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2008年04月28日

トイレと風呂場をリフォーム中 part4


まずは古い天井から照明器具を外して、とりあえずマルノコで一枚両端を切ってみました。
ベリベリベリっと割と簡単にはがれます。
屋根下地が見えますな。

うーん、妻側を見ると外の光が・・・
天井板は厚さ3ミリ程度のプリント合板、つまり外気を遮っているのはこのペラペラの合板一枚な訳で、冬の冷気もこの板の向うまで来るわけです。こりゃ寒いし暖房効率も悪いですね。
この光のところはシリコンコーキングと切れ端の板で塞ぎました。

天井板を貼り付ける下地を作りました。
見切りと下地の間に天井板を差し込む形になるので、切れ端の天井板をスペーサーにして挟んでレベルを決めます。画像左に斜めに写っている木端ですね。
フレームは2尺(約600ミリ)ピッチです、二階があるような場合には1尺5寸(455ミリ、シャクゴなどと言う)ピッチにする事が多いですが、軽い杉板で上からの荷重も無いので少し飛ばしました。
幅は1軒(1820ミリ)あるのでこのままだと下地の真中が垂れ下がってしまいます。

下地の垂れを防いで平らに天井を張るために下地を上から吊ります。
丁度母屋が渡っているので母屋から吊り下げるような格好にします。(だから吊り天井といふ、キッチンのような天井は直張り)
いちいち床からレベルをとれないので、下地の左右両端に糸を張って垂れを直します。
一本一本やってたのでは時間がかかるので、下地の手前側と奥側を平行にあわせこれに糸を張ります。すると垂れている下地が全て分かりますね。
この糸のラインに合わせて下地を持ち上げ、母屋から下がる材に留めると1丁あがりです。
これから天井板の割付をおこない天井を貼って仕上げます。  


Posted by ウエストガーデン at 00:54Comments(2)リフォーム

2008年04月26日

トイレと風呂場をリフォーム中 part3




台所の天井工事は終わりました。



別の角度から。
台所廻りの他の工事として、コンセント2つ増設(タコ足配線対策、これは風呂場から電源持って来ました)
レンジフード廻りのアルミ板仕上げ、ボイラーのキッチンリモコン取り付けなどです。




次は縁側の天井です。
こちらも張り替えます。  


Posted by ウエストガーデン at 00:39Comments(0)リフォーム

2008年04月22日

トイレと風呂場をリフォーム中 part2


この部分がこうなりました。



トイレは男女2つを1つにして水洗化、右側ドアのところにシャンプードレッサーを設置しました。
窓が1/4位塞がってしまったけど、使い勝手を考えるとこの位置になりました。
ミラーは三面鏡でミラーの裏が収納になっています。
室内は壁も床も杉板貼りです。



トイレ内部はこんな感じです。
トイレは在庫していた床排水仕様の便器を使用。配管を隠す為とスペースの有効利用で便器の裏側に収納ボックスを作りつけました。ここにトイレットペーパーなどのストックがたんまりと仕舞い込めます。
ウォシュレットはホームセンターでバーゲン品を買ってきて取り付けました、一応現行品です。




ダイニングキッチンは天井の貼り直しです。天井を落としてみると割と見栄えのする小屋組みがあったので吊り天井から吹き抜け化する事に、小屋組みを表し仕上げにして古民家風にリフォームです。



吊り天井のフレームを撤去して天井に断熱材を入れ杉の目透かし板で仕上げ。やっぱり無垢の板はいい感じになりますね。荒仕上げの梁や柱、母屋などもヤスリで削っても良かったのですが、古い材の良さが失われてしまうのでそのままにしています。
電線などもキッチリやり直しても良かったのですが、予算も余りかけられないのでそのままに。
この辺りは手をかければかけるほどキリがないので適度に終わらせないとダメですね。

この部分は明日完成予定です。
照明器具を選ばなくっちゃ。  


Posted by ウエストガーデン at 23:48Comments(1)リフォーム

2008年04月21日

軽井沢のタウン&カントリー




軽井沢に建てられているタウン&カントリーシーダーホームズです。
工法はツーバイフォー、大分だとSxLとかスウェーデンハウスなどがツーバイフォーです。まぁそれらのテイストなどT&Cの足元にも及びませんが・・。
タウン&カントリーはアメリカのミシガン州にあるハウスメーカーブランドです。
その特徴は、ホワイトシーダーという希少な材を用いたアメリカンテイストの建物を作ります。
ランタサルミログハウスの日本総代理店であるゲストハウス、私も元社員ですが当時よりゲストハウスはタウン&カントリーを扱っていました。軽井沢のミサワホームの分譲別荘地「オーナーズヒル」にもモデルハウスがあり、草津にはシーダーヴィラというリゾート施設もT&Cで建てられています。



