2009年09月02日

デッキの塗装

ログハウスではありませんが、在来住宅のウッドデッキを塗装しています。
数年前に建物全体の再塗装工事を請け負ったお客様から、その時には塗らなかったデッキ部分のみの塗装を依頼されたのです。
デッキ材は地元日田杉、新築時に塗装されていたのですが、既にボロボロになっていて水も染み放題でした。
再塗装前に高圧洗浄機でデッキを水洗い。
古い塗膜の残っているところもガッツリと洗っていただきました。
コストダウンの為にこの作業は施主さん自ら行われました。
今回使っている塗料は「オスモカラー ウッドステインプロテクター」です。
デッキオイルでも良かったのですが、プロテクターがキャンペーン価格で安かったもので・・・
塗装も剥げ、紫外線で灰色に痛んでいたデッキですが、洗浄で汚れを落としてやるとまぁまぁのコンディションです。
さりとて雨ざらしとなるデッキですから、杉材での耐久年数は知れたもの。
「ダメになったら張り替える」そんなつもりで居てくださいね、とアドバイスはしていたものの、やはり張り直しよりも塗装のメンテナンスで少しでも寿命を延ばしてやろうという事です。

ウッドステインプロテクターは外部用塗料ですが、UVカット成分は入っていません。
なので数年の耐久性しか期待できないのですが、〇〇ソートなどの安くて手軽に入手できる防腐塗料では色も綺麗じゃないし、特に臭いが石油臭く刺激臭なので「絶対NG」なのです。
建物東西南と3面にあるウッドデッキに二度塗りの予定です。
思いのほか1度目の塗装が木に吸われた為、二度塗りが1/3程度で塗料が尽きてしまいました。
塗料待ちで1日間が開きそうです。
ウッドデッキ、基本的には消耗品ですが、塗装によって耐久性をUPさせ長持ちさせる事が出来ます。