2013年07月01日

フィンランド住宅事情その2

一応二階建ての家もあります。
地震が無い国はシンプル構造でokなのでいいなぁ、簡単そうです。

皆大抵倉庫を備えるガレージ付き

如何にも北欧らしいデザインの建物

この建物、屋根下の黄色い部分は合板そのままなのですが・・・・塗装するの?
まだ仕上げ張るの?でも足場は?
もしかしてこれで終わり?そんな訳ないよねぇ・・・???

屋根上にたくさん出ているのは煙突と換気扇の排気口です。
また屋根に上がるはしごの設置は義務です。

今回一番ドギモを抜かれた建物がコレ
もう完成しています。

外壁仕上げは丸太をスライスしたものを張っただけ・・・まぁ下地でしっかり防水等やってあるのでしょうけど・・・
これアリなの?って位モダンかつワイルド、でも近くで見たら接合部の仕上げなんかかなりラフ
これでokなのが欧米ですね。

この東屋はサウナでもないし倉庫でもなさそうだし・・・・何なんでしょうね?

チラリと見えた室内、とてもお高そうな椅子や家具が置いてあります。
端から反対側の景色まで見えてしまう・・・うーんすばらしいデザインと唸ってしまいました。

RCっぽい建物作ってました。コンクリートブロックを積み上げただけの外壁みたいです。
これから仕上げはモルタル?塗装?まだ何か張る?
内断熱でこれでもかって位断熱してあるはずです。

道路と歩道、外溝・・・センスありますよね。
電柱が無くトータルでデザインするとこんなにハイセンスな町並みが出来る・・・

とにかく窓が大きい、そして熱損失抑えるために高断熱ペアorトリプルガラスサッシ、ほぼ木製枠のサッシですよ。

ある建物のエントランス、照明もお洒落です。
日本みたいに照明でデザイン台無しなんてこたぁありません。

コンパクトなキューブの家、日本でも同じようなの作られてますが・・・違いますねぇ

ツーバイ工法で通気スタッド設けて目透かし板横張り、コーナーはこれから取り付けるみたい・・・
どういう工程で家作ってるのか・・・・不思議な段取りですね。

まぁこんな感じに岩盤の上の薄い表土で木が生えてる、国中似たようなもので、表土は1m程度
もともと氷河時代に氷河が土地を削り取った後が湖になっている、そんな土地なのです。
日本とはまったく違います。
2013年06月30日

フィンランド住宅事情その1
フィンランドでは、人々は都市ではマンションに住んでいます。
郊外に行くと戸建になります。
北海道を除く日本ほどの国土に僅か520万人の人口しか居ませんし、山らしい山が無いので、日本のように過密ではありません。土地は広く選びたい放題です。
土地を買って家を建てる、日本では当たり前のことですが、現地では生活インフラの整備を一軒の為にやることはナンセンス、なので住宅地として開発されるそうです。
まずデベロッパーが「ここに作ろう」と場所を決め、道路を作るところから始めます。
住宅メーカーに打診して住宅メーカーがモデルハウスを建てます。
でモデルハウスが出来たところでハウジングフェアが開催され、後にモデルハウスは売却されます。
つまり日本の住宅展示場の大型みたいなのを作り、そのまま家は売ってしまい、展示場がやがて集落になると言う具合です。
面白いですね。

新しく作られている住宅地に行きました。道路から作りますので電線は地中埋設、美しい町並みが出来るわけです。

既に完成している家、大抵は平屋でガレージを備えます。
工法はツーバイ工法でやたらと分厚い壁、断熱は-30度の冷気に耐えられる仕様。

サンルームを付随する建物が多いですね。このガラスも当然ペアガラスです。
地震のない国なので構造はシンプルです。

TALOとは「家」という意味です。デザイナーズハウスってとこですかね。
結構隣と接近している建て方していますね。建売を意識した建て方です。

同じメーカーが建てているようですが、建物は日本みたいに同一ではなく少しずつ違っています。
色使いも参考になります。この屋根のデザインは流行みたいです。

こちらでも片流れ屋根は見られます。とにかく一軒一軒が大きい・・・
というか日本の家が小さいのか・・・

傾斜地利用の半地下ガレージの家、雪対策ですね。

大工さん・・・カーペンター
デザインの横木を打ち付けてました。使っている道具は日本では珍しくなったスティックネイラーガンでした。
日本は圧倒的にコイルネイラーですからね。コンプレッサーとエアー工具は世界共通。
ただ足場はここ用に組んだ簡易的なもの、日本みたいに全部バシッと足場かけて建ててる訳じゃないです。

