ログハウスに暮らしてみれば

  

床の養生もとれ、床を塗装すれば完成という段階まで来ました。
二本の丸柱がデザインされていますが、うち1本は構造を担っています。
セトリングがあるログハウスに柱を用いる、とうぜんこれらの柱にはセトリング対策が必要となります。


リビングの奥はダイニングキッチン
対面L型キッチンはIHヒーター仕様、なのでキッチンパネルなどは採用せず、ログが見えるガラスのガードを付けています。


二段のキッチンカウンターもトップが塗装されました。


ユーティリティースペースの洗面台です。
造作カウンターに施主様から支給して頂いたメキシカンボウルを埋め込んでいます。
下部はあえてオープンに、隣に洗濯機が置かれます。


トイレです。
TOTOのピュアレスト、まぁノーマルなタイプのトイレですね。
カウンターを設けて独立した手洗いを付けました。
手洗いボウルは多分世界に1つだけ?という名作かと思われます。

完成までもう僅か、最後の追い込みです。

  

ログハウスに合う家具選びってナカナカ難しいのです。
無垢材だらけで作られているログハウスに、市場に溢れているメラミン化粧板やパーティクルボードで作られた家具を置くと・・・
とーってもチープに
それゆえインテリアって大変です。

オーダー家具と聞けば、ワンオフでゴージャスだけど無茶苦茶高いって印象ですね。
ところが、実際のオーダー家具ってクオリティにも拠りますがそんなにべらぼうに高いものでもありません。

我が家もキッチンとダイニングルームを仕切るカウンターをオーダーで作ってもらいました。
質感を合わせる為に、ログキットの余材を持ち込んで作ってもらうのです。
これだと質感も色目も間違いなし。
しかも自分の使い勝手の良いデザインや機能を付けられるのです。
そして収められたのはコレ

上部の三連扉は下吊元で手前にパタンと倒れるように開きます。
下の三連扉は左が左吊元、中と右で観音開きです。
そして左の上下はキッチン側が開けてあって内部をスルーさせることが出来ます。


5年くらい前に、我が家の近くにある家具屋さんに依頼して作って頂いたのです。
でも実際に作ったのは・・・
彼なんですよねー

来年はいよいよ自分の看板を上げるそうです。