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2009年02月25日

住宅ローンが払えないとどうなる?

えっと・・・検索ワードとページビューの多かった記事は「住宅ローンが払えない」でした。

とはいうものの「だったらどーなる?」という方向へは話を持っていっていませんでしたね。

基本的に住宅ローンが払えなくなるとどうなるか?
融資先は抵当で抑えている貴方の家と土地を明渡すよう求めてきます、そしてその家は競売にかけられて売却されてしまいます。
というのが一般的?というかネットでもよく見られる弁護士さんなんかのコメントですね。
ところがどっこい、実態はそうでもないようです。

住宅ローンが払えなくなった・・・・この理由は人によって様々ですね。
例えば給料が下がってしまった、病気になってローン以外の出費に追われている・・・
こんな方の場合には、融資先と相談することで毎月の返済金額を見直してくれたりします。もちろん返済期間も長くなりますが・・
金融機関にとって、返済が滞ることは何としても避けたいものです、しかし返済不能だからといって土地家屋を差し押さえたところで「今の時代にそうそう高値で売れる訳はない」です。
仮に残債1500万のローンで競売で1000万で売れたとしても、銀行は500万の赤字です。
だったら返済額を少なくしてでも全額支払ってもらった方が得ですよね。
それにローンは金利がつけてあるので、融資した元本の返済が終わっているとすれば、後の返済金は利息分でもあり一気にカタをつけるよりも細く長くでも支払ってもらった方が得策と見られるケースもあるんです。
大分でも知人が経営破たん、マンションのローンが残っているのを支払額を少なくしてもらい居住し続けている人が実際にいます。

ウルトラCと言われる住宅ローン返済不能物件を取り返す方法というのもあるそうです。
これは実際に競売に掛けられた元マイホームを自分で買い戻すという技です。
4000万円のローンで買ったマイホーム、残り3000万で差し押さえられて競売になったとします。
競売では価格がガッツリ下がったところからスタートするので1500万位で落せたりします。
すると3000万円の借金は1500万円に目減りする事になります。
住宅ローンが払えなくなった人間に融資する銀行なんてあるわけない、皆さんそう言います。
でもね、親子親戚からの借金でこれを地で行く人って結構居るんですよ。
上手くいけばローンはなくなるしマイホームは自分のものになるし、ただ親戚からの借金は返済しないとダメですけどね。

この不景気な時代、企業倒産も相次いでおり住宅ローンの支払に窮している人も少なくないと思われます。何と言っても東証株価はかのバブル破綻後よりも安値を更新してしまい実に25年ぶりの安値だそうです。
そんな時代にポンポン出てくる競売物件、競売手続きするのも大変だし競売かけるにも費用がかかります。売れなきゃ大損です。
そんな回りくどい事やっている位なら、せめて利息分だけでもいいからコツコツと返してもらった方が有利、という判断を金融会社がすることはよくある事です。

ローンが返済できなくなったら、それは返済期日後ではなく、必ず返済期日前に
金融機関に申し出ましょう「今月のローンの引落が出来そうにありません」と。
これは後で言うのと先に言うのとでは雲泥の差になるそうです。
とにかくお金の用意が間に合わない、そういう事態になったら早めに銀行さんと相談することです。


  


Posted by ウエストガーデン at 01:33Comments(3)ログライフ

2009年02月24日

ログハウスとは何か?

ログハウスは「木の家」です。
じゃあ古い日本家屋もログハウスになるの?
うーん、なると言えばなりますね・・・ただちよっとキビシイのかも・・

ログハウスって「つみ木」の家なんですよね。

建築法規で計ってみるとログハウスは「丸太組工法」による建物の事を指します。
これは日本では「校倉造り」と呼ばれる古代工法とほぼ同じで、材を横方向に積み上げて壁を構成する建物なのです。