デザインの特徴はこのY字にフレームの入るFIX窓ですね。
なかなか格好いいです。あと半円のアーチとかもあります。



こちらもシェッドドーマーをつけて二階の居住性UPです。



建物裏側がメインエントランス(玄関)です、雨避けに庇が付けられています。
二階妻壁の窓もR状なのがアメリカンですね、これらのサッシは定番のマーヴィンです。
赤い玄関ドアがステキですね、さり気ない窓のハンギングバスケットもいい感じです。



実はこの建物、ビルトインガレージ付きだったんです。

ウエストガーデンでもログハウスのみならずこのタウン&カントリーシーダーホームズも取り扱っています。ただ少々いいお値段でございます。
北米でも高級住宅です。  


Posted by ウエストガーデン at 23:10Comments(2)シーダーホーム

2008年04月20日

イエロードアの家




軽井沢の別荘地に建てられたランタサルミログの別荘、傾斜地なので下から見上げるとすごい様相です。
ガレージも隣りに作られていますが「ナンボかかったんやろ?」と思わずそろばんはじいてしまいそうです。
傾斜地での工事は平坦地に比べてどうしても割高になってしまいますからね。
既存モデルをベースにした原型を留めていないアレンジプランだそうです。
何でも施主さんが設計に風水を取り入れられ、あちこち工夫してプランを作ったそうです。




建物を裏側から見た感じです。ちょっと窓もゴチャゴチャしていますね。
建物正面から右側にシェッドドーマー、左側にはゲーブルドーマーが付けられているので二階空間も広々している事でしょう。
こちらも蓄熱式温水床暖房ですね。




風水に導かれて玄関ドアが黄色に塗られました。
ランタサルミログの建具の塗装は工場塗装です。建具の塗装は工場がアタリマエじゃないかって?
弊社が扱っているログの建具はほぼ「無垢材の木製サッシ」です。ですから標準では無塗装なのです、室内ドアはラッカー仕上げを多用しています。
これまで取り扱っていたメーカーもオプションで工場建具塗装は選べたのですが、こちらのリクエストというよりはメーカーの選択肢からチョイスという形でした。選択が限られてしまうというのもまた施主サイドからすれば不満となります。
工場塗装では現場塗装と違ってガラスも入らず金具類もつけられていない時点で行われる為とても綺麗な仕上がりです。一方現場塗装は塗装屋さんが手塗りなので仕上がりは腕に左右されてしまいます。金具に塗料が付着していたり、細かなところが十分に塗られて居なかったり。
ただ細かな塗り分けを現場指示できるメリットはありますね。

ウエストガーデンでもオリジナルプランやアレンジプラン、そして細かな部分様々なカスタマイズを承っています。  


Posted by ウエストガーデン at 11:51Comments(0)ログギャラリー

2008年04月18日

ドーマー

ドーマーとは、屋根の上の小さな出窓の事です。
明り取りを目的に作られる事が多いのですが、ログハウスなどロフト(小屋裏二階)の居住性拡大や、単にデザインとして付けられたりする事も多いです。
ドーマーの形状として主な3つです。

ゲーブルドーマー



鳩小屋と呼ばれたりもします。デザイン的に格好もいいですね。
内部はこんな感じです。






本来であれば屋根の傾斜で高さがとれない所に空間を作り出せます。
ドーマーの中で最も手間がかかります。

ピークドーマー



ゲーブルドーマーの横壁部分が無く、屋根同士がくっついた形状です。
ドーマーの中では最も簡単に造ることが出来ます。

シェッドドーマー



屋根の一部を持ち上げたような形状のシェッドドーマーです。室内空間拡大の為には最も効果的なドーマーです。画像は弊社ウエストガーデンのシェッドドーマーと3連窓です。
シンプルですが大型になる事が多いので手間隙かかります。



