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2012年04月30日

現在のトレンド?


先日、軽井沢へ訪れた際に見学させてもらった物件です。
最近のランタサルミのデザイントレンドはこのボウウインドウ風の出窓?っぽいディティール
単体の窓をコンビネーションさせて現場で作っているのです。


実際にどう作るのかも教えてもらいました。
台風の多い九州では、多少の漏水覚悟頂かないと難しい収まりです。
結構無理して組上げています、でも格好いいです。


西側から見ています。太陽光パネル載せられていました。


北側からです。 北側へ傾斜してゆく土地を利用して、半地下の基礎が作られている様子
軽井沢は凍結深度もあるので基礎はかなり深く土中に埋められています。
この基礎内もきっと・・・


二階からリビングの吹き抜け部分を・・・
もの凄い開放感でした。
  


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2012年03月22日

ミニログ完成


ミニログ完成しました。
塗装はティックリラのVINHA 焦茶色をチョイス
ドアは余り物の茶色でツートンになりました。


室内です。
照明は40wのFL(蛍光灯)1本です。玄関脇のスイッチで点灯します。
後工事で正面に窓を追加、更に窓付け用エアコンも取り付け予定です。
一応プロなので配線は全てログ内か巧みに隠しました。
母屋のTAからLANケーブルを40mに渡って引き回して引き込んでいます、もちろん既製品ではないので、ケーブル通してモジュラーは後付します。


玄関脇にはオーナーの奥様ハンドメイドのステンドグラスの常夜灯も取り付けました。


デザインを見て「おや?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そうです、このミニログ、某B社のコスカなんです。
こちらの物件は弊社がB社より取り寄せましたが、お客様で購入されたキットの組み立て請負なども致します。基本はメーカーマニュアルに準拠いたしますが、こちらのように断熱工事を追加したり、一部仕上げも変更したりアレンジを加えてあります。
更に、電気配線のログ壁埋設化やLANケーブル工事、水道引き込みなども出来ます。
コスカの建築費はB社標準の2人x9日の日当と、追加オプションに掛る工事分のみです。
今回はコンセント3箇所、照明2箇所とスイッチ、母屋からのLANケーブル配線、床下と天井裏の断熱材、壁塗装などが追加工事でした。  


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2012年03月02日

ミニログ建ててます


「庭に一部屋作ってくれんか?」
というお施主様の話で始まったこのプロジェクト
建築基準法では1つの敷地には1つの建物しか建てることは出来ません。
なので相応の大きさの部屋を作る為には、建築確認申請を出して確認してもらう必要があります。
その範囲に抵触しないのは・・・10平米以下の床面積の建物。
で白羽の矢が立ったのがミニログです。

花壇を潰して敷地に充てました、整地してプレートで地面を固めます。
丁張りかけて建物の配置位置を決め、ログを積んでいきます。


ミニログなので簡単に積めます。大人の1/1スケールのプラモデルみたいなもんですね。


あっちゅう間に半分位積みました、でもここからは高くなるので足場を作ります。
室内に脚立と道板で十分です。


ログ積み終了
棟木、母屋、桁と長く突き出ています。
これに縦方向に野地板を張っていきます。


ノーマル仕様だと野地板の上に屋根材を施工ですが、それでは断熱もへったくれもないので断熱材を追加します。
野地の上に垂木を流し、スタイロ系の断熱材を仕込みます。
更に野地合板を張って屋根下地にしました。

  
タグ :ミニログ


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2009年08月13日

信州のホワイトハウス


信州長野、軽井沢の向うに広がる佐久平、その佐久から八ヶ岳の方へ抜ける山中の別荘地に建てさせていただいたログハウス。
塗装を始めた時、周りの人から「ホワイトハウス」と命名されたそうな。
付近にログは沢山あれど、白く塗られたログに皆さんビックリだったそうで・・
今ではホワイトハウスで家の場所を教えてもらえる程だとか・・・


このオーナーさん、今夏はご夫婦で九州旅行に
由布院経由で我が家にもお立ち寄り頂きました。
ちょうど私が大分に移った時に建築していたので、引渡しの立会いには大分から伺いました。
それ以来いろいろとお付き合いさせて頂いております。

建物の方は、多少のトラブルはあるものの満足いただけているようでした。
冬には腰まで雪が積もったりする地域の為、かなりの高床で作ってあります。
床下にも作業スペースなどが設けられていたりする訳ですが・・