実際に建てているところです。









こんな風に壁を構成するログを一段ずつ積み上げ、組み合わせることで壁を構成します。

この組み合わされた壁はとても頑丈であり、阪神淡路震災クラスの揺れを与えてもビクともしない耐震性能を有しています。

断熱材ですか?
壁には断熱材はありません。
10センチの厚みの木は、100センチの厚みのコンクリートと同様の断熱性能を持っています。
また木は熱伝導率が低く、木を構成するセルロース(繊維)の中に空気を閉じ込めている為「蓄熱」するという特性を持っています。
  


Posted by ウエストガーデン at 20:45Comments(0)ログライフ

2008年11月06日

最強の住宅ローン

この記事は、ワタシの独断と偏見に基づいて書かれています。
別に現時点でいろいろリサーチした結果ではありませんので予め書いておきます。
それと「これより有利なローン」が存在しないことは保証いたしかねます。
あくまで私的な意見として受け入れる方のみお読みください。
イチャモンやクレームはお断りします。
既に住宅ローンを組んで支払っている方はショック受けるので見ない事をお勧めします。














これでもログハウスの営業マンから独立起業してやってきてます。
でお客さんにも勧めたし、自分もあれこれ研究調査して「コレダ」と思ったのがこのローンです。
もちろんワタシも使っています。
今の金利1.27%ですが何か?
毎月8万円の返済としましょう、問題はこの8万円のに「どれだけの元本と利息なのか」です。
ワタシの場合は金利1.27%(5年固定)なので2000万の残高(仮定)として支払利息は25.4万円/年です。
年間96万円支払ってうち25.4万円は利息、元本は70.6万円返したことになる単純計算です。
実際は複利計算なのでややこしいです。

もし当時35年固定3%とかのローンだとどうなっていたでしょう?
同じ条件では2000万円の残高に対して60万円の金利支払/年です。
元本は36万円しか減っていません。毎年36万円しか減りません。
10年で360万円元本減ります。
上だと700万元本減ってることになります。
11年目の金利、同じ3%としても分母全然違います・・・
方や50万の金利、方や39万の金利
こうやってどんどん差がついて総支払金額ではドカンと差が付きます。
金利(数字)のマジックです、怖いですよ。
金利は毎年毎年ゾンビのように復活してきますが、元本を返せば金利も少なくなります。
これは
「元利均等」
「元金均等」
「ゆとり返済」
など支払方法によっても異なりますが、選ぶのは「元金均等」だけです。
「元利均等」は元金は減らないのでドツボにはまりやすい、というか金利を多く払う結果になるでしょう、それに繰上げ返済とかしてもトータルの返済の計算がキチンと出来ているのかどうか?自分で計算して再確認できますか?あのややこしい複利計算を・・誤魔化されていても分からないの違いますか?
間違った計算で多く利息とられてても、その誤りを指摘できなければ取り戻せないのと違いますか?
ワタシなら相手に正しい計算式と説明要求して納得しない限り払戻しませんもん。
毎月の支払は元利金等は「楽」ですけどね。銀行はこっちを勧めて「元金均等」はあまり勧めません。
それは「利息の儲けが少ないから」に他なりません。
「ゆとり返済」は借金の先送りでムダに金利ばかり払う「消費者〇〇」みたいなもんです。
コレ使う位なら
「まだ家買わないでください」
というか、まだ早いです。もっと貯金してからにしましょう。

え?
ノーガキはいいから早くローンを教えろ?
分かりました。
「本当の儲け話は他人に言わないもの」コレが鉄則なのですが、ボクは教えちゃいます。







「財形住宅融資」
コレです。(キマッタ)
http://www.zaijukin.co.jp/hp/1yuusi/yuusi.htm
本当はウチのお客さん予備軍にだけしか教えたくない。

まず財形(積み立て貯金の一種)をしなくてはなりません、それも住宅財形の方です。
最低1年以上の積み立てが必要です。
財形積み立て残高50万円以上が必要です。
積み立ては会社を通して給与天引きで行ないます。
サラリーマンで無い方、自営業の方、会社で財形積立やってくれない方は銀行と相談してください。
銀行直で出来るハズです。
他にもいろいろありますがサイト見て下さい。