内部はこんな感じです、屋根全体が上がるので桁近くでも十分な天井高さが確保できます。

家を建てられる際には是非ともアクセントでドーマーをご検討ください。  


Posted by ウエストガーデン at 22:44Comments(2)ログライフ

2008年04月17日

蓄熱床暖房の家




こちらも軽井沢の別荘地に建てられているランタサルミのログハウスです。
独特のデザインはフリーブランのオリジナルモデルですね。
四角い窓に玄関の屋根が特徴です。



片側が飛び出していて一階には横長の小さな窓が付いています。この窓のところにサウナルームとバスルームがあります。



庭の方から見た建物デザインです。



この方向から見ると、なんとなーくどこかで見たデザインですね。
そう、軽井沢モデルハウスのカイサのデザインに似ています。
このログはモデルハウスに来場されたお客様が「デザインは気に入った、しかしこんな大きな建物は要らない」という事でカイサデザインを敷地の形状と使い勝手に合わせてモデファイして作られたデザインだったのです。なのでリビングの吹き抜けや大きな窓はそのままあるのですね。



反対側を道路から見たデザイン、屋根の上に鳩小屋(ゲーブルドーマー)が付いているのが見えます。
どの方向から見ても様になる建物ですね。



ポーチを兼ねるデッキには屋根を抜いて埋め込まれたアクリルガラス、これを下から見上げるとこんな感じです。光を取り入れる為のアイディアです。



これが蓄熱式温水床暖房の心臓部です。
石油タンクと温水へッダユニット、そして温水ボイラと給湯ボイラが並んでいます。
ログも色々ありますが、この蓄熱式温水床暖房の実績が多くあるのはランタサルミの総代理店ゲストハウスです。
仕組みは基礎天をコンクリートスラブ仕上げにし、スラブの中に架橋ポチエチレンパイプを埋め込みます。ベタ基礎を逆さまにしたような形ですね。
この埋め込んだパイプに温水を流してコンクリートの床全体を暖めてしまうのです。石(コンクリート)が蓄熱してくれるのでじんわりと優しい暖かさが床面全体から上がってきます。
この床暖は電気式や床材の内部に温水を流す仕組みのものよりも構造もシンプル(=壊れにくい)で効率も良いように思います。寒冷地の住宅ではあるととても暖かい冬です。

こちら大分のウエストガーデンでは温泉熱利用とか、太陽熱温水器の温水利用とか様々工夫して暖房できそうですね。
床暖房の暖かさは冬の軽井沢モデルハウスで体感出来ます。  


Posted by ウエストガーデン at 23:29Comments(0)ログギャラリー

2008年04月15日

軽井沢モデルハウス




ランタサルミのモデルハウスは軽井沢にあります。R18からちょっと入ったところです。
「カイサ」というチョット大き目のモデルが建てられています、ちょうど私が独立してウエストガーデンを大分に設立していた頃にスケッチアップされていたデザインですね。
リビングに付けられた連窓と大きなFIX窓が個性を主張します。



正面から見たところです。屋根形状もまた8寸勾配で小屋根やドーマーで凹凸を付けています。
屋根はガルバリウム鋼板を瓦棒葺きです。屋根の右側下部にはアクリルガラスを入れて室内に光を取り込めるようにしてあります。



道路から見たモデルハウスです。モデルハウスの前には「離山房」という知るひとぞ知る名店があります。



リビングルームです。広さはそれほどでもないのですが、吹き抜けになっていて天井が高く贅沢な空間です。床は蓄熱床暖房の為、石張りです。壁と天井が全て木なので音響が良いです。



二階のベッドルームです。こちらも窓を沢山付けていて明るい部屋にしてあります。
私たちのデザインコンセプトは「明るいログハウス」です、ログといえば「暗い狭い山小屋」というイメージが付きまとうのですが、今時のログハウスはとってもモダンなのです。
天井が斜めになっているのもまた皆さんには斬新なのかもしれません。



お風呂場です。別荘のような「非日常」を過ごす家ではユニットバスでは余りにチープです。
風呂はタイル張りで大きめの浴槽にジェットバスを仕込んで有ります。画像では隠れて見えませんがフィンランドサウナも併設されています。
なので脱衣所から外へ出てクールダウン出来るようになっています。

軽井沢モデルハウスの設備は全て使う事が出来ます。つまりそのまま別荘として使える仕様になっています。
このモデルハウスは見学出来ます。詳しくはリンクのランタサルミから。  


