いてしまい雨が当らなくする」という方法を取りました。
もちろんコストも考慮した結果です。

梁一本2/3程度まで銅板を巻きつけてもらい、際や柱周りはコーキングして防水しました。
柱の下は以前のメンテで水抜穴があけてあるので柱のクラックから水が入ったとしても下に抜けかつ乾燥できるようにしています。

ガルバリウム鋼板などは安価ではありますがログの凹凸に合わせて加工しないといけないし、経年劣化での変化を考えれば多少材料が高く付いても銅を選んでおくのが良いと思います。
ステンレスは硬くて加工が大変、アルミは悪くないですが見た目がシルバーだしいずれ腐食して粉吹きになっちゃいますし・・・やっぱ銅なんですねぇ。
南側ログウォールのシルログ、裏側の上部がボッコリと腐食して欠損していました。
ここは勝手口の脇で腐食の発見が早かった為に施主さんがブリキ板を打ち付けていました。

お陰で腐りは止まっていたのですがバックアップ材とチンキングで埋めてしまうにも欠損が大きすぎて・・・で余った銅板でカバーしただけで良い事に。
サドルノッチの削りこみ部分があるので上手く板金を叩いて形状を合わせて・・・・
上下を銅釘で留めてログとの取り合いはチンキングしました。

木口方向からは水が入ることもあるかもしれませんが、これだけ大きく開いていれば乾燥もするし上からは雨水は入らないので水が入るのは台風の時位のものです。
このログの反対側はバックアップとチンクで大手術したとこです。
母屋と棟木も再塗装しました。
母屋先端部も腐りが廻っていましたがこちらも整形せずに腐った部分のみを削り落として防腐処理と再塗装です。

形成不要なのは表からは見えない部分なのと、予算の割り振りの都合上です。
確かに水を落す形状にまで削ったので見た目は良くないですが、逆にここに予算をかけて丸いログに再生したところでそのメリットは?という事でもあります。
限られた予算のなかで様々なメンテを行っています。
2008年08月05日
積みましょう
外部塗装が行われているのと同時進行で室内ではストーブの炉台の作り替え工事です。
まず室内の煙突を外してストーブをどかします。

ストーブはモルソーの1510、既にラインナップにはないストーブです。
現行の炉台はオーナーがセルフで作ったもの、35ミリ厚のレンガを何故か縦使いで積み上げたもので安定性もイマイチだし対火性能でも不安が残るところです。
まぁストーブのフルメンテナンスと合わせて作り直すことになりました。

ハツリ機まで持ち込みましたが、薄いレンガゆえちよっとハツって手で壊せてしまいました。
うーん、大きな地震が来れば自壊していたかも・・・です。
古い炉台を壊している間にストーブのチェック

内部の耐火レンガにヒビが見られます、このまま使い続けられなくもないのですが、背面とサイドの一枚を交換することになりました。
新しい炉台はベルギーレンガの赤白で赤目にて作ります。
レンガは350個用意しました。
メーカー発注でも良いのですが、ダイレクトに頼むとレンガの送料が凄いことになります。
結構メジャーなメーカーの品物がHCの軒先に積んであったりしますし、HCはトラック貸してくれたりするので近くのHCの品揃えから選びました。

底はコンパネ補強(もともと基礎から補強してある)してシート張ってレンガを並べ壁を積んでいきます。

その間に煙突も掃除しておきます。
屋根に登って角煙突のトップを開けると・・・いやー溜まりに溜まっておりました。
2-3センチも煤が堆積していたのですがヘラで削って袋に・・・
炎天下の屋根の上で汗べっとりで煤と格闘です。
室内はカバーしてあるとはいうものの余り煤は落せないので出来るだけ上で回収です。
煙突は掃除ブラシで中の煤をこそぎ落します。

炉台が積み上がりました。
サイドには小物入れも設けています、あとは目地を詰めれば・・・

白目地を詰めていい感じに仕上がりました。
当初はもう少し高くする予定でしたが、隣の冷蔵庫扉の開閉に干渉してしまうのでこの高さで止めました。

ストーブを戻して煙突を繋げばOKです。
外した煙突は室外で中の掃除をしておきます。
スーパーの袋一杯分の煤が出てきました。
炉台底は以前より高くなり、端も厚くなったのでストーブの位置が若干変わりました、煙突がそのまま付かなければ切断など加工をしなくてはなりません。
半ば強引でしたが外したののま煙突でなんとか繋ぐことが出来ました。

これで一段落、後は耐火レンガの交換のみです。
まず室内の煙突を外してストーブをどかします。

ストーブはモルソーの1510、既にラインナップにはないストーブです。
現行の炉台はオーナーがセルフで作ったもの、35ミリ厚のレンガを何故か縦使いで積み上げたもので安定性もイマイチだし対火性能でも不安が残るところです。
まぁストーブのフルメンテナンスと合わせて作り直すことになりました。

ハツリ機まで持ち込みましたが、薄いレンガゆえちよっとハツって手で壊せてしまいました。
うーん、大きな地震が来れば自壊していたかも・・・です。
古い炉台を壊している間にストーブのチェック

内部の耐火レンガにヒビが見られます、このまま使い続けられなくもないのですが、背面とサイドの一枚を交換することになりました。
新しい炉台はベルギーレンガの赤白で赤目にて作ります。
レンガは350個用意しました。
メーカー発注でも良いのですが、ダイレクトに頼むとレンガの送料が凄いことになります。
結構メジャーなメーカーの品物がHCの軒先に積んであったりしますし、HCはトラック貸してくれたりするので近くのHCの品揃えから選びました。

底はコンパネ補強(もともと基礎から補強してある)してシート張ってレンガを並べ壁を積んでいきます。

その間に煙突も掃除しておきます。
屋根に登って角煙突のトップを開けると・・・いやー溜まりに溜まっておりました。
2-3センチも煤が堆積していたのですがヘラで削って袋に・・・
炎天下の屋根の上で汗べっとりで煤と格闘です。
室内はカバーしてあるとはいうものの余り煤は落せないので出来るだけ上で回収です。
煙突は掃除ブラシで中の煤をこそぎ落します。

