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2009年04月19日

照明いろいろ

照明器具は家をデザインするにあたり重要なアイテムです。
照明デザインによって、室内空間はモダンにもカントリーにもサイケにでも出来ます。
一時、大正モダンっぽいのも流行りましたね。
新築の場合、照明はどうにでも出来なくてはならないポイント、もし制約を課されるようだと要注意です。

照明プランに当っては、専門用語?のオンパレードで目が白黒してしまいそうです。
簡単にその分類を説明します。

まず器具はタイプによって分けられます。

「ペンダント」
文字通りペンダントのようにチェーンやコードで「吊り下げ」て使う照明器具です。
吊り下げるので空間を占有するので使う部屋や照らす目的など熟考が求められます。
でもダイニングテーブルは手許を明るくする事が求められるのでペンダントタイプの照明が用いられることが多いですね。
電球や蛍光電球、ハロゲンランプなどのタイプがあります。
1つのものや3連・5連といった集合タイプなど様々です。
画像のものはルイス・ポールセンの傑作PHライト、PH-5です。

「シーリング」と「ブラケット」
天井に器具を直付けするタイプをシーリングライトと呼びます。
壁に直付けするタイプはブラケットライトと呼びます。
建売や賃貸ではシーリング1点照明というのが多いですね。
シーリング紐スイッチとかありますが、私はまず採用しません。照明は部屋の入り口のスイッチでオンオフ、最近はリモコンタイプもあります。
シーリングとブラケットは1つの器具で両方使えるタイプもあるので呼び方に注意が必要です。
シーリングはODELIC社製のアメリカンクラシックタイプ、ブラケットはマックスレイ社のモダンタイプ
これ棒状の電球なんです。

「ダウンライト」と「レールシステム」
ダウンライトは天井などに埋め込んであるタイプの照明器具です。
店舗などで多用されてきましたが、最近は住宅にも使われています。
ダウンライトを巧く使うことで間接照明や調光システムにも使えます。
ただダウンライトは熱を持つので仕様をよく検討する必要があります。
レールシステムとは、店舗用に開発された器具の移動が容易く出来る照明システムです。
レールの溝に器具を取り付けるので、位置も個数も自由に出来ます。
レールの器具は規格なので他の場所の器具と交換も出来ます。デザインに飽きたら交換も容易です。
このライトはDAIKO社製、円筒ガラスセードに蛍光電球
レールを使うメリットは
採用した照明が暗すぎた・・レールなら器具を容易に追加できる。減らすことも出来る。
3つの照明を付けるに、ブラケットなら配線工事が3個所分必要、レールは1箇所だけで済む。
レールのデメリット
レール1本にスイッチ1つなので個別の照明コントロールはオプションのコントローラが必要。

最近流行っているモダン系のライティング
レールシステムにダイクロハロゲンランプのスポットライト。ODELIC社です。


屋外の防滴ブラケットライト
玄関など屋外で使うブラケットライト、屋外なので防水性能が要求されます。
画像の機器はマックスレイ社製
玄関照明は個性あるものを選びたいですね。


屋外のスポットライト、こちらも防滴仕様です。
これはODELICの屋外ライト

照明器具はタイプとデザイン、そしてランプの種類です。
一般的な「電球」と呼ばれているのはE26ソケットタイプ
ミニ電球タイプはE17ソケットタイプ
蛍光灯はFLと呼びます。
最近はLEDによるランプも登場していますが、器具のソケットとランプのソケットは同じである必要があります。
ソケットもある程度揃えておくことで、予備のランプの使いまわしや調達の容易さも検討が必要です。
ダイクロハロゲンなどはE17ソケットの電球の仲間ですが、蛍光電球に比べ消費電力が大きく、これをレールで3連で使うとハロゲン50wx3で150wの電力、方や蛍光電球だと19wx3で57wです。
ライトの使用頻度も計算に入れなくてはなりませんね。
そして最近のランプには電球色、昼間色、白色など色目の種類もあります。
たくさんありすぎで混乱してしまいますね。

今お住まいのお部屋の照明を変えるだけでも、部屋の雰囲気が変わり、明るさが変わり、ひいては人生も変わるかも・・・ですよ。
毎夜使うものだけに、こういう所はこだわっていただきたいものです。
  


Posted by ウエストガーデン at 23:45Comments(3)家を建てよう