残高の10倍まで4000万円限度までの融資が特別金利で受けられます。
つなぎ融資もイケます、足りなければフラット35と併用も可です。
現在の金利は2.01%です。5年固定です。
今フラット35は金利3%台です、先に書いた年間返済額に占める金利分の割合を考えましょう。
ローン返済においては元金を減らすことが大切です。

>変動金利だから5年後にハネあがるんじゃねーの?
ほぼフラット35金利に連動してそれより安く設定されるようです。
ちなみにワタシ今年金利改定期です、多分1.98%位です。
1-5年が1.27%5-10年が1.98%の予定・・・奥さん、メチャクチャ低金利ですがな。

なんでこんなローン商品があるのか?
それは「国」が関与して国策みたいにしてやっているからです。
ただ国もこの制度はあまり大々的にPRしません。
それは「積立」というものをコツコツ地道にやる、蓄財できる人=返済の固い人=真面目な人
=勉強熱心な人
だけに使ってもらえればいい、と思っているからなのでしょう。
だからハードルあるんです。
実際にコレ見つけた時は目からウロコでしたし・・・

毎月給料から2万天引き・・・1年で積立24万円(財形なので積立預金より有利)2年で48万円
※積立額は任意設定です。
>時間かかるやんけ・・・そういう皆様
財形住宅は一度だけ「マトメテ預入」できるんです。
つまり25ヶ月積立して25万あれば、一度だけ200万追金して225万の残高にすれば・・・
2250万円まで融資してもらえる
夢のような話じゃないですかー
325万の残高にすれば3250万円借りられるんです。
ただし・・・
必要資金の80%までです。

>200万なんてあるわけないやん
親でも兄弟でも借りなはれ。




じゃん公でも住宅関連で書いている方多いと思います。
金融の人もいてる?
これより強い住宅ローンあったら教えて下さい、多分無いと思います。

この記事読んだアナタ
メチャクチャ得する情報
でっせ。
さぁ明日には会社の経理課に行って、住宅財形を申し込んでおきましょう。

もっと詳しく聞きたい方はメール受け付けます、が、匿名ではお相手いたしませんので悪しからず。

さぁ住宅財形始めましょう、そして一年経ったらウチでログハウスでも在来でもなんでん家建てさせてください。  


Posted by ウエストガーデン at 03:41Comments(1)ログライフ

2008年11月05日

住宅ローンが払えない


「住宅ローンが払えない人が急増中」そんなニュースが流れています。
住宅ローン破綻というヤツですね。
日本の住宅ローンの代表と言えば「住宅金融公庫」ですね、もうすぐ無くなりますが・・・
その住公で段階金利制度を利用してお金を借りている人
公庫や銀行で「ゆとり返済」を利用してお金を借りている人
などで段階金利や支払の据え置き期間が経過する方達はローン支払額が増える時期が迫っており、その中からローン破綻者が増えているらしい。
そりゃこんな景気の時代だから仕方ないっちゃー仕方ない。
でも住宅ローンは借金、借金は返さないといけません。

現在公庫は名前が変わって「フラット35」などという35年固定金利のローンなどを扱ってます。
フラット35はローンを証券化して細分化して販売されています。日本版サププライムです。

旧公庫ローンの段階金利改定では金利2%から4%になるそうで、結構な支払額UPらしいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081026-00000000-fsi-bus_all
そして「ゆとり返済」でググルと多くの問題提起が・・・

まぁなんだかんだいろいろありますが、そもそも住宅ローンの正体とは何でしょう。
仮に2000万円を35年金利3%程度で借りた場合、35年間での返済総額は3300万円・・・
毎月の支払は77000円程度
それが住宅ローンの正体です。
でも誰も35年で1300万円の利子を払うとは考えませんね。
実に倍近い金額を払う事になるんですわ。

誰でも利用しようと思えば利用できる最強クラスの住宅ローンがあります。
ワタシはそれでローンを組んでこの家を手に入れて暮らしています。

次回はそのローンについて書きましょう。

  