炉台が積み上がりました。
サイドには小物入れも設けています、あとは目地を詰めれば・・・

白目地を詰めていい感じに仕上がりました。
当初はもう少し高くする予定でしたが、隣の冷蔵庫扉の開閉に干渉してしまうのでこの高さで止めました。

ストーブを戻して煙突を繋げばOKです。
外した煙突は室外で中の掃除をしておきます。
スーパーの袋一杯分の煤が出てきました。
炉台底は以前より高くなり、端も厚くなったのでストーブの位置が若干変わりました、煙突がそのまま付かなければ切断など加工をしなくてはなりません。
半ば強引でしたが外したののま煙突でなんとか繋ぐことが出来ました。

これで一段落、後は耐火レンガの交換のみです。
2008年07月30日
補修しましょう
チンキングによるログの部分補修です。
南東角のシルログ(一番下のログ)、クラックから入った水でログ上部が大きく腐食、腐った部分を取り除いて防腐剤でベタベタにしてからチンキングです。
まずそのままチンク材をつめるとカートリッジ1本あっちゅーまに飲み込んでしまいそうなのでチンク材を節約する為にもバックアップ材でかさ上げです。

クラックだとその割れ目にバックアップ材を詰め込んでやれば良いのですが、広い面となればバックアップ材が動かないようにタッカーで留めてしまいます。
深いところには太い奴を、浅いところには細い奴を、こうやってある程度凹を埋めてやります。
バックアップ材を使わずにある種のコンクリートボンドを放り込んで埋める手もあります。

今度はビッグストレッチを塗りたくって表面を形成します。
ビッグストレッチも水性なので荒整形したあとに指先に水をつけてペタペタなぞると綺麗な表面になります。上手くやれば先端の¬部も綺麗に形成できそうですが、ヘラとか使いきれないので曲面仕上げにしました。一晩乾かして塗装すればこの通りです。
一見するとこの部分が欠損していたとは分かりません。

そして東面のシルログ、ペンキが塗ってあるので表面的には良さそうですがペンキの裏側では確実に腐朽が進行していました。


サンダーをかけているとボッコリ穴が開いて木屑がボロボロ出てきます。
腐ってしまった部分を掘り出すとシロタの部分はほぼダメでした、赤身の芯近くはまだしっかりしていたためそこまでほじくって防腐剤をタップリと塗って・・・さぁて仕上げはと゜うしたものか。


当初は檜丸太からログの形に削りだした材をダミーカバーとして付ける予定でした、でもコストが更に積み増しされてしまうしこちら側は建物の裏側なので来客の目に触れる場所でもありません。
板でカバーしてくれりゃいいと言われても、ペラペラの板では役不足だし板金処理もまた目立ち過ぎてしまいます。そこでツーバイ材の41x140という板を上手く合わせてカバーしてみました。
板も厚みがあるので存在感は十分だし塗装すれば割といいマッチングです。(塗装した板を取り付けて更に再塗装しています)
他のログとの取り合いをシールしてやれば良さそうな仕上がりです。



そもそもこのシルログが傷んでしまった原因は「浅い軒」と「海からの湿った風」「東面」「ログギリギリまでのウッドデッキ施工」など複合要因によるものと分析しています。浅い軒で濡れたシルログ、東面で正午前には日影になってしまい十分に乾燥させることが出来ない場所です、さらに眼下の海から湿った風が吹き寄せ乾きにくいコンディションです。
追い討ちをかけるかのようにログギリギリまで張られているウッドデッキによってデッキに落ちた水が風に押されてシルログを濡らしてしまうような構造になっていました。
軒を伸ばすことは今更出来ないのでまずはウッドデッキの端を切って3-5センチのクリアランスを設けました。これでデッキに落ちる雨水がデッキの手前で落ちてくれます。ハネ返りの雨水からは塗装で守ります。更にカバーの板が腐っても容易に取り替えられます。

元はこんな風にデッキ板がログギリギリまで延ばされていました。
これでは風で水が押されてログをよじ登ってしまいます、また濡れたログの乾きも悪いですね。

デッキ板の端を少し切り落としました。これで雨水対策は結構改善されるはずです。
この対策で今後どれだけ半分腐ったシルログをガードし続けられるか・・です。
最初の設計時にもっと軒を長くしていればこんな事にはなっていなかったと思われます。
木造の建物は寺社仏閣のように深い軒で構造を雨水から守る、これは設計のセオリーとも言えますが、最近の建物はコストダウンやデザイン優先で軒を短くすることが多いですね。
あっ、軒先を貸して母屋を取られないようにしているのかもしれません。
南東角のシルログ(一番下のログ)、クラックから入った水でログ上部が大きく腐食、腐った部分を取り除いて防腐剤でベタベタにしてからチンキングです。
まずそのままチンク材をつめるとカートリッジ1本あっちゅーまに飲み込んでしまいそうなのでチンク材を節約する為にもバックアップ材でかさ上げです。

クラックだとその割れ目にバックアップ材を詰め込んでやれば良いのですが、広い面となればバックアップ材が動かないようにタッカーで留めてしまいます。
深いところには太い奴を、浅いところには細い奴を、こうやってある程度凹を埋めてやります。
バックアップ材を使わずにある種のコンクリートボンドを放り込んで埋める手もあります。

今度はビッグストレッチを塗りたくって表面を形成します。
ビッグストレッチも水性なので荒整形したあとに指先に水をつけてペタペタなぞると綺麗な表面になります。上手くやれば先端の¬部も綺麗に形成できそうですが、ヘラとか使いきれないので曲面仕上げにしました。一晩乾かして塗装すればこの通りです。
一見するとこの部分が欠損していたとは分かりません。

そして東面のシルログ、ペンキが塗ってあるので表面的には良さそうですがペンキの裏側では確実に腐朽が進行していました。


サンダーをかけているとボッコリ穴が開いて木屑がボロボロ出てきます。
腐ってしまった部分を掘り出すとシロタの部分はほぼダメでした、赤身の芯近くはまだしっかりしていたためそこまでほじくって防腐剤をタップリと塗って・・・さぁて仕上げはと゜うしたものか。