Posted by ウエストガーデン at 23:58Comments(0)ログギャラリー

2008年04月14日

森と空を映す家




雑誌「夢の丸太小屋に暮らす」誌における2007年日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの別荘部門マシンカット優秀賞に輝いたランタサルミのログハウスです。私も平屋のログは建てさせてもらったことがありますが、まだ大分では平屋はありません。
平屋なのですがグルニエが設けられています、グルニエとはロフトとは呼べない小さな屋根裏部屋ですね。色は白ではなくライトグレーです、塗料はティックリラ社のオパークですね。



変則的ななだらかな南東傾斜の土地に建てられています、正面の大きなFIX窓とドアとドレーキップ窓のコンビネーションが良いですね。玄関は左奥で正面はリビングからデッキへの出入り口です。



玄関脇にさりげなく置かれたチェアがいいですね。ここは屋根を強化ガラスで抜いてあり光が入ってくる明るいスペースです、このパターンもランタサルミのメインデザイナーの得意な意匠です。
雨が降っていても外でくつろげるんです「雨もまた楽し」ですね。
濃グレーに塗られたドアが玄関です。四角いログなのに丸い太いポスト(柱)を使っているのがミソです。



屋外照明です、なんか格好いいでしょう?
これはルイスポールセンのランプです、ヤコブセンと並ぶ北欧デザイナーズブランド照明ですね。デザインは古くデザイナーも死去しているにも関わらず、斬新なデザインと言わざるを得ないです。
ハッキリ言って高いです、大分でコレ売っている店は数軒あるかないかです。これ1灯で15万以上します、3灯で約50万です。玄関灯も同じブランド・・・実は室内もほぼルイスポールセンに統一されていました。照明器具だけで軽自動車が買えてしまう予算をかけられています。贅沢ですね。



似たようなデザインの後発ランプは多数ありますが、やっぱりオリジナルは違いますね。

ちなみに弊社のルイスポールセン扱っています。定価の10%OFFでカタログ注文で承ります。
DOMUSとかヤコブセンとか、とにかくカッコいい照明器具を探されている方はご相談ください。  


Posted by ウエストガーデン at 23:43Comments(2)ログギャラリー

2008年04月13日

トイレと風呂場をリフォーム中

築30年のお宅のトイレと風呂場のリフォームを行っています。



トイレは男女別で和式の簡易水洗トイレ、お風呂は薪で沸かすタイプに石油ボイラーのシャワーが付いています。床はいずれもタイル仕上げでした。



まずは穴を掘って浄化槽を埋設します。穴の底は砕石をいれて転圧し、コンクリで固めます。
で槽を設置して埋め戻します。



お風呂場を壊します。風呂の床はタイルなのでハツリ機でダッダッダッと壊します。
床下は・・・・全部砕石でした。これを延々と掘り出して外へ出してしまいます。新しい風呂はユニットバスです、本来だと仕上げ床高さから40-50センチは掘り下げる必要がありますが、今回はマンションなど低床用を選ぶことで掘り下げをやや軽くしました。
掘っていると既存の配管が出てきました。鉄管でボロボロに腐っています、一部温水管からは漏水も。



タイルで出来た洗面台も壊し、脱衣所の床も壊しました。トイレも外して壊します。
そしてまた延々と砂利を外へ出します。



大きな砕石を取り除いたら今度はクラッシャランという小さな砕石を入れ転圧、レベルを出してコンクリートを打ちます。コンクリは現場で捏ねました。
今回設置するユニットバスは高さの調節が2センチしか出来ないのでなるべく平らに仕上げる必要があります。



床が出来たら土台を据えて根太を流し床を張りました。
床は厚30ミリの杉板です。次に壁に胴縁を取り付けて杉の目透かし羽目板を張っていきます。
トイレは男女一緒にして洋式便座です。ドアのフレームを作っています。  


Posted by ウエストガーデン at 19:20Comments(0)リフォーム

2008年04月13日

キノコログ?カマボコログ?