Posted by ウエストガーデン at 00:41Comments(7)ログライフ

2008年09月27日

ログって暖かい


「暑さ寒さも彼岸まで」
お彼岸を過ぎて山の気温も一気に秋-冬モードになりました。
9月26日の夜23時には外気温13度まで下がっています。
この山は標高以上に地形の影響で寒暖の差が激しく、日中はまだ25度近くまで気温が上がります。

ログハウスの室内は気温26度あります。
もちろん暖房は一切入っていません。
室内はまだ半袖半ズボンでも全く問題ありませんが、一歩外に出ると「寒っ」です。

ログハウスを構成する木、木は熱伝導率の遅い素材ですから一度暖めると冷めにくく、一度冷ましてしまうと暖まりにくい、という特質を持っています。
ですから夏の間にしっかりと暖められているログは、急激に気温が下がってもログが蓄えている熱を少しずつ放出するので室内はしっかりと暖かさをキープし続ける訳です。

外気温13度でもまだベッドでは毛布一枚で十分です。
  


Posted by ウエストガーデン at 18:49Comments(0)ログライフ

2008年09月06日

レコードはログハウスで

湯布院の別荘のオーナーから頼まれていた事、それは古いオーディオセットの取り付けでした。
前の別荘から移された古いパイオニアのターンテーブル(レコードプレイヤー)とプリメインアンプ。
ターンテーブルはベルトが切れているのか動きません。
たまたま私のお客様にパイオニアのサービスをされている方が居るので持ち込んで調べて頂きました。かなり古いタイプでしたが運良く修理パーツがまだ残っており無事に修理できました。
ついでに針も新品に交換です。


次にスピーカーの設置と配線。
このスピーカーも年代モノで最近のスピーカーにはよく付いている壁掛けのフックなどありません。スピーカーの棚を作ってそこへ置くしかないのですが、せっかくのログの室内雰囲気を台無しにしてしまうものではイケマセン。スペースが少ないのでスピーカーは自ずと壁に付けることになります。
こういう棚を支える脚ってホームセンターなどにはロクなものが無いのです。
でオリジナル製作も含めいろいろ考えていたのですが、結局使ったのは北欧の家具屋「イケア」で見つけていた棚脚でした。船橋IKEAで買って帰り在庫しておいたヤツです。
素材と色のマッチングはバッチリ、デザインもピッタリだと思うのですが・・・
スピーカーのコードも設置位置に合せて新調し、できるだけ見えないように配線しました。


古いレコードが置いてあったので適当に選んでテスト。
ものすごーく久々なのでレコードをジャケット(この響きも懐かしい)から出すときに落しそうになりました。

機器の電源を入れてアンプのセレクターをPhonoへ、ターンテーブルのセレクターを33rpmにセット、レコードを乗せて針をスタート位置へ。
ターンテーブルのレバーを操作して針をレコードに落します。
その一連の作業が懐かしい・・・。
「プチッ、ジリジリジリジリ・・・」
CDでは聴くことの出来ないノイズ。
ジャーン♪
クラシックの結構な音量で息を吹き返したスピーカー、このスピーカーが音を発するのは何年ぶり?いや何十年ぶりだったのだろう?
名品なのか衰えを全く感じさせない、いや現在でも十分に通用する音のスピーカーでした。
広いLDKでかつログの室内は全て木、そのソフトな反響音はとても耳に優しいのです。


冬、窓の外に舞う雪とストーブの炎を眺めつつ、ウイスキーを片手に坂本龍一あるいは久石譲あたりのピアノ楽曲を聴きたいものです、アナログで。

デジタルのCD、特にデジタル圧縮されている最近の音楽には、アナログにはある「人の耳では聞えない音域の音」がありません。デジタル処理で省かれてしまっているのです。
これを100の音とすれば、アナログでは150にも、200にもの音が含まれています。もちろん耳では100しか聞えませんが。
生の音楽では当然150にも200にもの音が飛んできます。でも反響し残留し壁に吸い込まれ増幅し・・・これがデジタルではかなわないダイナミックな音、肌でのみ感じられる音なのかもしれません。   