当初は檜丸太からログの形に削りだした材をダミーカバーとして付ける予定でした、でもコストが更に積み増しされてしまうしこちら側は建物の裏側なので来客の目に触れる場所でもありません。
板でカバーしてくれりゃいいと言われても、ペラペラの板では役不足だし板金処理もまた目立ち過ぎてしまいます。そこでツーバイ材の41x140という板を上手く合わせてカバーしてみました。
板も厚みがあるので存在感は十分だし塗装すれば割といいマッチングです。(塗装した板を取り付けて更に再塗装しています)
他のログとの取り合いをシールしてやれば良さそうな仕上がりです。



そもそもこのシルログが傷んでしまった原因は「浅い軒」と「海からの湿った風」「東面」「ログギリギリまでのウッドデッキ施工」など複合要因によるものと分析しています。浅い軒で濡れたシルログ、東面で正午前には日影になってしまい十分に乾燥させることが出来ない場所です、さらに眼下の海から湿った風が吹き寄せ乾きにくいコンディションです。
追い討ちをかけるかのようにログギリギリまで張られているウッドデッキによってデッキに落ちた水が風に押されてシルログを濡らしてしまうような構造になっていました。
軒を伸ばすことは今更出来ないのでまずはウッドデッキの端を切って3-5センチのクリアランスを設けました。これでデッキに落ちる雨水がデッキの手前で落ちてくれます。ハネ返りの雨水からは塗装で守ります。更にカバーの板が腐っても容易に取り替えられます。

元はこんな風にデッキ板がログギリギリまで延ばされていました。
これでは風で水が押されてログをよじ登ってしまいます、また濡れたログの乾きも悪いですね。

デッキ板の端を少し切り落としました。これで雨水対策は結構改善されるはずです。
この対策で今後どれだけ半分腐ったシルログをガードし続けられるか・・です。
最初の設計時にもっと軒を長くしていればこんな事にはなっていなかったと思われます。
木造の建物は寺社仏閣のように深い軒で構造を雨水から守る、これは設計のセオリーとも言えますが、最近の建物はコストダウンやデザイン優先で軒を短くすることが多いですね。
あっ、軒先を貸して母屋を取られないようにしているのかもしれません。
2008年07月27日
塗りましょう
古いアクリルペンキの剥離が終われば新しい塗装工程です。

最初に施主さんが塗った塗料はシッケンズ・セトール7でした。そしてシッケンズで部分的なメンテをやった後にアクリルペンキを塗ってしまったそうな・・・
で今回のメンテナンスにおいてはフィンランドのティックリラの塗料を使う事になりました。

最初はもっと安価で入手の易いものを塗る予定だったのですが、ネタは高い安いはあっても塗る手間賃はほとんど変わりません。(実際には1工程増えるのでそれなりにコスト増なのですが・・・)それに「色と耐久性」という課題において安価な塗料に「綺麗で明るい色」というのは皆無に近いですね。
現状濃茶のログウォールですがティックリラを使えばこれを真っ白にでも真っ青や真っ赤にでも出来てしまいます、そして選んだ色は「明るい茶色」です。
ログのメンテナンス塗装においては新築時が一番明るくて、時を重ねるごとに色を深くしていく傾向が多いかと思います。この建物も当初は更に濃い色にする予定でした。しかし塗料から揮発する臭いに奥様が難色を示され、結果追加料金ですがこの塗装になりました。
当初のネタに比べて塗料代で数倍近のコスト増なのですが、トータルでは追加ン万円ですからよい判断をしていただいたと思っています。
こちらとしても最初の油性塗料を塗るのは汚れと臭いから覚悟が必要でしたので・・・
ティックリラを使うのであればそれなりにちゃんと使いたいものです。
まず最初に無垢の木肌にベース剤を塗布します。ティックリラベースというこの製品は防腐防カビ剤です、そして塗料を吸込む木肌に塗ることで塗料の吸い込みを抑える働きもあります。
このベースは無垢木肌の時だけしか使えない(塗装面に使っても浸透しないので意味が無い)ので剥離作業をやった今だけしか施工できません。新築の際にも最初の塗装時にのみ施工しますが「これを塗っておくのと塗らないのとでは後で大違い」なのです。
で下塗りみたいなものなので助っ人さんにベタベタとタップリ塗ってもらいます。
剥離してからずっと晴天続きでログ表面も十分に乾いており理想的な工程です。
これを塗ってしまえば雨が降ってもカビが出たりすることはもうありません。
ベースを乾かして本ネタを塗ります。
ティックリラのヴィンハ・オパークというこの製品、水性塗料で塗膜形成タイプです。
オスモのカントリーカラーに似ていますが向うは油性塗料、ちなみに水性油性とは塗料の顔料成分を油で溶いてあるのか水で溶いてあるのかの違いですから「水性だと雨が降れば塗装が流れてしまう・・・」なんてことはアルワケない。水も油も塗布後に乾いて無くなってしまい、木には顔料成分が残される訳です。
水性だと道具の洗浄も水洗いでOKだし、何と言っても油性溶剤のあの鼻につく独特の臭いもありません。実は施工する私たちも楽なのです。
そして最大のメリットは、塗幕形成タイプなのでヌリムラが出にくく仕上がりが綺麗なのです。
この塗装を二度塗り、ベースと合わせて3度塗って仕上がりです。

一度塗りでも画像では塗装部分がクッキリですね、゛も近くで見ると一度はやはり薄いです。
午前中は日差しの強い東面を避けて日影の南面を、午後から日陰になった東面をと日影を求めての作業です。

一発目が半分位まで進んだ東面、背後は海です。海風は心地よいのですが・・・日射が・・・

南面はニ発目も終わって完成、あのボッコリと腐って埋めたログのところも綺麗に何事もなかったかのように仕上がってます。
西面は何もやっていません、こちらはアクリルペンキも塗られていないし、デッキから低い脚立で容易にメンテできるのとほとんど傷んでないのでオーナーさんのセルフメンテです。
色の違いがクッキリとして・・・まぁ次期メンテで同じ色を塗ってもらえれば・・です。

