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2011年10月29日

師匠と弟子

新築現場にて
地元の建設会社さんから2人の大工さんを借りています。
棟梁と弟子?ですね。

棟梁が何やら言っています。
「契約金で家でも建てるんじゃねぇか?」
とか
「プロ野球選手」
とか

ドラフトで西武ライオンズが2位指名したNTT東日本の小石選手
出身は大分県

弟子大工さんの実兄でした・・・

まぁ下衆な我々は契約金が幾らになるんだろう?と銭勘定でありました。
大工をしている弟君、若いのにしっかりと仕事します、いずれいい大工さんになると思われます。
ログも沢山勉強してウチの専属になってくれても良いのですが・・

  


Posted by ウエストガーデン at 00:35Comments(0)エトセトラ

2011年10月19日

再塗装工事

2003年年末竣工の我が家ですが、いよいよ再塗装のメンテナンスに入りました。
時間を見つけて自分で塗ろう、なんて考えていましたが
忙しくてとても無理っ!!
の状態で早3年・・・
さすがに最初に塗ったティックリラのバルチカラーもいよいよ退色してきており、南側はヤバイ状態に・・
なので塗装屋さんに依頼しました。
北側も塗装は残っているものの限界ですね。

バルチカラーのグレー、なかなかよく持ってくれたと思います。

新しい色は・・・
ほぼそのままのグレーです・・・・
但し、バルチカラー・オペックを使用します。
オペックシリーズは塗膜を形成するタイプの水性塗料です。
塗膜を作るので木目は消えてしまいます。
でも仕上がりは綺麗です。
耐久性も申し分ありません。

今日は建物を高圧洗浄で水洗い、少しノッチが染みたり、一部から水が入って来りしています。
全般的に汚れも落ちて綺麗になりました。

明日の足場組の現調に来ていた足場屋さんが、北側の棟下にスズメバチの巣を発見
大きなのが2つありました。
うち1つは放棄巣でした、ハチの居た巣はハチジェットスプレーで攻撃して夕方撤去しました。
割と大きな巣だったのでこっちも必死での作業でした。
ヘタに刺されるとスズメバチはヤバイですから。

  


Posted by ウエストガーデン at 00:02Comments(0)ログメンテナンス

2011年10月12日

垂木流し


屋根垂木を流して(取り付け)います。


垂木も無垢パイン材一本モノです。
とっても重たいです、パインですから・・・・
間違ってもランタサルミはスプルースは使いません。


垂木スペック 45x195ミリ なのでこの桁と棟木をワンスパンで飛ばすことが出来ます。
ここいらの在来工法で一般的な垂木のスペックは 杉45x60or45x45 です。
当然こんなワイドスパンは飛ばせないし、飛ばす必要も無いので在来では母屋が間に入っています。
垂木と垂木の間には転び止めを兼ねた「面戸板」が入れられます。



棟木とはLアングルプレートとで留められ、垂木同士をガセットで繋ぎます。


ゲーブルエンドの屋根ですから、一番上からセトリングが発生しセトルダウンします。
つまりログ壁が沈むのです。
三角形が沈んで圧縮されても底辺は変わりません、しかし屋根の勾配は緩やかになります。
すると屋根に載せてある垂木が桁方向へ押し出される形になります。
その動きを阻害しないよう、桁との連結は固定式のLアングルではなく、スライダー金物を使います。


  


Posted by ウエストガーデン at 01:35Comments(0)ただ今工事中

2011年10月08日

ログ積み完了


「おーい、タボくりぃー」
「ハーイ♪」
現場のヒトコマ
直接手渡せばいいのに?おふざけ?