Posted by ウエストガーデン at 01:51Comments(2)ログライフ

2008年09月04日

地震保険は「解約」

地震保険の更新がやってきました。
このところ全国で震災が多発しているせいか、保険会社もCMバンバン流していますね。
でも解約しました。我が家(ログハウス)には必要無いと判断したからです。

我が家は住宅金融公庫からの融資を受けて建てています。
全返済期間分の火災保険が一括でかけてあり、オプション的に地震保険を掛けていました。
では何故地震保険を不要と判断したのかを書いてみましょう。

地震保険とは「住居に使用される建物および家財を対象とし、地震、噴火またはこれらによる津波によって発生した、火災・損壊・埋没・流失による損害を補償します。」
と損保ジャパンにはあります。
そして火災保険に入っている場合のみに契約でき、単独契約はできないと書かれています(損保ジャパン)

私の住んでいる場所の地震保険料率は0.65となっていました。最低で0.5みたいなので低い方ですね。でも体感できない程度の地震が日に数百回起きている地下深くでは火山活動で常に揺れているような地域です。ゆえに温泉も一杯湧いているのですが・・・
温泉に化けて地下の火山活動のエネルギーがガス抜きされているので「溜まって爆発」みたいなことによる大きな地震の可能性は少ないのです。
まず「過去に大地震はそれほど起きている地域でない」というのも理由の1つ。(大地震はあるにはあった)

ログハウスは現在耐震等級を取得するための認定作業を行っており、既に振動実験から耐震等級2または3が取得できるであろうと噂されています。これまでも「ログハウスは地震に強い」と言われていました、しかしお上や保険会社を納得させるだけの「科学的根拠が無かった」のでその耐震性能は相手にされていなかったのです、耐震等級が認定されればまた違ってくる訳です。
我が家は既に建ってしまっているので今更耐震等級の付与が受けられる訳じゃないと思いますが、かといって次に建てるものより劣っている訳も無く・・・

実際のところですが、地震で憂慮するのは地震を原因とする火災です。
建物の丈夫さは上から分かっています、では火災に対してはどうでしょう?
ログは燃える木を剥き出しです、かといって一般住宅だって燃えるビニルクロス内装なので大差ないですね。
我が家のキッチンの火元はIHヒーターでガスコンロではありません。「地震で失火する原因が無い」のです。そりゃ電気のショートによる失火は否定しませんが、そんなん言ってたらキリが無い。
更に自宅から失火しなくても隣の火事が延焼するかも・・・
これは大切です、火災保険において災害時のもらい火というのは保険の対象外とされているからです。阪神震災で問題になり保険の内容もあれこれ変わってきているようですが
「そもそも我が家には隣が無いので隣から延焼しようがない」のです。
隣まで500m離れてますもん・・・
なので地震の火の心配もごくごく僅かです。

地震の土砂災害は?
洪水で我が家が浸水したとすれば、たぶん我が県の県都含め7割が水没、九州も半分位水没で博多は壊滅でしょうなぁ・・・
標高500m以上の位置にある家が水没する洪水の可能性は限りなくゼロでしょう。
そんなことが起きたら世界が水没です。
裏山が崩れてくる!!えーと裏山裏山・・・・・・・・裏山が無い・・・ほぼ山頂なもので・・・
有り得るのは家のある敷地一帯が地すべりとして崩れる可能性です、つまりログハウスが地すべりでサーフィンする訳です。まぁこんな話は可能性こそゼロではないにしても絵空事でしょうね。
大きな山が崩壊するってことですから。

地震保険の中身を見れば見るほど、イザという時に我が家が該当して保証を受けられそうなものって無いんですよね。そりゃもし実際に大震災が付近で起こったとしても、前述のような可能性の低いものが起きない限り被災しようが無いのです。
そんな可能性の低いものの為に火災保険に追い掛けする地震保険の必要性を全く感じなくなりました。