塗装面のアップです。
真中少し上にチンキングしたクラックの部分があります。
このチンク材は上に塗装が綺麗に乗るのがグッドですね。
既に予算オーバーなので手間のかかるマスキングは行っていません、そういう意味では丁寧な仕事とは言えないのかもしれません。でも出来るだけ安く上げ、かつ良いものを使う為にオーナーに目をつぶってもらった部分でもあります。もっともオーナー自身セルフメンテでマスキングなんてやってないんですけどね。
右のドアとの取り合い部分に残っているシリコンコーキング、これにも一応塗料は乗りますが、乾くとやがてペリペリと剥離してしまいます。
へアーラインクラックくらいの細いひび割れもこの塗膜でカバー出来るのがグッドですね。
塗装の目的は木肌を劣化の原因となる紫外線や、腐りの原因となる水からガードする事にあります。
無垢の木を使うログに「割れ」は不可欠、乾燥気候の北米や北欧ならいざしらず、ここは高温多湿の日本ですからやはり環境にあった塗装とメンテナンスが建物を長持ちさせる為には不可欠です。
一応メンテ1年前と塗装後の比較です。


最初に施主さんが塗った塗料はシッケンズ・セトール7でした。そしてシッケンズで部分的なメンテをやった後にアクリルペンキを塗ってしまったそうな・・・
で今回のメンテナンスにおいてはフィンランドのティックリラの塗料を使う事になりました。

最初はもっと安価で入手の易いものを塗る予定だったのですが、ネタは高い安いはあっても塗る手間賃はほとんど変わりません。(実際には1工程増えるのでそれなりにコスト増なのですが・・・)それに「色と耐久性」という課題において安価な塗料に「綺麗で明るい色」というのは皆無に近いですね。
現状濃茶のログウォールですがティックリラを使えばこれを真っ白にでも真っ青や真っ赤にでも出来てしまいます、そして選んだ色は「明るい茶色」です。
ログのメンテナンス塗装においては新築時が一番明るくて、時を重ねるごとに色を深くしていく傾向が多いかと思います。この建物も当初は更に濃い色にする予定でした。しかし塗料から揮発する臭いに奥様が難色を示され、結果追加料金ですがこの塗装になりました。
当初のネタに比べて塗料代で数倍近のコスト増なのですが、トータルでは追加ン万円ですからよい判断をしていただいたと思っています。
こちらとしても最初の油性塗料を塗るのは汚れと臭いから覚悟が必要でしたので・・・
ティックリラを使うのであればそれなりにちゃんと使いたいものです。
まず最初に無垢の木肌にベース剤を塗布します。ティックリラベースというこの製品は防腐防カビ剤です、そして塗料を吸込む木肌に塗ることで塗料の吸い込みを抑える働きもあります。
このベースは無垢木肌の時だけしか使えない(塗装面に使っても浸透しないので意味が無い)ので剥離作業をやった今だけしか施工できません。新築の際にも最初の塗装時にのみ施工しますが「これを塗っておくのと塗らないのとでは後で大違い」なのです。
で下塗りみたいなものなので助っ人さんにベタベタとタップリ塗ってもらいます。
剥離してからずっと晴天続きでログ表面も十分に乾いており理想的な工程です。
これを塗ってしまえば雨が降ってもカビが出たりすることはもうありません。
ベースを乾かして本ネタを塗ります。
ティックリラのヴィンハ・オパークというこの製品、水性塗料で塗膜形成タイプです。
オスモのカントリーカラーに似ていますが向うは油性塗料、ちなみに水性油性とは塗料の顔料成分を油で溶いてあるのか水で溶いてあるのかの違いですから「水性だと雨が降れば塗装が流れてしまう・・・」なんてことはアルワケない。水も油も塗布後に乾いて無くなってしまい、木には顔料成分が残される訳です。
水性だと道具の洗浄も水洗いでOKだし、何と言っても油性溶剤のあの鼻につく独特の臭いもありません。実は施工する私たちも楽なのです。
そして最大のメリットは、塗幕形成タイプなのでヌリムラが出にくく仕上がりが綺麗なのです。
この塗装を二度塗り、ベースと合わせて3度塗って仕上がりです。

一度塗りでも画像では塗装部分がクッキリですね、゛も近くで見ると一度はやはり薄いです。
午前中は日差しの強い東面を避けて日影の南面を、午後から日陰になった東面をと日影を求めての作業です。

一発目が半分位まで進んだ東面、背後は海です。海風は心地よいのですが・・・日射が・・・

南面はニ発目も終わって完成、あのボッコリと腐って埋めたログのところも綺麗に何事もなかったかのように仕上がってます。
西面は何もやっていません、こちらはアクリルペンキも塗られていないし、デッキから低い脚立で容易にメンテできるのとほとんど傷んでないのでオーナーさんのセルフメンテです。
色の違いがクッキリとして・・・まぁ次期メンテで同じ色を塗ってもらえれば・・です。

塗装面のアップです。
真中少し上にチンキングしたクラックの部分があります。
このチンク材は上に塗装が綺麗に乗るのがグッドですね。
既に予算オーバーなので手間のかかるマスキングは行っていません、そういう意味では丁寧な仕事とは言えないのかもしれません。でも出来るだけ安く上げ、かつ良いものを使う為にオーナーに目をつぶってもらった部分でもあります。もっともオーナー自身セルフメンテでマスキングなんてやってないんですけどね。
右のドアとの取り合い部分に残っているシリコンコーキング、これにも一応塗料は乗りますが、乾くとやがてペリペリと剥離してしまいます。
へアーラインクラックくらいの細いひび割れもこの塗膜でカバー出来るのがグッドですね。
塗装の目的は木肌を劣化の原因となる紫外線や、腐りの原因となる水からガードする事にあります。
無垢の木を使うログに「割れ」は不可欠、乾燥気候の北米や北欧ならいざしらず、ここは高温多湿の日本ですからやはり環境にあった塗装とメンテナンスが建物を長持ちさせる為には不可欠です。
一応メンテ1年前と塗装後の比較です。

