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2011年03月09日

楽しいログ積み

積み木の家「ログハウス」
その楽しい楽しいログ積みをダイジェストにて一気に・・・

予めシルログを敷き、2段目まで手積みして1階の仮床を作っておきます。

シールテープなどを仕込んだログピースを整理して配っておきます。
段取りが全てを左右します。
約10mのログは一本モノです。
当然クレーンで吊って移動させます。

1段積むごとに「木ダボ」を打ち込みます。
叩いて、叩いて、叩いて・・・・
打つべし・・・打つべし・・・打つべし・・・
大工さんが立っているログの幅は114ミリです

ログを積んで、ダボダボダボダボ・・・・・

大分積み上がって来ました。

ログに開けられているダボ穴に四角い「木ダボ」を打ち込んで上下のログを緊結します。
ダボを多数打ち込むことで地震の際に建物に掛る「水平方向の力」に対抗できるようになります。
なのでダボの数は構造計算によって最低数を導き出し、それ以上の本数を打ち込みます。
数があればあるほど水平方向の揺れに強くなります。

丸い穴に少し大きいサイズの四角いタボが打ち込まれていますね。
ダボと穴のサイズは絶妙です。太すぎたら入らない、細すぎたら効かない。
細いダボは打ち込みが楽ですが、乾燥材といえども木はやがて少し痩せます、細いタボが痩せると効きが甘くなったり、穴の下へ落ちてしまいます。

一日目終了

どんどん積み上げていきます。
途中で補強の鉄パイプも入ります。
開口部に入りました。

脚立もそろそろギリギリです。

タボは段毎に千鳥に入れます、互い違いって事です。
ログはセトリングという沈み込み現象が起きるため、連続ダボではやがてダボが突き出してしまいます。

頭が繋がれ、開口部が姿を表しました。

もう少しです。
高所作業になっています。

二階バルコニーの突き出し部分も乗りました。
あともう少しです。

2日目の夕方、無事にログ積み終了
つまり建物1階の壁の大半が完成したという事でもあります。

ログ積みの間にはできるだけ雨を当てたくないものです。
故に屋根が掛るまではハイペースで作業は進められます、土日も返上です。
ログ積みが終わったらクレーンで材料を移動してもらったり、必要なものは積み上げてもらったりします。
  


Posted by ウエストガーデン at 02:26Comments(0)ランタサルミ