今夏(2008)の豪雨災害を見ていると改めて自然の猛威と人間の力の小ささを感じざるを得ません。
水は高いところから低いところへ流れることは理です、なので古の人々は低地を避けて被災しない場所に家を建て、そこに群て町を形成したものです。
一生のうちに数回あるかないかの事だからと便利な平地の生活を選ぶのか、平地に比べて多少不便ではあっても水害を受けない場所に暮らすか、これは各自の判断です。
しかし現在の土地探しにおいて、自然災害を想定した要因を含めて土地を探している人はほとんど居ないと思います。
建築屋として言いたいことは「同じお金を払うのであれば、よりリスクの低いほうを選ぶべき」なのですが、人間とは勝手な生き物「真実を信じようとしないで、自分に都合の良いもの(それが何の根拠が無くても)を信じようとする」のです。

私、もう街中には住めません・・・住めても町の外れとかの高台でしょうね。
住まいを建てる場所選びって大切です。  


Posted by ウエストガーデン at 11:32Comments(0)ログライフ

2008年04月18日

ドーマー

ドーマーとは、屋根の上の小さな出窓の事です。
明り取りを目的に作られる事が多いのですが、ログハウスなどロフト(小屋裏二階)の居住性拡大や、単にデザインとして付けられたりする事も多いです。
ドーマーの形状として主な3つです。

ゲーブルドーマー



鳩小屋と呼ばれたりもします。デザイン的に格好もいいですね。
内部はこんな感じです。






本来であれば屋根の傾斜で高さがとれない所に空間を作り出せます。
ドーマーの中で最も手間がかかります。

ピークドーマー



ゲーブルドーマーの横壁部分が無く、屋根同士がくっついた形状です。
ドーマーの中では最も簡単に造ることが出来ます。

シェッドドーマー



屋根の一部を持ち上げたような形状のシェッドドーマーです。室内空間拡大の為には最も効果的なドーマーです。画像は弊社ウエストガーデンのシェッドドーマーと3連窓です。
シンプルですが大型になる事が多いので手間隙かかります。



内部はこんな感じです、屋根全体が上がるので桁近くでも十分な天井高さが確保できます。

家を建てられる際には是非ともアクセントでドーマーをご検討ください。  


Posted by ウエストガーデン at 22:44Comments(2)ログライフ

2008年04月08日

ログハウスに住んでいます

こんにちは
「やぎさんといっしょに」のペーターです(爆)
じゃん公で3つ目のブログを立ち上げてしまいましたicon
2つ目の薪ストーブ関係は非公開タイプですが、こちらはオープンでいきたいと思いまして・・・
といいますのも「やぎさんネタじゃないものが多くなりすぎつつあって・・・」でペット系で訪れてくれる皆様の期待を裏切ってはイカンiconと思い仕事や日常のことはこちらに書くことにしました。
まぁ「やぎ飼いで生計を立てていると勘違いされても困る」というのもあるんですけどね。



ちなみにコレが我が家です、一応オープンハウスとして公開しておりますので中を見たい方はどぞ。
フィンランドのログハウスです、丸太ではなく四角に製材したログを積み上げて建てられています。
2003年暮れの竣工です、当時はホンカ大分という屋号でフィランドのホンカというメーカーのログハウスを扱っていました。
現在はホンカとそっくりなランタサルミというメーカーのログハウスを中心に、ログハウス全般を扱います、もちろん地元大分の日田杉のログもやってます。



このログハウスはホンカの「アウリンコ」という名前のモデルです。
厚みが134ミリのラミネートログで壁を作り、間口10m奥行9m延床面積42坪の3LDKとなっています。
二階にロフトがあり、シェッドドーマーを付け3連小窓を設けています。
天窓や薪ストーブ、シーリングファン(天井付の扇風機?みたいな奴)なども備えています。  
タグ :ログハウス


Posted by ウエストガーデン at 23:35Comments(3)ログライフ