2008年07月22日
埋めましょう
ダメな塗装を削った後はクラックを埋めましょう。
ペンキを剥離すると下からクラックが出てきました。
クラックはシリコンコーキングされてからシーラーを塗布、そしてペンキを塗ってあったのですね。大変な手間隙を掛けられていた訳ですが、これらが全て「裏目」に出ていたと分かった施主様は「俺達何やってたんだろう」と奥様と消沈されていました。

一枚目の画像 シリコンコーキングは最初はいいものの、硬化して月日が経つとログの乾燥収縮の動きについていけず接着面が剥離してしまいます。ですから窓周りの防水とか何度もシリコンで防水しても水が入ってきてしまうのはこの為です。
クラックの場合、剥離した隙間から水が入り抜けないし乾燥しづらいのでどんどんと腐りの原因となってしまいます。
一部腐朽の激しい場所もありました。本当は腐朽部はガッツリ取り除いたほうが良いのですが(腐朽菌が入っている為)今回はそこのでの予算が無いので現状でメンテします。

まずは古いシリコンコーキングを除去、これは厄介でカッターナイフで切って取り除くしかありません。細いところまで全部は無理なので除去できるところのみチマチマと取り除きます。

シリコンを取り除くと大きなクラックが現れます。
バックアップ材もナシで単にシリコンぶち込んだだけのメンテナンス跡が生々しいですね。
木に付着したシリコンも出来るだけ剥がしておきます。

クラックの掃除か済んだら新しくチンキングしていきます。
割れ目にチンク材を充填していく訳ですがチンク材ってなーに?
チンク材は木専用品を使います、ホームセンターなどでは売られていません。
ウチが使用しているのはアメリカのサシュコ社の製品、今回はビッグストレッチという製品を使います。これはオガクズを木工ボンドで溶いたような奴ですが、乾くとゴム化してログの乾燥収縮に合わせて伸び縮みするのです。

まずは割れ目にバックアップ材を詰めていきます、こうしないとチンク材が幾らあっても足りないですからね。バックアップ材は発泡スチロールの紐を何種類課の太さで使ってます。
大きな割れ目にはバックアップ材をタッカーで留めたりする事も。
バックアップ材を付けたらコーキングガンを使ってチンク剤を塗布していきます。
チンク剤はシリコンと違って水性です、指についても簡単に落ちます。隙間無く充填するのにヘラとか使いますが結局指で形成していくのが最も早かったり・・・・

ビッグストレッチは新しい塗装が上に乗るので多少はみ出したりとか余り気にせず、とにかくタップリと塗りたいものです。ノーマルサイズのカートリッジだとあっちゅーまにカラになってしまいます。やはりハンドカットだと29ozのデカカートリッジが良いのかも。
カラーはサンタフェトレイルという茶色らしい茶色です。他にグレーとか焦げちゃとかあります。

最後に濡れ雑巾で表面を均したりすると良いらしいですが、今回はこのまま乾燥させます。

でこの作業をやっているのは比較的高所、南側の壁の上から2段目のログでした。
足場を組まないとアプローチできない壁ですから結構作業は大変でした。
ペンキを剥離すると下からクラックが出てきました。
クラックはシリコンコーキングされてからシーラーを塗布、そしてペンキを塗ってあったのですね。大変な手間隙を掛けられていた訳ですが、これらが全て「裏目」に出ていたと分かった施主様は「俺達何やってたんだろう」と奥様と消沈されていました。

一枚目の画像 シリコンコーキングは最初はいいものの、硬化して月日が経つとログの乾燥収縮の動きについていけず接着面が剥離してしまいます。ですから窓周りの防水とか何度もシリコンで防水しても水が入ってきてしまうのはこの為です。
クラックの場合、剥離した隙間から水が入り抜けないし乾燥しづらいのでどんどんと腐りの原因となってしまいます。
一部腐朽の激しい場所もありました。本当は腐朽部はガッツリ取り除いたほうが良いのですが(腐朽菌が入っている為)今回はそこのでの予算が無いので現状でメンテします。

まずは古いシリコンコーキングを除去、これは厄介でカッターナイフで切って取り除くしかありません。細いところまで全部は無理なので除去できるところのみチマチマと取り除きます。

シリコンを取り除くと大きなクラックが現れます。
バックアップ材もナシで単にシリコンぶち込んだだけのメンテナンス跡が生々しいですね。
木に付着したシリコンも出来るだけ剥がしておきます。

クラックの掃除か済んだら新しくチンキングしていきます。
割れ目にチンク材を充填していく訳ですがチンク材ってなーに?
チンク材は木専用品を使います、ホームセンターなどでは売られていません。
ウチが使用しているのはアメリカのサシュコ社の製品、今回はビッグストレッチという製品を使います。これはオガクズを木工ボンドで溶いたような奴ですが、乾くとゴム化してログの乾燥収縮に合わせて伸び縮みするのです。

まずは割れ目にバックアップ材を詰めていきます、こうしないとチンク材が幾らあっても足りないですからね。バックアップ材は発泡スチロールの紐を何種類課の太さで使ってます。
大きな割れ目にはバックアップ材をタッカーで留めたりする事も。
バックアップ材を付けたらコーキングガンを使ってチンク剤を塗布していきます。
チンク剤はシリコンと違って水性です、指についても簡単に落ちます。隙間無く充填するのにヘラとか使いますが結局指で形成していくのが最も早かったり・・・・

ビッグストレッチは新しい塗装が上に乗るので多少はみ出したりとか余り気にせず、とにかくタップリと塗りたいものです。ノーマルサイズのカートリッジだとあっちゅーまにカラになってしまいます。やはりハンドカットだと29ozのデカカートリッジが良いのかも。
カラーはサンタフェトレイルという茶色らしい茶色です。他にグレーとか焦げちゃとかあります。

