2008年12月29日

倉庫を作ろう 完成

バイクガレージの製作で中断しておりました「倉庫を作ろう」ですが、バイクガレージ完成につき再開です。
先に手を付けていて後回しでいいんか?とお叱りを受けそうですが・・・
正面はログ建築時の余材として保管していたログパネル材を使用しました。
厚さ19ミリ、働き190ミリの本実という板はナカナカありません。
保管も数年に及んだので割と傷みも入っていましたがコスト優先で使用しました、一応漂白とカビ落ししてこんな状態です。これに塗装してやれば10年位は楽に持つでしょう、高床だし。
残り材料の都合上、4面とも仕上げが違います。
窓はありません。とことん収納させる倉庫です。
正面はログパネル材
入り口側は天井板(厚13ミリ働き115ミリ)の縦張り
反対側は天井板横張り
そして裏側は・・・

見地プロックの壁があって見えないので塩ビ波板張りです。とても安上がりです(^-^;)
しかもホームセンターで在庫処分投売りで随分と安く材料調達できました。

ドアの取っ手もパインの2x2材を切って作りました。
金物だと冬には冷たいし・・大きいのはコストかかりますし・・・
材料100円位なので・・・

倉庫内部です。
フレーム材の余りや切れ端で棚受を作り、余りのOSB合板を棚板にしました。
棚の高さは収納したいモノの高さに合わせて決めました。
正面奥は押し入れ的に使うので3x6版の合板一枚使いで910x1820の棚です。
両サイドに作れるだけ棚を作りました。
ちなみに照明は作業灯で32W蛍光電球を1灯、近くにスイッチングコンセントをつけて入り口のスイッチでオンオフできるようにしました。
「子供らがベッドにしそうやなー」と施主さん談
そりゃ大人でも寝られるだけの強度は持たせてありますから・・・
何の気なしに30kgの米袋が既に持ち込まれていました。
幅2m奥行き4.8m、約6畳の広さのツーバイ構造の倉庫です。
外壁仕上げ材は手持ち材なのでコスト発生していませんが材工一式50万円です。
外壁は杉の15ミリ板を縦張りしても材工一式60万円ってとこですね。
2008年12月27日
2008年12月23日

バイクガレージ 完成

今日はとても寒い一日でした、でもズボンの下にはスキー用のアンダータイツを履いて行ったから寒さはへっちゃらでした。
お陰で仕事も捗り、バイクガレージは一応の完成となりました。
若干コンクリ仕事とか残ってますが・・
早速ハーレーが入庫、入れてみると想像以上に中が広くて奥にイスとテーブルを置いて余裕でした。
オーナー一家にとても気に入って頂いたようで何よりです。

今日の作業は建具のトリムボード(日本では「額縁」と言う)取り付けです、オプション窓に付いて来たトリムボードは格好良くないので1x4材でトリムボードを作り取付します。
ドア周りにも・・・早速オーナーが塗装を始めました。

道路側の面、まだノッペリしています。
内部にフレームを作り、位置だしして壁を切ります。

切った壁には窓を取り付け。

窓にはトリムボードを取り付けます。

直に色が塗られました。ナカナカよい出来です。
窓がカワイイとご近所にも評判です。

ガレージ内部に余り材を使って棚を組みました。
FIX窓上と下、そしてサイド上部です。早速オーナーがキャンプ道具とか並べています。
その間に照明も取り付け、差当たりは母屋の屋外コンセントから給電して電気が点くようにしました。
いつの間にやらイスとテーブル、石油ストーブまで運び込まれました。
子供達にはアトリエにしようか?とか自分の部屋にしようかと虎視眈々狙われているようです。
そんなこんなしていたら外に置いてあったこのガレージの主となるハーレーダビッドソン、スポーツスターも運び込まれました。
2台入る予定ですが余裕で入ります。
幅2440、長さ3660、グリーンベル社のワークスガレージキット、オプション窓3つつけて大分まで送ってもらって約30万円です。
組立は基礎工事含め約20万円です。カスタマイズ出来ます。
このキットシリーズには床付きの「部屋」スタイルのものもあります。断熱材を仕込めば離れの部屋としても十分に使えます。
大きさも大小様々ですよ。
2008年12月23日