軽井沢の千が滝別荘地内に建てられたランタサルミログハウスです。
大分で建てられたものではありません。
ログハウスは最近まで建築法規により「総二階建て」が建てられず、小屋裏二階までしか建てられませんでした。だから三角屋根なんですね。
で北海道の牧場みたいにカクカクッと折れたマンサード屋根とかにして小屋裏スペースの拡大を図ったりするのですが如何せん見た目にカッコよくない。で究極は屋根をRにしてしまえば・・・などと遊び半分で昔皆でスケッチしていたようにも思いますが・・・こんな酔狂じみたことをしてしまう方もいるんですな。
ちなみに土地と建物一切合財で約5000位です。



屋根垂木を桁方向に流して合板を曲げて貼り付け、それに板金をR状に張っていったそうで恐ろしい手間がかかったそうです。
確かに他人にはない個性が光りますが・・・

妻壁側から見るとキノコっぽい形状です、妻壁を濃茶に塗ればほぼキノコですね。
桁側から見るとカマボコです、屋根がピンク色だとまさしくカマボコですね。

人の家で遊ぶなって?  


Posted by ウエストガーデン at 11:45Comments(3)ログギャラリー

2008年04月13日

住宅地の中のログハウス

都内の文京区に建てられたランタサルミのログハウスです。
大分からわざわざ見に行った?いえいえついでに見学して来ただけです。
色は最初街並みに合わせて白系かグレー系にしようと打合せしていたらしいのですが、最終的に施主さんの希望で茶になったそうです、そりゃ施主さんが住む家ですから施主の好きな色にするのが筋と言うものです。
しかし都会で茶色のログはやっぱり目立ちますね、えっ?目立たないとダメなの?



文京区というのは東京ドームのあるところです。都内でも都心から数キロです。
しかもこの物件は東京ドームに歩いて行ける場所にあります、ということはちょっと頑張れば皇居にだって歩いて行けちゃう場所です、こんなところでもログの住宅は建てられるんですよー。



パッと見は分かりにくいのかもしれません。この場所でも土地の価格は坪150万円位します。
大体土地が60坪位ですから(都心では広いほう)この土地は9000万円という事ですな。
建物は間口6.5m奥行き10m位でしょうか?
建物は3500万位だそうです。しっかしよくこんな場所で建てきったものです。
在来建築でさえ大変な立地です。



学校帰りの子供と父兄の溜まり場になっているそうです。
やっぱり木の家は人を引きつける不思議な力がありますね。  


Posted by ウエストガーデン at 02:01Comments(2)ログギャラリー

2008年04月11日

フィンランド木材事情

東京でログメーカーの取扱業者を集めたミーティングがあり参加してきました。
ログメーカーっても自分が昔勤めていた会社なんですけどね・・・
現在フィンランドモノのログハウスキット価格は高騰しています。
ユーロ高による為替の影響
原油高騰による国際輸送コスト高騰の影響
フィンランド国内の原木相場の高騰
が理由です。
フィンランドという国は、北海道を除いた日本と同じ位の面積で人口は500万人程度しか居ません。
500万といえば九州全体より少ないと思います、それが日本中に散らばっていると思っていただければ如何に人口密度が低いか・・・ちなみに首都ヘルシンキの人口は50万人です・・・大分市よりちょっと大きい程度です。
で国土の大半が丘陵の森林であり約2000もの湖があります。
世界的な木材生産国です。日本の林業の比ではありません。
でフィンランドには湖の中の「島」に生えている木とか、湖の向うにある森の木とか、道路が無い森というのが沢山あります。それらの木は冬になって「湖が凍ったらその上を車で走って伐採に行く」のです。
いちいち船に積んだり下ろしたりも出来ないし、湖ですから船も運んでこなくてはなりません。桟橋もありません。ですから夏に船を使っての伐採なんてナンセンスでコストも合わない、ですから冬の仕事だった訳です。ところが・・・
地球温暖化によって冬には凍るはずの湖が凍らず、車が走れなくなって島に伐採に行けないので材木の供給が減って相場が高騰しているらしいです。
それを見越して陸の森主も切り惜しみしはじめ原木の供給不足が深刻化しているそうです。
それに輪をかけてロシアが原木の輸出関税の大幅引き上げを行い、大量に入っていたロシア産木材の供給が激減した事も響いているらしいです。

まぁそんなこんなでフィンランド系のログキット価格はどのメーカーも軒並み値上げ値上げ値上げで推移していたのですが・・・
ランタサルミのみ今年5%値下げました。
ユーロ相場がジリジリ上がりつつあるのが辛いところですが、今の水準であればなんとかこの価格を維持できそうです。
以前扱っていたホンカや他メーカーのキットに比べてクオリティは高いので相対的に価格を見れば実にお買い得ということでもあります。