最後に濡れ雑巾で表面を均したりすると良いらしいですが、今回はこのまま乾燥させます。

でこの作業をやっているのは比較的高所、南側の壁の上から2段目のログでした。
足場を組まないとアプローチできない壁ですから結構作業は大変でした。
2008年07月17日
削りましょう
某所で始まったハンドカットログハウスのメンテナンスです。
実はこの物件、今までも少しメンテ修理させていただいていたし、そもそも私は建築中も見に行った事があって古くから知っていたりします。
ログハウスはメンテナンスが大変と言われますが、メンテナンスもいろいろあって難しいのから簡単なの迄、そもそも作り方や仕様でもそのメンテにかかる手間隙は雲泥の差となります。
さてさてこのログハウス、ビルダーがチェンソーで刻んで手作りするハンドカットタイプです。
メンテナンスとしては手強い相手、しかもウチが建てた物件でもないし、過去のメンテナンスもオーナー任せで頼りない限りでした。
そもそもオーナーがビルダー(遠く)のアドバイスで2面にアクリルペンキ(普通私たちがペンキと呼んでいる奴)を塗ってしまったのが今回のコトの発端
ペンキは表面に分厚い塗膜を形成し、木が吸湿したり放出したりするのを妨げてしまいます。
寝ている人の顔に濡れ雑巾・・・とまでは言い過ぎですが、それ位木にダメージを与えてしまいます。
防水も最初の頃はいいけど木の収縮でやがては剥離、そこから雨水が侵入するとなお酷い事に・・・

この建物もそうやって傷み始めています。傷み始めたのが分かってからでは遅すぎるのですが、一昨年に二階のベランダの柱の一本を交換する工事とかやらせていただいております。
その際に東側(海側)のシルログの腐食について相談がありました。
傷みを止めるべく、かつ低予算と相反する条件でのメンテナンス
最初はオーナー自らペンキの剥離作業をやっていたがあえなくギブアップ
そりゃそうだ、高所作業+道具の振動と頭からオガクズを浴びて耳も鼻もオガクズだらけ+この暑さ
でこっちにお鉢が廻ってきたという訳です。

とりあえず塗られたペンキを全て剥離して再塗装、そして傷みのケア
+ストーブと煙突掃除まで依頼されてしまいました。

朝から晩までベビーサンダーでひたすらログを削ること5日、途中単管パイプで足場を組み(予算節約で足場屋にも頼めず・・)頭から茶色になりながら剥離作業は完了。

ペンキを剥離した場所とそうでない場所、クッキリと違いますね。

ログを削るのはベビーサンダーにこの木工サンダーバッドを取り付けてゴリゴリ削っていきます。
半日もやっていればすぐに目詰まりしたりヤスリがボロボロになるので使い捨て感覚で使います。

随分と綺麗になりました。
剥離した部分と未工事部分がクッキリと分かれますね。
実はこの物件、今までも少しメンテ修理させていただいていたし、そもそも私は建築中も見に行った事があって古くから知っていたりします。
ログハウスはメンテナンスが大変と言われますが、メンテナンスもいろいろあって難しいのから簡単なの迄、そもそも作り方や仕様でもそのメンテにかかる手間隙は雲泥の差となります。
さてさてこのログハウス、ビルダーがチェンソーで刻んで手作りするハンドカットタイプです。
メンテナンスとしては手強い相手、しかもウチが建てた物件でもないし、過去のメンテナンスもオーナー任せで頼りない限りでした。
そもそもオーナーがビルダー(遠く)のアドバイスで2面にアクリルペンキ(普通私たちがペンキと呼んでいる奴)を塗ってしまったのが今回のコトの発端
ペンキは表面に分厚い塗膜を形成し、木が吸湿したり放出したりするのを妨げてしまいます。
寝ている人の顔に濡れ雑巾・・・とまでは言い過ぎですが、それ位木にダメージを与えてしまいます。
防水も最初の頃はいいけど木の収縮でやがては剥離、そこから雨水が侵入するとなお酷い事に・・・

この建物もそうやって傷み始めています。傷み始めたのが分かってからでは遅すぎるのですが、一昨年に二階のベランダの柱の一本を交換する工事とかやらせていただいております。
その際に東側(海側)のシルログの腐食について相談がありました。
傷みを止めるべく、かつ低予算と相反する条件でのメンテナンス
最初はオーナー自らペンキの剥離作業をやっていたがあえなくギブアップ
そりゃそうだ、高所作業+道具の振動と頭からオガクズを浴びて耳も鼻もオガクズだらけ+この暑さ
でこっちにお鉢が廻ってきたという訳です。

とりあえず塗られたペンキを全て剥離して再塗装、そして傷みのケア
+ストーブと煙突掃除まで依頼されてしまいました。

朝から晩までベビーサンダーでひたすらログを削ること5日、途中単管パイプで足場を組み(予算節約で足場屋にも頼めず・・)頭から茶色になりながら剥離作業は完了。

ペンキを剥離した場所とそうでない場所、クッキリと違いますね。

ログを削るのはベビーサンダーにこの木工サンダーバッドを取り付けてゴリゴリ削っていきます。
半日もやっていればすぐに目詰まりしたりヤスリがボロボロになるので使い捨て感覚で使います。

随分と綺麗になりました。
剥離した部分と未工事部分がクッキリと分かれますね。
2008年06月25日
小屋を作るぜ2

梅雨の合間をぬって小屋作り進行中です。
ミニログで余っていた窓を取り付け、壁にシートを貼りました。
本来は防水シートと呼ばれる「防水透湿シート」を張るのですが、こちらは在庫切れなのでログキットを梱包していたシートを流用しました。こちらは「防水防湿シート」俗に言う気密シート相当なので将来の蒸れによる合板の痛みが心配ですが、そもそも小屋ですからそんなんカンケーネエ、張ってあるだけマシでしょ?
程度で流すことにします。

屋根を張っています。
雨漏りは避けたいのでちょっと奮発してゴムアスルーフィングを張りその上に屋根材です。
屋根材も買えば結構いいお値段、なので余りもののアスファルトシートをペタペタ張ってます。
ちなみにコイツは本来基礎の天端と一段目のログの間に防湿のために挟む奴です。

まぁ何にしても雨漏りさえしなけりゃいいんです。
しかもこの上には太陽熱温水器が乗るのでほとんどの部分はそれでカバーされちゃいますからね。
残りの部分はアスファルトシングルを買ってきて張り込みます。
シェイク(割り板)や竹瓦も検討したのですが、竹を切ってきて割ったり節を抜いたりする労力と周囲とのマッチングなどで断念、シェイクはコストが高すぎるし耐久性も難アリなんで止めました。
本当はもう少しお金をかけて「草屋根」にしたかったのですが・・・