近くの耕作放棄地を借り、トラクターで耕して家庭菜園生活を満喫されています。
  


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2008年09月02日

山中湖の山荘


富士山の裾野に広がる山中湖湖畔の別荘地に建てさせていただいた別荘です。
この建物のデザインは、都会の狭小地でもログハウス住宅が建てられるように設計されたコンパクトなプラン、それを少し別荘向けにアレンジしています。
正面玄関脇の窓、デフォルトでは3連窓なのですが、その下に更に3連窓を付けて6つのコンビネーション窓にしています。
山中湖は冬は-20度、夏は30度と季節による気温の変化が激しく、夏の朝晩でも気温差が激しいのです。室温調整の為には小さなまどを複数用意して、必要に応じて開閉することで対応できる訳です。

傾斜した土地に建ててある為、傾斜の低いほうはかなりの高低差が生じています。
デッキ下にも程よいスペースが。
高くなった基礎の内部には収納としての機能も持たせています。

横長の窓はキッチンの窓です。これもワンサイズ大きくしました。
この窓から冬には湖が見えます、夏は木立が葉をつけるのでほとんど見えません。
窓が大きいと室内が明るいですね。

建物東面、シンメトリー基調のデザインです。
二階の窓上にも台形のFIX窓、これも明かり取りとデザインです。
風呂場以外の全ての窓は木製サッシ、Low-Eペアガラス(ガラス4ミリ+アルゴン12ミリ)です。

建物北側には灯油ボイラーの燃料タンクと給湯ボイラ、東面のそれは温泉専用給湯ボイラです。
毎日使うわけではないセカンドハウス、プロパンガスを用いると「使っていない月でも基本料金は課金されてしまう」という経済的ロスが生じます、まぁセカンドハウスを持つ位ですからガスの基本料金ごときでとやかく言う方も少ないのですが・・。でも別荘に電気温水器・・という人もほとんど居ません。
キッチンのIH化でガスレスの別荘は増えています。

積雪が多い地域ですから「雨樋はつけません」雪が屋根から落ちる際に雨どいを壊してしまうからです。おまけに周辺はカラマツの林、カラマツの葉は落葉するのでこれが雨樋に詰るんです。
なので雨樋は付けずにそのまま下に落します。

屋根に雪が残っています。
屋根には「雪止め」と呼ばれる金具を取り付けて雪を引っ掛け、雪が一気に滑り落ちるのを防いでいます。なぜなら雪が落ちるとき、たまたま下に人がいて落ちてきた雪に当たると大怪我をしてしまうからです。雪国には雪国ならでの仕様があります。
  


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2008年08月29日

Sea Side Loghouse


私がフィンランドのログハウスのトリコになってしまった理由、このログハウスのテイストを感じていただければ分かっていただけるのではないでしょうか?
某ログ雑誌2003年5月号の表紙も飾ったこの物件、私もお世話になっている八ヶ岳の某カリスマデザイナーが遂の棲みかとして作った入魂の一棟です。
「OverTheRainbowを聴きながら」というサブタイトルの通り、窓の向うの水平線では日没時に綺麗な虹模様が描かれる・・・

伊豆半島の先端近くにあるとある入り江、近くに人家のない入り江に佇む一棟のログハウス。
道路から一段下がった場所にある為、建物からは人工的なものはほとんど見えない、そんなロケーションに建てられています。
外壁を真っ白に塗り上げてログハウスの雰囲気とはまるで別物。

RC造の駐車場は道路と同じレベル、そこから階段を下りて建物に至るアプローチはなにかギリシャの風景をイメージさせます。屋根はイタリアから取り寄せた明るい洋瓦です。
このRC駐車場の下空間はホームシアターに・・・
建物から更に下へ下って行くことが出来、最後には海に出るのですが・・・
プライベートビーチです、とても贅沢です。

玄関です。
以前ご紹介した南箱根の家と同様、大きな木製フレンチドアによる、しかも外壁より一段凹ませて設けられた玄関は存在感十分。アルミの軽薄な玄関ドアとは重厚さが違います。
使われているログも幅185ミリ高さ220ミリのブロック、ホンモノの重厚さのうっとおしさを緩和させるかのような白い塗装です。

玄関を入ったところからの室内です。
玄関入るとそこには大きなダイニングテーブル、そして奥海側にはキッチン、キッチンの大きな3連窓からは当然海が見える・・・
外壁同様に白く塗られた室内ですがログハウスなんですよー。