ちなみに今回は軽井沢にあるモデルハウスにも宿泊してきました。
実は今朝は軽井沢にいました・・・このモデルハウスの前にはジョンレノンも通っていたというカフェがあります。  


Posted by ウエストガーデン at 23:41Comments(0)ランタサルミ

2008年04月09日

煙突設置

新築物件に煙突の取り付け工事を行いました。
ちなみに建物は平屋の在来です、ウチはストーブ・煙突工事のみです。
大工さんに煙突を出す場所を開口してもらいます、垂木が640ピッチとややイレギュラーなピッチでした、更に4分の野地板に更に12ミリの構造用合板で屋根下地が二重にされている・・・
意味わからん・・・まぁウチの仕事じゃないので知りません。
コスト無駄なような気がするのは私だけ?

開口部に煙突取付用のブラケットを取り付けます、野地が厚いのでバッチリ留められます。
大工さんはこんな煙突部材を見るのは初めてのようでした。
大きな声では言えませんが、以前素人施工で排気ダクトで煙突施工した事のある大工です、後日その煙突がボヤを起こしています。ちゃんとした部材を使わないと火廻りは危険なのです。

下げ振りでブラケットの位置を確認・微調整して正しい位置を出しておきます。
今回はストーブ真上に煙突を立ち上げると母屋に当たる、という見事な設計で仕方なく煙突を曲げることにしました。私が見積り用で貰った図面に母屋はありません。設計士もストーブがあると分かっていて煙突のラインに構造が来るなんて設計していてはダメですね。

ブラケットに煙突を抱かせます、ブラケットを締め上げて煙突をガッチリ掴ませます。
ちなみに煙突は内径150φ外径200φの断熱二重煙突です。一本5キロほどありましてお値段もいい値段します。でもこの性能で家が火事にならないのですから安いもんです。

煙突のタチ(垂直)を確認してブラケットを固定します。屋根の勾配に併せてスイングするようになっているのです。
煙突が決まったらフラッシングを取り付ける為に余分なアスファルトルーフィングを取り除きます。
ブラケットと煙突にルーフフラッシングを被せます。
アスファルトルーフィングをフラッシングに被せて必要な場所をブチルテープで防水、あとは屋根屋さんの防水処理にお任せです。

煙突トップは更に一本繋ぐ予定ですが、今回は仮にトップを被せます、このままだとフラッシングと煙突の間から雨漏りしてしまいます。

ストームガードを巻いて煙突とフラッシングの隙間の防水処置です。
まだ仮留です、近日中に煙突をもう一本繋いで高くします、また各防水部もコーキングして防水すれば屋根上作業は終了です。
夕方耐熱塗料を買ってきて黒にペイントアップしました。  


Posted by ウエストガーデン at 00:48Comments(3)お仕事

2008年04月08日

ログハウスに住んでいます

こんにちは
「やぎさんといっしょに」のペーターです(爆)
じゃん公で3つ目のブログを立ち上げてしまいましたicon
2つ目の薪ストーブ関係は非公開タイプですが、こちらはオープンでいきたいと思いまして・・・
といいますのも「やぎさんネタじゃないものが多くなりすぎつつあって・・・」でペット系で訪れてくれる皆様の期待を裏切ってはイカンiconと思い仕事や日常のことはこちらに書くことにしました。
まぁ「やぎ飼いで生計を立てていると勘違いされても困る」というのもあるんですけどね。



ちなみにコレが我が家です、一応オープンハウスとして公開しておりますので中を見たい方はどぞ。
フィンランドのログハウスです、丸太ではなく四角に製材したログを積み上げて建てられています。
2003年暮れの竣工です、当時はホンカ大分という屋号でフィランドのホンカというメーカーのログハウスを扱っていました。
現在はホンカとそっくりなランタサルミというメーカーのログハウスを中心に、ログハウス全般を扱います、もちろん地元大分の日田杉のログもやってます。



このログハウスはホンカの「アウリンコ」という名前のモデルです。
厚みが134ミリのラミネートログで壁を作り、間口10m奥行9m延床面積42坪の3LDKとなっています。
二階にロフトがあり、シェッドドーマーを付け3連小窓を設けています。
天窓や薪ストーブ、シーリングファン(天井付の扇風機?みたいな奴)なども備えています。  
タグ :ログハウス


Posted by ウエストガーデン at 23:35Comments(3)ログライフ