室内も余りモノ(傷等でハネた床板)を張って床を作りました。
床もハネモノとは言え厚さ28ミリのパインムク材です、小屋には豪華過ぎますが他に無いので・・・
断熱はしてません、ただ薄い小さな合板が大量にストックされていたのでこれを3枚重ねで捨て張りしました。
2008年06月16日
小屋を作るぜ
梅雨でお天気が続かないのでまとまった仕事が出来ません。
こんな時にはどーでもよい仕事を片付けましょう。
で運良くゲットした太陽熱温水器、これをログの屋根に載せるには抵抗があるので専用の架台を作る事にしていました。
どうら架台を作るのなら下を物置にしよう、ならば物置小屋の屋根に温水器を載せよう
という訳で小屋作りです。
家の横手には昔親子用の小さな牛舎があってその部分はコンクリートが張られていました、既に土で覆われていた場所を掘り返し、結構な量の土をあちこちに放り捨ててコンクリートの床とご対面。
土中から昭和53年の10円玉が出てきました・・・
そこに古材を持って来てツーバイフォーと在来工法のハイブリッドでパネルを作ります。
倉庫にストックしてある余り材やどこかで壊された小屋の廃材など予め用意していた材料で出たトコ勝負での製作です。
そもそも寸法さえ決めていませんでした。
とりあえず2面のフレーム作って構造用合板でパネル化して繋いで・・・


桁材はログを載せていたソリ材を流用、垂木はログのフレーム材41*95を流用、ピッチは450で十分でっしゃろ?

鼻隠しはパインの荒板20*100、野地板は余りものの杉4分板

とりあえず2人がかりで一日で形にはなりました。
これが土曜日の仕事です。
で日曜は雨・・・(ToT)
今朝ほどホームセンターでルーフィングを買ってきて小雨の中ルーフィングだけ葺きました。
ここまで作って初めて買ってきたのがこのルーフ材でした。
なんとまぁ在庫抱えていたもんだか・・

さてさて、明日以降天気と相談ですな。
屋根は温水器の下には余りモノのアスファルトシートを敷いて仕上げにするとして、温水器が載る場所以外の屋根材は未定です。
アスファルトシングル?コロニアル?シーダーシェイク?瓦?
シェイクはいいけどそのうち腐るしなぁ、コロニアルはヤボったいし・・・
壁は防水シート巻いて窓つけて、仕上げは在庫の板張り予定です。
何色に塗ろうかナァ
こんな時にはどーでもよい仕事を片付けましょう。
で運良くゲットした太陽熱温水器、これをログの屋根に載せるには抵抗があるので専用の架台を作る事にしていました。
どうら架台を作るのなら下を物置にしよう、ならば物置小屋の屋根に温水器を載せよう
という訳で小屋作りです。
家の横手には昔親子用の小さな牛舎があってその部分はコンクリートが張られていました、既に土で覆われていた場所を掘り返し、結構な量の土をあちこちに放り捨ててコンクリートの床とご対面。
土中から昭和53年の10円玉が出てきました・・・
そこに古材を持って来てツーバイフォーと在来工法のハイブリッドでパネルを作ります。
倉庫にストックしてある余り材やどこかで壊された小屋の廃材など予め用意していた材料で出たトコ勝負での製作です。
そもそも寸法さえ決めていませんでした。
とりあえず2面のフレーム作って構造用合板でパネル化して繋いで・・・


桁材はログを載せていたソリ材を流用、垂木はログのフレーム材41*95を流用、ピッチは450で十分でっしゃろ?

鼻隠しはパインの荒板20*100、野地板は余りものの杉4分板

とりあえず2人がかりで一日で形にはなりました。
これが土曜日の仕事です。
で日曜は雨・・・(ToT)
今朝ほどホームセンターでルーフィングを買ってきて小雨の中ルーフィングだけ葺きました。
ここまで作って初めて買ってきたのがこのルーフ材でした。
なんとまぁ在庫抱えていたもんだか・・

さてさて、明日以降天気と相談ですな。
屋根は温水器の下には余りモノのアスファルトシートを敷いて仕上げにするとして、温水器が載る場所以外の屋根材は未定です。
アスファルトシングル?コロニアル?シーダーシェイク?瓦?
シェイクはいいけどそのうち腐るしなぁ、コロニアルはヤボったいし・・・
壁は防水シート巻いて窓つけて、仕上げは在庫の板張り予定です。
何色に塗ろうかナァ
タグ :小屋
2008年06月14日
夏の薪ストーブ
ログハウスに薪ストーブは相性の良いパートナー、だから薪ストーブの販売施工なんざもやっております。
実はストーブのブログも作ってあったり・・・
http://woodstove.junglekouen.com/
仕事用なので公開モードにはしておりません、弊社webサイトからのリンクのみとなっております。
こんな夏を迎えようかという時に、薪ストーブ設置のお話はちょくちょくあります。
実は昨日もお客様がお見えになりました、新築中の家にストーブを設置されたいのだとか。
残念ながら薪ストーブに純国産機はありません、北米製やヨーロッパ製がほとんどです。
ただ最近になって新潟の企業が中国のメーカーに設計・鋳型レベルからのタイアップで「かなり使える製品」をリリースしはじめています。
このお客様もそんなストーブを候補にお考えの様でした。
でカンカンガクガクの打ち合わせの末に現調して見積を出すことになりました。
薪ストーブは値引き無しの殿様商売のところが多いのですが、弊社は多少ですが値引き販売いたします。とさりげなく・・・
四角い箱煙突を屋根に取り付けようとしている主旨はよく分かりました。
しかし素人とは恐ろしい・・・メーカーカタログに載っているサンプル例の図面を元に忠実に現場で再現されています。このまま施工を進めて実際にストーブを設置していたら大変な事になっていたでしょうね。
とりあえず現場に今必要なこと、施主と協議して直さないといけないこと、煙突設計のセオリーなど説明して寸法確認して帰ってきました。