ダイニングを別角度から。
テレビのある正面右奥はトイレ、左奥は書斎になっています。
テレビの下はワインラックになっていて数十本のワインが寝かされています。

ダイニングルーム隣のリビングルーム、さり気なく置かれたグランドピアノからもその広さが伺えます。
床は全面タイル仕上げ、当然全面床暖房です(伊豆なのに・・)。雰囲気はもうプロヴァンス。
リビングの奥にはバスルームが・・・

バスルームでございます。ただただ広いです。とこぞの高級ホテルのスィートルームのバスルームより広いです。おまけにちゃんとトイレも設けてあるのが心憎いです。
広いドレッサーにバスタブはフレンチックな猫足スタイル。
いやはやこのバスタブに若い綺麗な〇〇さんみたいな女性がうっとりと浸かっている様はとっても絵になります。ごっついオッサンがこのバスタブに浸かって悦にいっている様は余り想像したくないものです。

バスタブだけじゃどこで体を洗うの?
そう思われた貴方は正しいです。で角度を替えたバスルームの画像です。
シャワーブースです。ガラス張りの・・・コーラー社製です。
私もシャワーブースは好んでいます、特に小さ目の別荘だとスペースの問題でお風呂が小さくなります。
0.75坪ユニットをムリヤリ設置して狭い中で入浴する位なら、シャワーブースユニットにして「風呂に浸かる」ことは諦めたほうが無難です。というのもこの辺りは2000湯以上の温泉があるんですから。

ダイニングの隣にはメインベッドルームです。
ゲストの居ない日常は夫婦二人で水入らず、使う空間もベッドルームとダイニングとキッチン、それにユーティリティ位ですね。コンパクトにまとまっています。

当然ですがベッドルームからも海が見えます。屋根の掛かったベランダが設けられており、雨の日でもベランダの椅子に腰掛けて海を眺めることができるのです。

リビングの右奥で存在感を主張していた赤い螺旋階段、これを登るとゲストルームがあります。
天井の低い「ロフト」に設けられたゲストルームは3ベッド、その圧迫感を緩和する為に2つの天窓が設けられています。ここから星を眺めながらZZZzzz・・・

海側には広いウッドデッキが設けられています。
室内からの眺望を邪魔しないようにデッキの広い部分は階段で数段下げられています。
そしてさりげなく置かれているウッドチェア・・・
人が出入りしているのがリビング、真中の3連窓はキッチン、右側のウッドチェアはメインベッドルームです。最も奥がバスルームの窓ですね。

私もいつかはこんな建物を建てて住んでみたいものです。
こんな建物をご希望のお客様、いつでも建てさせて頂きます。  


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2008年08月26日

オープンキッチンの家


埼玉県で建てさせて頂いたログハウス住宅です。
土地探しから長い長いお付き合いの末に実現した一軒です。
こちらもフリーデザインモデル、夫婦2人とペットのわんこが一緒に過ごすための工夫が一杯に仕込まれている家です。
グレーベースに赤いアクセントのカラーリングです。

中古の戸建てに住まわれていたオーナーは奥様と思い立ってログへの住み替えを決意
住んでいた家を売りに出し、新たローンを借りて土地探しへ。運良く見つかった訳あり中古物件を取得、周りが田畑で市街化調整地域でしたが既存宅地である為に再建築可という物件でした。
古い農家住宅と納屋を取り壊し(当時はまだミンチ解体出来た)更地にしてからのスタートでした。
幸い土地は切り売りできるほど広かったので広い庭を確保。
わんこを自由に走らせることが出来るように、敷地をフェンスで囲いました。庭には小山を作り薪置き場やガゼボまで。これらはオーナーの手作りです。

お隣との緩衝を取るために北側に駐車スペースを設け、北側玄関のプランニングです。
LDKは南側にあるので玄関入って廊下があります。
玄関の外で笠をさしたり、買い物の荷物も一度下に置いてからカギを操作できるよう玄関上には屋根を設けています。

西側へ出っ張りを設けてL字型のデザインはログでは定評です。
見た感じもグッときますね。瓦はラファージュブラースというフランスのセメント瓦です(国内ライセンス生産です)リビングの大型3連窓もデザインされています。

東側の屋根には大型のゲーブルドーマーが乗っています。このドーマー内側のスペースがメインベッドスペースになっています。朝日が差し込んで目が覚める・・・という訳です。

ここが内部ロフト、仕切りが1箇所で仕切りの中はウォークインクローゼット(正面右奥)です。つまりオープンなロフトスペースにベッドを置いてそのまま寝室になるのです。右側のエアコン下がそのスペースです。
ちょっと普通では考えにくいプランニングですが、オーナーは愛犬家で一階で寝ているわんこ達の様子もすぐ分かるようにしている訳です。