ガレージを作ろう 屋根まで完成

ガレージ作りの作業も架橋です。
残っていた壁を完成させ、細かな仕上げの部材を取り付けました。
入り口のドアも付けました。
ドアは観音開きでアンダーカットタイプです。
ドアを取り付けると一気に完成したように見えますねー

ガレージの母屋側は改造して施主さん手持ちのドアを付けました。
ドアサイズが大きくてノーマルでは入らない為、ドアを切断してサイズを合わせて取り付けています。
ドアの内部に鉄板が仕込まれていたのでマルノコで切った際にプチ花火大会でした。
ドアの横にはオプションの窓です。シングルハングで上に半分開きます。網戸も付いてて本格的です。
正面のドアを開けなくとも中へ入れる訳です。

屋根の水きり板金も施工して屋根を張りました。
屋根材はアスファルトシングルです、色は施主さん宅の母屋の色に近い色を選びました。
割といい感じです。
ここまで正味4日で出来ています。
タグ :キットガレージ
2008年12月20日
2008年12月20日

ガレージを作ろう ビルドアップ

今日は朝からガレージのビルドアップ
ツーバイ工法なので各壁を単体で組み立て、それを組み合わせて箱を作ります。
基礎のコンクリートも中1日で十分に固まりました。
アンカーボルトの下穴を開け、施主さんも手伝って頂いて3人で壁パネルをのせていきます。
一気にやってしまわないといけないので写真を撮り忘れてしまいました。
とにかく4面の壁を立ててお互いを連結
桁となる材料を取り付け、昨日組み立てておいた合掌の垂木を取り付け。
次に屋根野地合板を乗せて取り付け。
合板にアスファルトルーフィングを張り上げ、これで雨が降っても大丈夫になりました。
最後に施主さんの店のドアだった中古ドアを加工して取り付け。
ガレージっぽくなりました。

内部はこんな感じ、昨日作ったFIX窓もはめこみました。
2008年12月20日

ガレージを作ろう 窓も作ろう

組立をやっているツーバイガレージ
諸々とアレンジも加えます。まずは採光用の横長FIX窓。
こんなものは既製品を買うより作っちゃいます。
まぁ建具の本職ではないので日曜大工レベルですが・・・
これが完成品、大体タテ280ミリ横980ミリ程度の大きさです。
というのも・・・ガラスは割れやすいのでアクリル板をはめようとHCへ行ったら、
アクリル板高けっ!!
2ミリのアクリル板でもちょっとした大きさだとすぐに4000円とか7000円とかします。
こりゃー高くつくとガラス屋さんへ。
切れ端みたいな横長のガラスを1000円で買ってきました。まぁこれでもちょっと高いと思っていますが・・
ガラスの大きさが265-955なのでこれに合わせてフレームを作った・・・という訳です。
ガラスを切るのはちょっと技術が要りますからね。
窓に合わせてガラスを切ってもらうのが普通ですが、こちらは手許にあるガラスに合わせて窓を作りました。

窓の作り方も一番簡単な方法
まずツーバイ材をL字型に切ります。
それを必要な長さに切って枠状に組み立てます。
そうすると画像のようになります。
この枠の内側に買ってきたガラスをはめ込み、先程切り抜いた方をまたまた必要な長さに切ってガラスの押さえにします。
住まいではこんな建具は使いたくないですが、ガレージの採光窓なので見た目の多少はご愛嬌。
材料代はツーバイ材2本とガラスで2000円以下です。
ガラスの外側に防水シールのコーキング打てば完成です。
押さえを外せばガラスも外せるので割れても交換できます。
2008年12月18日

ガレージを作ろう

杵築の某所にてバイクガレージを建てるお話を頂いており着手しました。
キットガレージなので材料が一式で送られてきます。
このカーポートスペースにガレージを建ててしまおうという算段です。

届いたキットを解包してマニュアルに従ってツーバイのフレームを組みます。
倉庫と同じ要領です。倉庫は下地合板に防水シート貼ってますがこちらは一発仕上げです。
壁となるOSB合板は外側が塗装済み、プレカットでピッタリサイズで送られてきます。

各パーツには記号が打ってあります。まさしく木のプラモデルです。
フレームを組んだところ。

フレームに塗装済みのボードを貼れば一面完成です。

ガレージを作ると邪魔になる電気温水器は奥へ移動させました。
この移動が結構大変な工事でした。
簡易独立基礎の予定だったのですが、急遽ブロック基礎に変更になり本体製作は止めて基礎工事を行なっています。
2008年12月13日

