2011年12月23日

天井施工

断熱材が入れられ、小屋裏通気スペースの確保されている天井
更に追い打ちをかけて「気密シート」を施工します。シート施工する事で気密が更にUPします。
ベーパーバリアを作ることで、小屋裏での結露発生を抑える効果があります。
シートとシートの重なりもまた気密テープでシールします。

ランタサルミのログハウス、天井の標準仕様は「木板張り」です。
厚み15ミリ幅120ミリのパインの実板を「目透かし」で施工します。
メス実に細い針状の釘で留めています、なので留め釘が表面には出てきません。

気密ついでに・・・
建具周りの隙間には余った断熱材を充填し隙間を無くしています。
更に外側にはブチルテープ、内側には気密テープで水密気密施工しています。
2011年12月22日

建具取付

建具を取り付けました。
ランタサルミの標準建具は木製ペアガラス「ドレーキップ」窓です。
ドレーキップは「内開き・内倒し」の2タイプの開き方をするチョット不思議な窓です。
夏場などは内倒しで開けっ放しという事もよくあります。
日本では馴染の薄い木製建具ですが、ペアガラスと相まって結露知らずです。
フィンランドでも暖かい地域仕様でも-20度対応です。

ログハウスはログ壁が乾燥収縮により沈む「セトルダウン」現象が起きます、その為一般建築のように建具を枠にビッチリと取り付けてやることが出来ません。
沈む壁に沈めない建具を組み合わせるために、開口木口にキーウェイ加工し、Tバーを用い、Tバーに対してクサビを使って建具は留めてあります。
建具上部にはセトリングスペースを設けてセトルダウンに備えます。

セトルダウンは建具下の壁も同様に沈みます、つまり窓全体も少し下がるということです。
ゆえにユニットバスの窓などは壁と一緒にセトルダウンされても、ユニットバスの壁は下がらない・・・
そこで窓のフレームを壁のセトリングとは関係なく縁を切って取り付けることで、壁がセトルダウンしていくと建具下端に隙間が出来るように施工します。
ログハウス施工において重要な部分です。
そして建具周りはこの複雑な処理によって防水がとりづらく、かつてはこのセトリングスペースからの雨漏りは「ログですから・・・」という当たり前みたいな風潮になっていました。
今でも国産材ログ勢などはそうらしいです。
ランタサルミのログハウスは、ログの弱点も高いレベルで改善し、窓周りからの雨漏りもほとんどありません。
その納め方は・・・・企業秘密です。
2011年12月21日

さようならマルコ
インターネットという便利なコミュニケーションツールのお蔭で、私も東京セールスマン時代のお客様の近況を、大分に居ながらにして伺い知る事ができたりします。
久々にブログを覗いてみると、悲しい出来事もあったりするのです。
初めてお会いした山中湖でも、彼女は車の中で大人しくしていました。
仮住まいのアパートでも、言うことをよく利く娘さんでした。
新しい土地、新しい木の香りの家に引越しして、自由に遊び回れる広い庭もありました。
彼女なりのログライフがスタートした時、彼女はどう思っていたのかな?
彼女と接する機会はそう多くなかったけれど、毎年届く年賀状では元気そうでした。
プログで彼女が老化と病に苦しんでいた事は伝わっていたのですが・・・
再会を果たす事無く、彼女は家族に看取られながら旅立って行ったそうです。
さようなら マルコ
天国でも沢山フリスビーして遊んでね。
久々にブログを覗いてみると、悲しい出来事もあったりするのです。
初めてお会いした山中湖でも、彼女は車の中で大人しくしていました。
仮住まいのアパートでも、言うことをよく利く娘さんでした。
新しい土地、新しい木の香りの家に引越しして、自由に遊び回れる広い庭もありました。
彼女なりのログライフがスタートした時、彼女はどう思っていたのかな?
彼女と接する機会はそう多くなかったけれど、毎年届く年賀状では元気そうでした。
プログで彼女が老化と病に苦しんでいた事は伝わっていたのですが・・・
再会を果たす事無く、彼女は家族に看取られながら旅立って行ったそうです。
さようなら マルコ
天国でも沢山フリスビーして遊んでね。