先ほどの左奥はこんな感じ、玄関右側のL字になっている部分のロフトです。
天井がとても低いのですがこれは折込済み、ここは奥様の趣味のスペースになるので天井が低くても構わないのです。

このスペースを反対側から見るとこうなっています。二階のバルコニーにアプローチする為のキャットウォークになっていたんですね。
南側は大型FIX窓でとても明るくなっています。

この家自慢のオープンキッチンです。特注品です。
画像では何も無いのでちょっとツマラナイですが、ここは見事に飾られて月刊ハウジング2003年4月号、輸入住宅に暮らす2003年SUMMER号に掲載されました。
キッチンの奥行きは1200、お友達を集めて皆でワイワイお料理やお菓子を作ることが出来るようにしてあります。カントリーキッチンでは有名なグリーンゲイブルズのキッチンを採用したかったのですが、如何せん高すぎて予算オーバー、そこでオリジナルキッチンをオーダーして作りました。
フルオーダーキッチンってバカ高いイメージがありますが、キッチンメーカーではない建具屋さんで作る木製キッチンだとそんなに値段が張るものでは無いんです。
ヘタなメーカー製より安かったりします。
でオール電化ですのでエコキュートとIHヒーターの組み合わせです。
コストのメリハリの為にお風呂を犠牲にしています。ユニットバスですがエコノミーグレードをチョイス。

ダイニング側から見たリビングルーム、リビングには二階へ上がるL階段、そして隅には薪ストーブが鎮座します。
ストーブと階段の間には3連窓をジャストフィットで組み込んであります。

最近でもたまにログ系の雑誌や輸入住宅系の雑誌に建物が紹介されていたりします。


  


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2008年08月26日

南箱根の家


静岡側から富士山が見える別荘地として人気の南箱根ダイヤランド、そのダイヤランド内に2001年に建てさせて頂いた永住物件です。
某大手企業を定年退職され、東京を離れて第二の人生を過ごすため、人生最後の家としてログをお選び頂きました。
ちなみに別荘地のwebページでもこの建物は出てきます。
http://www.dialand.co.jp/bukken.html
物件情報の上帯に写っていますね。

この建物は道路からかなり上がった敷地に建てられています。ゆえに石積で斜面を補強しています。
道路から上がっているお陰で富士山の眺望を邪魔するものがない為視界は抜群です。
眺望を生かし敷地の条件に合わせたデザインを求められました。
結果シンメトリーで真中が凹になった目の字レイアウトでデザインされました。

敷地の有効部分の奥行きが少ないので奥行き6mの当時のフルスパンです。
リビングが向いている東面は三連窓と上部三連FIX窓でデザイン。
三連窓はもっと大きくしたかったのですが、冬の暖房用FFストーブを窓下に配置する必要がありこれを隠す為にはこのサイズが限界でした。

第二の余生を過ごす家、スペースの制約からも「玄関を無くす」というデザインを採用しています。
欧米にはありがちな、玄関ドアを開けたらそこはダイニングになっています。
しかもダイニングにはフレンチドアでここを開放すれば凹部の窪みが玄関スペース兼ウッドデッキになっていてテーブルを出すだけで外でランチを楽しんだりも出来ます。
道路から高低差がある敷地ならでは、かつ悠悠自適のセカンドライフスタイルならではの間取りです。
そんなに来客が多い訳でもありませんし、子供達も既に同居していないのであれば明確な玄関スペースの必要性が無い訳です。

玄関ドアを開けたらそこはキッチン、故に見せるキッチンです。
高級キッチンメーカーのトーヨーキッチンをカスタムしてI字+キャビネットでL字ユニットに仕上げています。キッチンウォールはモザイクタイル。

広いリビングは旦那さんの趣味のスペース、当初はスクリーンを装備してプロジェクターでホームシアター化される計画でしたが、大型のプラズマテレビの登場で明かりを消さないと見れないホームシアター計画から変更されました。それでも音響機器は本格派です。

ユーティリティもこだわっています。
コーラーのシンクボウルと水栓、そしてコンランショップのミラーユニットです。
洗濯機のサイズに合わせてカウンターを作りジャストフィットするようにしてあります。