倉庫を作ろう-3
倉庫作り4日目です。
オーナー宅に残してあったログ新築時の余り材、ログパネル材を引っ張り出して正面の外装に貼りました。かなり汚れたりカビが生えたりしていましたが、新しい材料をどんどん買っていたのでは予算が膨れる一方ですからね(実費でローコストで作っています)
一人だったのとスピード施工だったので画像撮っていません(^_^;)
上から張り下がってあと2.5列のところまで貼り終わりました。材料も無くなりました。かなりカビてます。
材料がなくなったので室内工事へとシフトしました。
床はHCにてB級フローリング12ミリを購入して施工、倉庫の床ですし9ミリOSB合板の捨て張りもありますからね。
途中で電源工事、屋外のライトアップ電源(スイッチドコンセント)を移設し、ついでに倉庫内に引込。
倉庫の明かりは150W相当の投光機1灯に決めました、予算977円也ー
床を全部貼って片付けて帰ってきたら10時でした・・・
オーナー宅に残してあったログ新築時の余り材、ログパネル材を引っ張り出して正面の外装に貼りました。かなり汚れたりカビが生えたりしていましたが、新しい材料をどんどん買っていたのでは予算が膨れる一方ですからね(実費でローコストで作っています)
一人だったのとスピード施工だったので画像撮っていません(^_^;)
上から張り下がってあと2.5列のところまで貼り終わりました。材料も無くなりました。かなりカビてます。
材料がなくなったので室内工事へとシフトしました。
床はHCにてB級フローリング12ミリを購入して施工、倉庫の床ですし9ミリOSB合板の捨て張りもありますからね。
途中で電源工事、屋外のライトアップ電源(スイッチドコンセント)を移設し、ついでに倉庫内に引込。
倉庫の明かりは150W相当の投光機1灯に決めました、予算977円也ー
床を全部貼って片付けて帰ってきたら10時でした・・・
2008年12月11日

倉庫を作ろう-2

倉庫作りの続報です。なんとか雨露を凌げるスペースまで突貫工事した倉庫。
まず周り全てにOSB合板を貼って耐力壁にします。
これでツーバイフォーの枠組工法の壁になります。
次に防水の為にシートを貼ります。
建物外部に使用するのは「防水透湿シート」です。透湿というところがポイントです。
室内側は気密シートとも呼ばれる「防水防湿シート」を使いますが今回は倉庫なので室内側シートは施工されません。
外から中へはシートにより遮湿されますが、中から外へは透湿されます。
この辺りは現代の気密住宅施工においては「とても大切な基礎知識」です。

シート貼り終えたら忘れていた「鼻隠し」を取り付けました。垂木の木口を隠すのが「鼻隠し」です。
神輿を担ぐ先頭を鼻持ちなどと言いますが、担ぎ棒の木口も鼻ですねぇ。

ドアを作っています、幅800で高さ1850位、2x2材でフレーミング、コレに板貼って完成、簡単なドアです。

ドア廻りの壁を張っています。
ログ新築時に余っていた天井板(パイン15ミリ目透板)ですが少し痛んでます、まぁ使えそうなところを選んで・・・ドアデザインもあり縦張りにしました。
目地に合わせてドアも作り取り付けました。少しズレましたがまぁ及第点でしょう。

防水シートにくるまれて、更にドアが付いて室内が出来ました。
内部はツーバイフレーム表しでこんな感じです。
つのフレームを使って棚板を好きなように施工できます。
完成まではもう少し掛かりそうです。
2008年12月10日

