地盤より厄介なモノが・・
建物を建築するに当たり、その建物が立つ地盤はとても重要。
まぁこの頃は悪徳業者さんが過去にいろいろやらかしてくれた事からも「行き過ぎじゃないの?」と思えるくらい地盤についていろいろやらなくてはならなくなりました。
確かにRCやS造など重たい建物であればあるほど地盤の固さは求められる訳ですが・・・
ログハウスは木造の中では重たい建物になります、が、所詮は木造。
地面に掛かる総重量は建築全般からしてみれば「軽い」方に分類されます。
なので柔らかめの地盤であっても、比較的軽微な地盤改良工事で済むことが多い?です。
しかーし、今回は地盤よりも厄介な問題を複数抱えることに・・・・
擁壁・・・
そう、壁です。
とある案件では、購入検討中の土地はコンクリートブロック擁壁で周囲から1m程度高く嵩上げされている土地、そして古いブロック擁壁は建築にあたっては既存不適格とみなされる為、これらを撤去し相応の擁壁に作り直さなくてはなりません。そのコストは一声でも2-300万円・・・もっと掛かるかも・・・
これはあくまで壁部分だけ、更に地盤が悪いと地盤改良工事も追加されてしまう訳です。
別の案件では、購入予定の土地は既に擁壁があるものの擁壁が古い。
そして擁壁にはヒビが入っている・・・
このヒビが小さいものであれば補修すれば良いのですが、大きいものだと補修もそれなりに・・・
擁壁が作られた際の設計図などが残っていればまだしも、古い土地だとそんなものももう無いわけで・・・
擁壁は高さが低ければさほど問題にはならないのですが、高さがあると厄介なのです。
擁壁はあなどれないですね。
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