一階のメインの寝室です。セカンドライフではワンフロアで全ての生活が出来るように設計されていると体が多少弱ったところで困りません。

あくまでエキストラの二階ロフトはロフト+1ルームに仕切って子供さんやお孫さん達が遊びに来た時用です。ロフトは奥様のスペースになっていました。

6x5mのリビングは二階吹き抜けで広々としたスペース
センターにダイニングと二階はロフト
メインベッドルームとユーティリティーの二階はエキストラルームと収納スペース
という間取り構成です。
オール電化で温泉も電気温水器で沸かしています。
薪の入手に苦労することが予見される為に薪ストーブは導入せずFF石油ストーブとエアコンで冷暖房です。
南箱根ダイヤランドは熱海と三島を結ぶ幹線道路の真中あたりに立地します。  


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2008年08月26日

ライトグリーンな家


折れ屋根の家と同じ住宅地、すぐ近くの区画に建つライトグリーンに塗られたログハウスです。
モデルはフリープラン、スタンダードな大屋根タイプの住宅です。
ライトグリーンをメインに緑系の濃淡色でカラーリングされています。
周辺は「いかにも住宅」という感じの家々ばかりですからライトな感じのこの家は全くログハウスっぽくない佇まいです。
折れ屋根の家をこのオーナーさんに見せたところ住宅地ごと気に入って頂いてここに建てられました。
実は斜め向かいにはBESS(ビッグフット)のカントリーカットログがお約束の濃茶で塗られて建てられているのですが、この2軒と比較してしまうと「本当に同じ時期に建てられたものなの?」と見違うほど全然違います。

整えられた外溝には2台分のカーポート、さりげなく停められているのはアルファロメオ・・・
うーんヨーロッパの家にはヨーロッパの車が似合います。

折れ屋根の家に比べると、敷地目一杯に大きめの建物を建てているので庭がありません。
オーナーさんはプロのアーティストさんで室内で楽器を鳴らされるのですが、ログの室内の音響の良さは予め分かっていたものの、住宅地でそれをやる事で近隣への音の迷惑問題をもの凄く気にされていました。
このオーナーさんが家を建てるにあたっては「室外へ音が洩れないこと」が条件の上位だったのです。
私たちもその性能がどの程度なのかはつかみかねる部分があった為、モデルハウスへ楽器を持参していただき実際に室内で演奏して頂きました。
そしてモデルハウスで防音性能をチェックした上で「この建物なら標準状態で街なかに建てて音を出しても大丈夫」と確認した上で建てさせて頂いた訳です。
仲間を集めて練習したり、セッションしたりする事もあるので庭を犠牲にして室内スペースを優先した作り、スタンダードモデルには敷地スペースに丁度良いものが無かったので好みのデザインラインを継承したオリジナルを設計して建てた訳です。
もちろんカラーリングも拘った結果ですね。
  


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2008年08月22日

折れ屋根の家


千葉県の四海道市の住宅地に建てられた折れ屋根のログです。
道路拡幅に伴う代替換地で新興住宅団地の一部に割り当てられてしまいました、元の土地が狭かったので敷地が60坪程度しかなく(周辺は大抵1区画100坪)、様々な規制からプランニングして折れ屋根のコンパクトな建物になりました。
建物で敷地幅は一杯です。
駐車スペース確保は必須なので(関東だと郊外でも駐車場は1万/月位平気でします)表に確保、狭くても戸建てですから庭は欲しいものです。
施主さんはこれまでずっと団地暮らしでしたから念願の戸建てでペットも飼いたいという希望があり庭も確保です。

幸い南に面した敷地なので建物を敷地北側半分程にしてフリープランでびっちり設計しました。
間取りは2LDK+ロフト+Winクローゼットです。
折れ屋根下の手前半分は玄関スペース、奥が寝室から入るクローゼットです。
これまでの生活で蓄えられた荷物が団地の一室を占領、ある程度処分しても捨てられない荷物や箪笥がありますからそういうモノの置き場所をプランニングの時点で予め用意しておく訳です。
そうすれば引越ししてもコレはどこに置く、コレは捨てて持っていかないと予め決められる訳ですね。

かなりコンパクトな間取りなのでダイニングテーブルは作りつけ、キッチンスペースのムダをなくしてリビングの広さを確保しています。普段は夫婦2人住まいでたまにお子さんが帰ってくるという家です。

一階には夫婦の寝室、二階の部屋は息子さんの部屋、そしてロフトに机を作り付けにしてご主人の書斎スペースです。ロフトは奥様も趣味でお使いになります。
息子さんが友人を連れてくるとザコ寝スペースにも・・・