値下げしました
ベースプランの価格が改定されました。
全体として為替を反映させ1割近くベースダウン、つまり
お安くなりました
為替はもっとよくなっているじゃないか!
そういうご指摘は良く分かります。
しかし私達は為替が高騰している時、リアルタイムにそれを反映させていません。
総輸入元、そして販売店である私たちの利益率を犠牲にして値上げ幅を抑えてきました。
ですから為替改善率と値下げ率は比例しないことをご理解ください。
ランタサルミでは根太や垂木、間柱など完成後には表に出ない構造材を国産材を使用するハイブリッドも認めています。これはそれらのボリュームを減らすことでコンテナ容量を減らし、輸送に使うコンテナの数を少なくする事で輸送費のコストダウンを計れるようにする為です。
北米ツーバイ規格材の流用も可能で、大手商社によって廉価で流通する汎用材を組み合わせる事も可能です。
全体として為替を反映させ1割近くベースダウン、つまり
お安くなりました
為替はもっとよくなっているじゃないか!
そういうご指摘は良く分かります。
しかし私達は為替が高騰している時、リアルタイムにそれを反映させていません。
総輸入元、そして販売店である私たちの利益率を犠牲にして値上げ幅を抑えてきました。
ですから為替改善率と値下げ率は比例しないことをご理解ください。
ランタサルミでは根太や垂木、間柱など完成後には表に出ない構造材を国産材を使用するハイブリッドも認めています。これはそれらのボリュームを減らすことでコンテナ容量を減らし、輸送に使うコンテナの数を少なくする事で輸送費のコストダウンを計れるようにする為です。
北米ツーバイ規格材の流用も可能で、大手商社によって廉価で流通する汎用材を組み合わせる事も可能です。
2008年12月08日

建築費というもの
ログハウスもそうですが、家の建築費についてです。
昨今の住宅市場を席巻しているのは福岡発のパワービルダー「タマホーム」さんです。
坪24万8千円をウリに年間数千?数万?棟を建てるらしいです。
坪単価
皆さんが一般的に思うのは坪単価=家の値段でしょう。
大体坪50万が基準みたいになっててそれより安い高いで判断されている人が多いように感じています。
坪50万で40坪の家で2000万円とか。
その考え方は
大間違いです
家の値段は坪単価X広さの掛け算ではありません。
全てのパーツのコストの積算(足し算)なんです。
ではタマホームで10坪の家を248万円で作ってくれるでしょうか?
絶対にムリです
10坪の家とて50坪の家とてキッチンや風呂場やトイレは最低1つ必要です。
基礎も屋根も1つです。
電気の引き込み工事や水道の給排水工事も家の大きさに関わらず同じだけ必要です。
坪単価とはそれらの積算を広さで割り戻しただけ
です、上の理屈から言えば大きな家になればなるほど坪単価は低く、逆に小さければ小さいほど高くなります。
だって家を建てるには箱がなくても「電気・水道・ガス」「キッチン・ユニットバス・照明器具にトイレ」などのコストが掛かりますからね。それをどのサイズの箱に入れるか?という事です。
更に・・・
30坪1500万の家に300万のグリーンゲイブルズのカントリーキッチンを付ける、とか、デザイナーズ照明器具を付ける、とか、ユニットバスにジェットバスを付けるなどすれば坪単価は簡単に10万円もUPしてしまいます。
平屋と2.3階建ての坪単価も要注意です。
平屋であっても2階建てであっても
基礎は1つ屋根も1つ
です。10坪の平屋のコストを100とします、床1に対する屋根10/坪のコストです、1F10坪の二階建てだと床は20坪なので屋根のコストは5/坪です、更に3階建てだとコストは3/坪です。
基礎も同じ事が言えます。
同じ大きさの基礎の上に建つ建物は、複層にすればするほど坪当たりのコストが小さく見えるというマジックがあります。
坪単価のマジックに惑わされないようにしましょう。
平屋というのは坪単価は実は高くなってしまうのです。
優秀な営業マンというのは、このマジックで上手にお客さんを手玉にとります。
お客さんの希望を限られた予算の中でやりくりする、それは決して会社の利益を削ることではありません、逆に手間分利益幅を多くされてしまうかも・・・・
あれこれ希望を出しても最初の予算の中で吸収してくれた・・・それは最初から余程利益が乗せられていたか、見えない部分の仕様を下げて帳尻を合わせているのか、大抵どちらかです。
これが施工の人件費とかに回されると実に酷いことになります、大工とて人の子
安い賃金しか貰えない現場で100%の仕事なんて期待できるはずもありません。
昨今の住宅市場を席巻しているのは福岡発のパワービルダー「タマホーム」さんです。
坪24万8千円をウリに年間数千?数万?棟を建てるらしいです。
坪単価
皆さんが一般的に思うのは坪単価=家の値段でしょう。
大体坪50万が基準みたいになっててそれより安い高いで判断されている人が多いように感じています。
坪50万で40坪の家で2000万円とか。
その考え方は
大間違いです
家の値段は坪単価X広さの掛け算ではありません。
全てのパーツのコストの積算(足し算)なんです。
ではタマホームで10坪の家を248万円で作ってくれるでしょうか?
絶対にムリです
10坪の家とて50坪の家とてキッチンや風呂場やトイレは最低1つ必要です。
基礎も屋根も1つです。
電気の引き込み工事や水道の給排水工事も家の大きさに関わらず同じだけ必要です。
坪単価とはそれらの積算を広さで割り戻しただけ
です、上の理屈から言えば大きな家になればなるほど坪単価は低く、逆に小さければ小さいほど高くなります。
だって家を建てるには箱がなくても「電気・水道・ガス」「キッチン・ユニットバス・照明器具にトイレ」などのコストが掛かりますからね。それをどのサイズの箱に入れるか?という事です。
更に・・・
30坪1500万の家に300万のグリーンゲイブルズのカントリーキッチンを付ける、とか、デザイナーズ照明器具を付ける、とか、ユニットバスにジェットバスを付けるなどすれば坪単価は簡単に10万円もUPしてしまいます。
平屋と2.3階建ての坪単価も要注意です。
平屋であっても2階建てであっても
基礎は1つ屋根も1つ
です。10坪の平屋のコストを100とします、床1に対する屋根10/坪のコストです、1F10坪の二階建てだと床は20坪なので屋根のコストは5/坪です、更に3階建てだとコストは3/坪です。
基礎も同じ事が言えます。
同じ大きさの基礎の上に建つ建物は、複層にすればするほど坪当たりのコストが小さく見えるというマジックがあります。
坪単価のマジックに惑わされないようにしましょう。
平屋というのは坪単価は実は高くなってしまうのです。
優秀な営業マンというのは、このマジックで上手にお客さんを手玉にとります。
お客さんの希望を限られた予算の中でやりくりする、それは決して会社の利益を削ることではありません、逆に手間分利益幅を多くされてしまうかも・・・・
あれこれ希望を出しても最初の予算の中で吸収してくれた・・・それは最初から余程利益が乗せられていたか、見えない部分の仕様を下げて帳尻を合わせているのか、大抵どちらかです。
これが施工の人件費とかに回されると実に酷いことになります、大工とて人の子
安い賃金しか貰えない現場で100%の仕事なんて期待できるはずもありません。
2008年12月05日