普通に考えてもこんな感じになるには屋根上で1.5m程度は立ち上がるものです。
(ちなみに屋根の一番高いところから60センチ以上高く、という基準があります)
見積して小型ストーブとは言え煙突と本体、設置費用でザックリ50万円です。
まぁ本物の薪ストーブを50万だと安いとは思いますが・・・
実はストーブのブログも作ってあったり・・・
http://woodstove.junglekouen.com/
仕事用なので公開モードにはしておりません、弊社webサイトからのリンクのみとなっております。
こんな夏を迎えようかという時に、薪ストーブ設置のお話はちょくちょくあります。
実は昨日もお客様がお見えになりました、新築中の家にストーブを設置されたいのだとか。
残念ながら薪ストーブに純国産機はありません、北米製やヨーロッパ製がほとんどです。
ただ最近になって新潟の企業が中国のメーカーに設計・鋳型レベルからのタイアップで「かなり使える製品」をリリースしはじめています。
このお客様もそんなストーブを候補にお考えの様でした。
でカンカンガクガクの打ち合わせの末に現調して見積を出すことになりました。
薪ストーブは値引き無しの殿様商売のところが多いのですが、弊社は多少ですが値引き販売いたします。とさりげなく・・・
四角い箱煙突を屋根に取り付けようとしている主旨はよく分かりました。
しかし素人とは恐ろしい・・・メーカーカタログに載っているサンプル例の図面を元に忠実に現場で再現されています。このまま施工を進めて実際にストーブを設置していたら大変な事になっていたでしょうね。
とりあえず現場に今必要なこと、施主と協議して直さないといけないこと、煙突設計のセオリーなど説明して寸法確認して帰ってきました。

普通に考えてもこんな感じになるには屋根上で1.5m程度は立ち上がるものです。
(ちなみに屋根の一番高いところから60センチ以上高く、という基準があります)
見積して小型ストーブとは言え煙突と本体、設置費用でザックリ50万円です。
まぁ本物の薪ストーブを50万だと安いとは思いますが・・・
タグ :薪ストーブ
2008年06月10日
トイレと風呂場をリフォーム 完成

まずダイニングの天井です。普通に平べったい吊り天井の貼り直しだったのですが、古い天井を落してみるとなかなか見栄えのする梁が出てきたので急遽吹き抜け化しました。
天井が高くなったことでダイニングの空間に広がりが出来ました。
照明は冷暖房効果も併せてシーリングファンを採用、ODELIC製ですが定価7万ナンボですが3.5割引ok
キッチンは水栓ほ単独栓からシングルレバーに交換しています。
キッチンの照明も新しくし、換気扇回りも少しいじりました。

縁側も天井貼り直し、元は合板でした。ダイニングと同じ杉の12ミリの無垢板です。
余り使わない照明は電球仕様のボンボリタイプ、定価6千円位で3.5割引ですから4千円位のものです。
これだけでも雰囲気が随分変わりますよ。

お風呂場の入り口は擦りガラスの引違戸でした。
一応年頃の娘も居るお宅ですので廊下側は片引戸でフラッシュタイプで。半分は杉板で埋めました。
戸の高さが低めですが、コストを抑える為に戸の枠は古いものをそのまま使っています。
框は新しくしました。

脱衣所内です。全面杉板張りです。照明はオールドアメリカンなタイプを。

洗面台はTOTOのニュークリアZシリーズ、シャンプードレッサーです。朝シャンが出来ます。
鏡は三面鏡です。鏡の裏が全面収納になっています。曇り止め付、コンセントはキャビネットに2つと壁に3口もあります。
定価20万ちょっとですが3割引けます。
紆余曲折あって窓が少し干渉しますがこの位置になりました。

トイレです。元々真中で仕切られていて男女に分かれていました。
それを1つにしたので窓が2つある広いトイレです。
スペースがあるのでトイレの後ろに収納棚とカウンターをつけました。
棚はトイレットロールのパッケージがそのまま入れられる大きさに。
紙巻器もダブルタイプでカウンター付です。
ウォシュレットはホームセンターの安売り29800-ですがリモコン付です。
窓が2つですが換気扇もつけました。

ユニットバス、TOTOのバスピアシリーズKAタイプの1620サイズ(1.25坪)です。広いですよ。
バスピアはフローピアのローグレードですがエコノミーです。
定価で120万程度の仕様ですが設置込80万以下で出来ます。
特注で太陽熱温水器からの専用水栓(バスタブ上)をつけてダブルドア仕様になっています。
ダブルドアは勝手口からのアプローチがあるからです。
農家なので仕事帰りのドロドロ状態で家の中を歩きたくないです、ですからお勝手にサブの脱衣所を設けてそこで山着を脱いで洗濯できるようにしました。

元々の風呂場からユニットのスペースを引いた残りのスペースがサブ脱衣所ですが、洗濯機を置く防水パンのサイズギリギリで何とか収まりました。
洗濯機の背後の腰壁上には洗剤などを置けるカウンターにしています。

勝手口から風呂へのアプローチです。段差が大きいので余り材でデッキを作りました。
ここは屋根があるのでこのデッキで脱衣も出来ます。
床下はあえてオープンにしています、床下にスペースがないので点検と通風を兼ねています。
もし配管から水漏れしたら・・・洗濯機をどかして防水パンを外した下に配管のヘッダーがまとめられているのです。

熱源は灯油ボイラー(風呂釜)です。太陽熱温水器からのお湯があるので風呂の追い炊きと台所、洗面への給水がメインとなります。定価40万近いセットですが3割は引けます。
これに排水で合併浄化槽の設置も行っています。
今まではトイレは汲取りで生活排水は「たれ流し」だったのです。
これで綺麗な排水が可能で家の裏からのドブ臭ともお別れです。
水回りがほぼ一新されました。給水も新しく引きなおし、屋内は架橋ポリエチレンパイプ配管です。
電気も回路を1つ増設して風呂場周りは別回路としました。
太陽熱温水器回りの配管も新しく取り替えました。
あちこち木工事もやっています。
これで総額350万ってとこなのですが高い?安い?
ちょっとした事なんでんご相談ください。
じゃん公価格でお安くしておきましょう。