彼らが居る場所は建物のてっぺんですからねぇ・・・
もちろん二階の床から手は届きません。


最も上になるピースが吊上げられました。
こんなに小さなピースでもクレーンで上げます。


ログ積みが完了しました。
クレーン屋さんお疲れ様です。
他の材料を移動させ、屋根垂木を室内側に吊り込んでもらいクレーンの出番はここまでです。


フィンランドタイプのマシンカットログハウスは、ログ材同士を木ダボで緊結して水平応力に対抗させます。こうやって二つの穴に「千鳥」でダボを打ち込むことにより、壁を一体化させ「耐力壁」となります。
国産ログやハンドカットログの一部には、タボではなくスチールの通しボルトによって水平力耐力を生み出す構造のものもあります。これのデメリットは通しボルトがある部分の基礎を「箱抜き」しなくてはならない事、そして箱抜きされた部分の通しボルトはセトリングによって下にくっついてしまっており、今更カットする事も、締め上げる事も出来ないという有様になっているケースが多いです。

ダボは32φの穴に少し大きいサイズの四角い木ダボを食い込ませて打ち込みます。
打ち込むダボの本数は、ダボ計算を行い壁一面あたりの必要本数を算出し、それ以上の本数を打ち込む必要があります。
ログ材加工工場ではデフォルト設定でダボ穴が加工されますが、これらに千鳥で打ち込めばかなり多い本数が打ち込まれることになります。

ダボ穴とは別に用意されている電設穴、ここにはリード線を通しておき、後から電気ケーブルを通します。画像で白く見えているのがリード線、一段ずつ通してあります。
またコンセントやスイッチが沢山集まる場所は、電設穴だけでは電線が収まりきれない為、穴の拡大加工を行なったりしています。


ログハウスはノッチとダボ緊結された耐力壁で壁を作る工法です。
しかしゲーブルエンドの妻壁は、単純にログを積み上げてダボで繋いだだけの壁、そうノッチがありません。
この壁は耐力壁ではなく、ノッチもないので壁を押すとフラフラ動きます。
結構怖いです、壁が斜めになってしまうんじゃないかと・・・
そこで補強の鉄パイプが打ちこれます。
この建物では一番長いパイプは2.4m、この画像のパイプでも1.6mあります。
また開口部脇にも長いパイプが打ち込まれており、このパイプが妻壁を真っ直ぐにしてくれます。
このパイプを通すパイプ穴、ここにダボを誤って打ち込んでしまうと・・・当然後からパイプが通せなくなりますので「厳重にチェック」されながら作業は進められます。

  


Posted by ウエストガーデン at 22:06Comments(0)ただ今工事中

2011年10月07日

ログ積み中


二階の高さまでログが積み終わりました。
ここで足場を掛けます、ここから上は高所作業でより危険度も高くなるからです。
本当は最初から足場は組まれていなくてはならないのですが、長いログを振り回す関係上、足場があるととても作業に邪魔なのです。


二階の床を作っています。
つまりこの二階床組みのタイミングでクレーンを一休みさせるので、この間に足場を組んでもらうのです。


二階の仮床を作ってログを積み増していきます。
今回は総二階モデルなので二階部分にも壁が立ち上がります。


この様に長いログが一本で渡されます。12mまでならコンテナに入る長さなのです。
それ以上の場合は、途中で切っておいて積むときに繋ぎます。


二階の壁が立ち上がってくると、部屋っぽくなってきました。
誰ですか?遺跡っぽいなんて言っている人はっ


ログを足場にぶつけない様に注意しながら、慎重に一段ずつ積んでいきます。


開口部の頭が繋がりました。
だんだん形が見えてきましたよ。


妻壁部分を積み上げています。
ノッチ(交差部)で囲まれた四角いスペースの壁は「耐力壁」です。
しかし、この様に3方しかない壁は耐力壁にはなりません。

棟の位置が変芯しているユニークなデザインです。


二階の壁がある程度立ち上がったら、クレーンを使って荷物を運び入れておきます。
これは建具のバンドルを吊り込みしているところです。
棟木が入るとスペースが2分されてしまい、荷物を入れずらくなるから今のうちに・・・
今入れておかないと、後で外で梱包をパラして一本ずつ手運びで搬入しなくてはならなくなります。
とーっても大変な重労働です、なので今のうちに・・・


棟木の1段目入りましたっ。
二階の壁を全部ログを積み上げる「ゲーブルエンド」では、棟木は組み込んだログ数段を束ねて棟木とします。


  


Posted by ウエストガーデン at 23:27Comments(0)ただ今工事中