押し切りの丸ノコ、専用スタンドで長尺対応。日本では見かけないスタンドですが向こうではHCで売ってます。

おらぁ、やっぱしヤンマーがええな!!
と彼らが言っているのかどうかは分かりませんけど・・・Made in JAPAN強し!!
あと日立の重機はよく見かけました。

母屋に裏にログハウスのゲストルーム?サウナ?
庭にプール設置中でした。
奥の沖縄の墓みたいなのは倉庫だそうです。

ナンジャコリャ? 植物のロール 日本で言うカット芝みたいなものですね。
沖縄の墓みたいな倉庫の屋上に敷かれているのがこれです。
フィンランドは地下浅くすぐに岩盤になってしまうので、表土が薄く、その表土にコケ?みたいな植物が根を絡めています。そこを切り取ってくればグリーンが移植できる訳ですね。
庭の緑化率は高いです。

道路の片隅のベンチスペースの片隅に植えられていた「パイン」の木、日本の赤松と同じ木です。
幼木なのに既に真っ直ぐに育ってます。
郊外に行くと戸建になります。
北海道を除く日本ほどの国土に僅か520万人の人口しか居ませんし、山らしい山が無いので、日本のように過密ではありません。土地は広く選びたい放題です。
土地を買って家を建てる、日本では当たり前のことですが、現地では生活インフラの整備を一軒の為にやることはナンセンス、なので住宅地として開発されるそうです。
まずデベロッパーが「ここに作ろう」と場所を決め、道路を作るところから始めます。
住宅メーカーに打診して住宅メーカーがモデルハウスを建てます。
でモデルハウスが出来たところでハウジングフェアが開催され、後にモデルハウスは売却されます。
つまり日本の住宅展示場の大型みたいなのを作り、そのまま家は売ってしまい、展示場がやがて集落になると言う具合です。
面白いですね。

新しく作られている住宅地に行きました。道路から作りますので電線は地中埋設、美しい町並みが出来るわけです。

既に完成している家、大抵は平屋でガレージを備えます。
工法はツーバイ工法でやたらと分厚い壁、断熱は-30度の冷気に耐えられる仕様。

サンルームを付随する建物が多いですね。このガラスも当然ペアガラスです。
地震のない国なので構造はシンプルです。

TALOとは「家」という意味です。デザイナーズハウスってとこですかね。
結構隣と接近している建て方していますね。建売を意識した建て方です。

同じメーカーが建てているようですが、建物は日本みたいに同一ではなく少しずつ違っています。
色使いも参考になります。この屋根のデザインは流行みたいです。

こちらでも片流れ屋根は見られます。とにかく一軒一軒が大きい・・・
というか日本の家が小さいのか・・・

傾斜地利用の半地下ガレージの家、雪対策ですね。

大工さん・・・カーペンター
デザインの横木を打ち付けてました。使っている道具は日本では珍しくなったスティックネイラーガンでした。
日本は圧倒的にコイルネイラーですからね。コンプレッサーとエアー工具は世界共通。
ただ足場はここ用に組んだ簡易的なもの、日本みたいに全部バシッと足場かけて建ててる訳じゃないです。

押し切りの丸ノコ、専用スタンドで長尺対応。日本では見かけないスタンドですが向こうではHCで売ってます。

おらぁ、やっぱしヤンマーがええな!!
と彼らが言っているのかどうかは分かりませんけど・・・Made in JAPAN強し!!
あと日立の重機はよく見かけました。

母屋に裏にログハウスのゲストルーム?サウナ?
庭にプール設置中でした。
奥の沖縄の墓みたいなのは倉庫だそうです。

ナンジャコリャ? 植物のロール 日本で言うカット芝みたいなものですね。
沖縄の墓みたいな倉庫の屋上に敷かれているのがこれです。
フィンランドは地下浅くすぐに岩盤になってしまうので、表土が薄く、その表土にコケ?みたいな植物が根を絡めています。そこを切り取ってくればグリーンが移植できる訳ですね。
庭の緑化率は高いです。

道路の片隅のベンチスペースの片隅に植えられていた「パイン」の木、日本の赤松と同じ木です。
幼木なのに既に真っ直ぐに育ってます。
タグ :フィンランドの住宅