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2011年02月07日

住宅完成保証制度

つい最近、ログハウス業界の中でも有名な会社Jが自己破産を申請したとにニュースが飛び込んできました。
負債総額4億6千万円だとか・・・会社更生法適用とかではなく、イキナリの自己破産です。
まぁ我々のような中小零細企業が会社更生法とか適用されるはずもなく・・です。
噂では16棟の工事中のお客さんが居るとか・・・

住宅業界では、建物の工事中に業者が倒産してしまい、お金は払ったけど家は出来ないという悲劇が何度も繰り返されてきました。
我々からしてみれば、何の根拠もなく相手を信用して契約しちゃったんだから・・・とも思えますが、実際問題として建物を契約するにおいて相手企業の信用調査など一般人はまず行ないません。
それ故の悲劇を回避するという大義名分において「住宅完成保証制度」なるものが国会で議決され、国土交通省傘下において制度の運用が始まっています。
これは「一定規模以上の」住宅を建てる業者は、「住宅瑕疵担保責任保険」に加入するか、「1物件あたり2000万円の供託金を積む」という事を法律で義務付けるというものです。
従いまして、我が社も住宅瑕疵担保責任保険に加入しています。
弊社がお世話になっているのは一般的にJIOと呼ばれている「日本住宅保証検査機構」です。
登録業者を捜すで大分県のところにちゃんと出てきますよ。

この保険を掛けていれば、業者が倒産しても完成するまでに必要な工事代金のうち2000万円までの保険金が下り、別の業者にスイッチして建物を完成させることが出来る、というものですね。
まぁ全額出るという性質の保険ではありませんから注意が必要ですけど・・・
倒産してしまった某J社がこの保険に加入していたのかどうかは不明ですが、噂では入っていなかったとも・・・強制加入でもありませんからね。

特に、前述した「一定規模以上の・・・」というのがミソでして、延床150平米以下、または請負金額が1500万円以下の建物の場合などはこの制度の適用外となります。
適用外だからといって保険が掛けられない訳ではないのです、制度の基準未満でも任意で保険を掛けることが出来ます。

業者の為の家ではなく、自分が住むための家を作る訳なのですから、せめて工事は住宅完成保証制度に加入している会社に依頼されては如何でしょう?

  


Posted by ウエストガーデン at 00:20Comments(1)家を建てよう