倉庫を作ろう

ログのお客さんから「庭に倉庫を作りたい」とオーダーを受けておりました。
予算は「かかった分だけ」・・・・
で突貫工事の為に助っ人と泊りがけで工事に行ってきました。
場所は関門橋の向うです。
道具だけ持っていって材料は向うのホームセンター調達です。
2mX4mの倉庫を作ります、構造は大分では馴染の薄い2X4です。DIYの延長ですな。
ちなみに10平米以上の建物を作る場合には「建築確認申請」が必要になります、今回は8平米なので公的許可は何も要りません。

まずは配置を決め束石と束用の防腐剤注入材、そして床ステージの材料を調達。
ウッドデッキ製作の要領でステージフレームを組みOSB合板で仮床。
仮床の上で2X4(38x89)材でフレームを組立て起こします。
フレームを起こしたり、レベルを合わせたりと一人でやっていたのでは遅々として進まないので二人で一気にやっつけるのです。
1日目の午前中には仮床、午後からフレーム組んでフレーム2面を立ち上げるところまで1日で進みました。

2日目は桁材を取り付けて垂木を流し、OSB合板の屋根下地を打ち防水ルーフィングを葺いてから屋根材を葺きます。
垂木と垂木の間には面戸板を取り付けて隙間を防ぎます。結構手間ですが二人でやれば切る人と留める人で作業も進みます。
空いた時間に組み立てる、という前提での仕事なのですが、作りかけを「雨ざらし」には出来ないので「屋根仕舞い」までを一気に進めようという訳です。
屋根材を張り始めたところで山口は雨が降り出しました。
何とかセーフです。
材料や道具を製作中の倉庫へ入れて濡れない作業場が完成してますからね。
2日でここまで作り上げて一時退散です。
また来週続きを組立に行きます。
ここまでの材料費は約13万円です。