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2009年06月22日

食事に例えると

大分県で木造建築に携わる設計士を中心とした勉強会に参加させて頂いております。

その会にて熊本からお呼びした伝統工法を重んじられている設計士さんの話の一節に、ナルホドと思うものがありました。

貴方が好きな料理は何?
1、ホテルの食事
2、母親が作る食事
3、病院の食事

先生は最近の住宅事情を上の様になぞられえてみた訳です。
1、デザイナー(設計士ではあるが構造は触らず意匠に拘っている方)と共に材料だブランド設備だと高級なものばかりを羅列した家
2、身近な人の手作りによる家
3、ハウスメーカーと言われる会社の作る家、データ偏重主義でやれ室内の化学物質だの、やれ気密レベルだの換気係数だの、構造はやれ金物がどうだ乾燥材がどうだと、とにかく数値に置き換えて「これが一番良いものですよ」と言わんばかりの家。

冤罪によって十数年も刑務所暮らしを余儀なくされていた方、出所されて寿司が上手かったとかマスコミは報道していましたが、彼が本当に美味しいと言ったのは、彼の弁護士さんの奥様が用意した家庭料理だったそうです。

ホテルの料理は悪くないけど、経済的にも毎日は勘弁ですね。
病院の食事は、確かに中身は間違いないんだろうけど、これもちょっと毎日は勘弁ですね。
家庭料理は毎日食べているわけですから、まぁそういう感覚の家づくりをしていきましょう、というお話でした。
  


Posted by ウエストガーデン at 00:46Comments(0)家を建てよう