この多機能ぶりで第二のリビングになるのがロフトの良さですね、もちろんバルコニーに出られます。


スペースの関係でバスルームは1616タイプ(1坪)のユニットバスですが洗面脱衣所兼洗濯機置き場が狭くなってしまいました。そこでユニットバスと脱衣場の間の壁に収納を組み込んだ製品を選択。
これだとユーティリティ周りの小物をすっきりと収納出来ます。
通常はここは壁を作ってハリボテになりますが、この壁は半透明なので光も透過して窓の無いバスルーム(予算のメリハリ上高価なバス窓をカットした)ですが、この収納ウォールから脱衣場の窓の明かりが届きます。
まぁバスに窓があったとしても風呂に入るのは夜なので日中はほぼ関係無いんですよね。
乾燥も換気扇ですから・・・


建物北側は日照権絡みの北側斜線規制があります。これを回避する為に屋根の一部を斜めに削って裏側の土地の方の日当たりを確保してあげなくてはなりません。
もしくはこの規制ラインから外れるところまで建物を南に移動させればよい訳ですが、日当たりの悪い北側の土地を空けても使い道が無い訳ですね。
ですから屋根を削ってでも建物を北側に配置して南の日当たりの良い庭と駐車スペースを確保する訳です。
新築当時は周辺区画はまだ空いていましたが、現在はかなり家が建てられています。
大分だとさしずめ高江NTみたいな所ですね。  


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2008年05月19日

StiyleSellection


輸入住宅に暮らす
という雑誌があるのですが、その増刊でStyleSelectionというムック誌が出ていました。
まだ書店によっては残っているかも・・・
そこに昔手がけたログハウスが出ています、出したのは施主さんと施工を投げていた会社ですが・・
コレです、じゃーん。


埼玉の某所に建てられたこの建物は私の関わった物件の中でも印象深い一棟です。
伝統的なスカンジナビアンレッドのカラーリング、ホンカ系ベストセラーモデルのデザイン(ベースプランとはまるで別物ですが)、何よりもこの施主さんの家を建てるまでに実に数年間もお付き合いしていました(今だお付き合いしていますが)。実に多くの物件を見て、長い時間をかけて打合せしてプランを煮詰め、キッチンやトイレなど設備にこだわり施主さんと一緒になって作った家です。
このログを建てている最中に私は大分に来てしまったのですけどね・・・  


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2008年05月09日

コンパクトな別荘


傾斜地なので高基礎にしています。
基礎の内部にはボイラーや石油タンクを設置しています。


正面から、デッキはオリジナルは奥行き2m、画像の物件はもっと広いです。


軽井沢モデルハウスの脇に建つモデルプラン「ジッタ」アレンジの物件。
ジッタは6mx6mで1階が36平米だがこちらは6mx5mで30平米しかない。
小さいログハウスと思われがちなのですが、必要十分な大きさを兼ね備えています。

ジッタは約4畳の寝室スペースと約12畳のLDK、そして約12畳のロフトを備えます。
風呂は0.75坪ユニットですが、これはホテルタイプのトイレ一体タイプにしたり、シャワーブースのみにしたり(近くに温泉があるような場合)してスペースを節約する事も可能です。

これを更にアレンジしてガレージを併設しちゃったのがコレ


最初の3カットの物件は軽井沢で見ることが出来ます。  


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2008年04月20日

イエロードアの家




軽井沢の別荘地に建てられたランタサルミログの別荘、傾斜地なので下から見上げるとすごい様相です。
ガレージも隣りに作られていますが「ナンボかかったんやろ?」と思わずそろばんはじいてしまいそうです。
傾斜地での工事は平坦地に比べてどうしても割高になってしまいますからね。
既存モデルをベースにした原型を留めていないアレンジプランだそうです。
何でも施主さんが設計に風水を取り入れられ、あちこち工夫してプランを作ったそうです。




建物を裏側から見た感じです。ちょっと窓もゴチャゴチャしていますね。
建物正面から右側にシェッドドーマー、左側にはゲーブルドーマーが付けられているので二階空間も広々している事でしょう。
こちらも蓄熱式温水床暖房ですね。




風水に導かれて玄関ドアが黄色に塗られました。
ランタサルミログの建具の塗装は工場塗装です。建具の塗装は工場がアタリマエじゃないかって?
弊社が扱っているログの建具はほぼ「無垢材の木製サッシ」です。ですから標準では無塗装なのです、室内ドアはラッカー仕上げを多用しています。
これまで取り扱っていたメーカーもオプションで工場建具塗装は選べたのですが、こちらのリクエストというよりはメーカーの選択肢からチョイスという形でした。選択が限られてしまうというのもまた施主サイドからすれば不満となります。
工場塗装では現場塗装と違ってガラスも入らず金具類もつけられていない時点で行われる為とても綺麗な仕上がりです。一方現場塗装は塗装屋さんが手塗りなので仕上がりは腕に左右されてしまいます。金具に塗料が付着していたり、細かなところが十分に塗られて居なかったり。
ただ細かな塗り分けを現場指示できるメリットはありますね。

