2011年08月23日

久々に窓を閉めた

お盆を過ぎたら秋の風
というお山の生活ですが、ここ数日天気が悪く、気温が上がりません。
多少の湿気は許容するということで、リビングにエアコンが無い我が家は扇風機と開けっ放しの窓で夏をしのいでおります。
標高500mオーバーですからそれなりに涼しいのです。
しかし窓を開けっ放していると言えば、
「雨が降ったら室内が濡れてしまうのでは?」
と思われがちです。

ログハウスの設計で我々が重視しているのは「軒の深さ」です。
我が家の大屋根では東西の軒の深さは1200ミリ・・・
現在の一般的な木造住宅は5-700ミリくらいですから、ほぼ倍の深さを持たせています。
これは横なぶりの雨ができるだけログウォールに当らないようにする為です。
なので東西の窓については
「ちょっとやそっとの雨ではガラスも濡れねぇ」
なのです。



そして我々が標準仕様で使っているDK窓(ドレーキップ窓)は、内開きと内倒しのダブルアクションという珍しい木製ペアガラスサッシなのです。
外に固定網戸が付けてありますから虫はほぼ入って来ません。

このDK窓は、こうやって内倒しに開けることが多く、我が家もずっとこの状態で数週間開けっ放しにしてありました。
この窓の難点は・・・
普通のカーテンだとダブルアクションについてこれないのが不便
という位ですね。
ロールスクリーンや、ローマンシェード、ウッドブラインドなどを組み合わせると格好良くなります。