ウエストガーデンでもオリジナルプランやアレンジプラン、そして細かな部分様々なカスタマイズを承っています。  


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2008年04月17日

蓄熱床暖房の家




こちらも軽井沢の別荘地に建てられているランタサルミのログハウスです。
独特のデザインはフリーブランのオリジナルモデルですね。
四角い窓に玄関の屋根が特徴です。



片側が飛び出していて一階には横長の小さな窓が付いています。この窓のところにサウナルームとバスルームがあります。



庭の方から見た建物デザインです。



この方向から見ると、なんとなーくどこかで見たデザインですね。
そう、軽井沢モデルハウスのカイサのデザインに似ています。
このログはモデルハウスに来場されたお客様が「デザインは気に入った、しかしこんな大きな建物は要らない」という事でカイサデザインを敷地の形状と使い勝手に合わせてモデファイして作られたデザインだったのです。なのでリビングの吹き抜けや大きな窓はそのままあるのですね。



反対側を道路から見たデザイン、屋根の上に鳩小屋(ゲーブルドーマー)が付いているのが見えます。
どの方向から見ても様になる建物ですね。



ポーチを兼ねるデッキには屋根を抜いて埋め込まれたアクリルガラス、これを下から見上げるとこんな感じです。光を取り入れる為のアイディアです。



これが蓄熱式温水床暖房の心臓部です。
石油タンクと温水へッダユニット、そして温水ボイラと給湯ボイラが並んでいます。
ログも色々ありますが、この蓄熱式温水床暖房の実績が多くあるのはランタサルミの総代理店ゲストハウスです。
仕組みは基礎天をコンクリートスラブ仕上げにし、スラブの中に架橋ポチエチレンパイプを埋め込みます。ベタ基礎を逆さまにしたような形ですね。
この埋め込んだパイプに温水を流してコンクリートの床全体を暖めてしまうのです。石(コンクリート)が蓄熱してくれるのでじんわりと優しい暖かさが床面全体から上がってきます。
この床暖は電気式や床材の内部に温水を流す仕組みのものよりも構造もシンプル(=壊れにくい)で効率も良いように思います。寒冷地の住宅ではあるととても暖かい冬です。

こちら大分のウエストガーデンでは温泉熱利用とか、太陽熱温水器の温水利用とか様々工夫して暖房できそうですね。
床暖房の暖かさは冬の軽井沢モデルハウスで体感出来ます。  


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2008年04月15日

軽井沢モデルハウス




ランタサルミのモデルハウスは軽井沢にあります。R18からちょっと入ったところです。
「カイサ」というチョット大き目のモデルが建てられています、ちょうど私が独立してウエストガーデンを大分に設立していた頃にスケッチアップされていたデザインですね。
リビングに付けられた連窓と大きなFIX窓が個性を主張します。



正面から見たところです。屋根形状もまた8寸勾配で小屋根やドーマーで凹凸を付けています。
屋根はガルバリウム鋼板を瓦棒葺きです。屋根の右側下部にはアクリルガラスを入れて室内に光を取り込めるようにしてあります。



道路から見たモデルハウスです。モデルハウスの前には「離山房」という知るひとぞ知る名店があります。



リビングルームです。広さはそれほどでもないのですが、吹き抜けになっていて天井が高く贅沢な空間です。床は蓄熱床暖房の為、石張りです。壁と天井が全て木なので音響が良いです。



二階のベッドルームです。こちらも窓を沢山付けていて明るい部屋にしてあります。
私たちのデザインコンセプトは「明るいログハウス」です、ログといえば「暗い狭い山小屋」というイメージが付きまとうのですが、今時のログハウスはとってもモダンなのです。
天井が斜めになっているのもまた皆さんには斬新なのかもしれません。



お風呂場です。別荘のような「非日常」を過ごす家ではユニットバスでは余りにチープです。
風呂はタイル張りで大きめの浴槽にジェットバスを仕込んで有ります。画像では隠れて見えませんがフィンランドサウナも併設されています。
なので脱衣所から外へ出てクールダウン出来るようになっています。

軽井沢モデルハウスの設備は全て使う事が出来ます。つまりそのまま別荘として使える仕様になっています。
このモデルハウスは見学出来ます。詳しくはリンクのランタサルミから。  


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2008年04月14日

森と空を映す家




雑誌「夢の丸太小屋に暮らす」誌における2007年日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの別荘部門マシンカット優秀賞に輝いたランタサルミのログハウスです。私も平屋のログは建てさせてもらったことがありますが、まだ大分では平屋はありません。
平屋なのですがグルニエが設けられています、グルニエとはロフトとは呼べない小さな屋根裏部屋ですね。色は白ではなくライトグレーです、塗料はティックリラ社のオパークですね。



変則的ななだらかな南東傾斜の土地に建てられています、正面の大きなFIX窓とドアとドレーキップ窓のコンビネーションが良いですね。玄関は左奥で正面はリビングからデッキへの出入り口です。



玄関脇にさりげなく置かれたチェアがいいですね。ここは屋根を強化ガラスで抜いてあり光が入ってくる明るいスペースです、このパターンもランタサルミのメインデザイナーの得意な意匠です。
雨が降っていても外でくつろげるんです「雨もまた楽し」ですね。
濃グレーに塗られたドアが玄関です。四角いログなのに丸い太いポスト(柱)を使っているのがミソです。



屋外照明です、なんか格好いいでしょう?
これはルイスポールセンのランプです、ヤコブセンと並ぶ北欧デザイナーズブランド照明ですね。デザインは古くデザイナーも死去しているにも関わらず、斬新なデザインと言わざるを得ないです。
ハッキリ言って高いです、大分でコレ売っている店は数軒あるかないかです。これ1灯で15万以上します、3灯で約50万です。玄関灯も同じブランド・・・実は室内もほぼルイスポールセンに統一されていました。照明器具だけで軽自動車が買えてしまう予算をかけられています。贅沢ですね。



似たようなデザインの後発ランプは多数ありますが、やっぱりオリジナルは違いますね。

ちなみに弊社のルイスポールセン扱っています。定価の10%OFFでカタログ注文で承ります。
DOMUSとかヤコブセンとか、とにかくカッコいい照明器具を探されている方はご相談ください。  


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2008年04月13日

キノコログ?カマボコログ?




軽井沢の千が滝別荘地内に建てられたランタサルミログハウスです。
大分で建てられたものではありません。
ログハウスは最近まで建築法規により「総二階建て」が建てられず、小屋裏二階までしか建てられませんでした。だから三角屋根なんですね。
で北海道の牧場みたいにカクカクッと折れたマンサード屋根とかにして小屋裏スペースの拡大を図ったりするのですが如何せん見た目にカッコよくない。で究極は屋根をRにしてしまえば・・・などと遊び半分で昔皆でスケッチしていたようにも思いますが・・・こんな酔狂じみたことをしてしまう方もいるんですな。
ちなみに土地と建物一切合財で約5000位です。



屋根垂木を桁方向に流して合板を曲げて貼り付け、それに板金をR状に張っていったそうで恐ろしい手間がかかったそうです。
確かに他人にはない個性が光りますが・・・

妻壁側から見るとキノコっぽい形状です、妻壁を濃茶に塗ればほぼキノコですね。
桁側から見るとカマボコです、屋根がピンク色だとまさしくカマボコですね。

人の家で遊ぶなって?  


Posted by ウエストガーデン at 11:45Comments(3)ログギャラリー

2008年04月13日

住宅地の中のログハウス

都内の文京区に建てられたランタサルミのログハウスです。
大分からわざわざ見に行った?いえいえついでに見学して来ただけです。
色は最初街並みに合わせて白系かグレー系にしようと打合せしていたらしいのですが、最終的に施主さんの希望で茶になったそうです、そりゃ施主さんが住む家ですから施主の好きな色にするのが筋と言うものです。
しかし都会で茶色のログはやっぱり目立ちますね、えっ?目立たないとダメなの?



文京区というのは東京ドームのあるところです。都内でも都心から数キロです。
しかもこの物件は東京ドームに歩いて行ける場所にあります、ということはちょっと頑張れば皇居にだって歩いて行けちゃう場所です、こんなところでもログの住宅は建てられるんですよー。



パッと見は分かりにくいのかもしれません。この場所でも土地の価格は坪150万円位します。
大体土地が60坪位ですから(都心では広いほう)この土地は9000万円という事ですな。
建物は間口6.5m奥行き10m位でしょうか?
建物は3500万位だそうです。しっかしよくこんな場所で建てきったものです。
在来建築でさえ大変な立地です。



学校帰りの子供と父兄の溜まり場になっているそうです。
やっぱり木の家は人を引きつける不思議な力がありますね。  


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