スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告は非表示になります。
  

Posted by スポンサー広告 at

2010年05月05日

ロウリュとは

ロウリュ(リュウリュlöyly)とは何ですか?
という質問を頂きました。
これはサウナ用語です。

サウナ発祥の地とされるフィンランド、フィンランド式サウナにおける特長がこのロウリュを愉しむ事です。
フィンランドサウナではサウナストーンと呼ばれる石を焼き、それに水をかけて水蒸気を発生させその熱波によって汗を噴出させ愉しみます。
この時に白樺の葉で体を叩いて新陳代謝を促したりします。
掛ける水の代わりにビールをかけてみたりすると麦の香りがサウナに充満(爆)、一般的にはアロマオイルを水に混ぜて掛けたりします。

日本で一般的なドライサウナは「ガマンするサウナ」という感じですが、フィンランドサウナは愉しむサウナだと思います。
サウナ室に入るドアはアンダーカットしてありますし、サウナストーブだけの熱では大したことありません。
サウナルームは70度とか80度とかに熱せられていますが、それでも人が平気なのは「湿度が低いから」です。70度の風呂には誰も入れませんよね?
そのサウナで水を水蒸気に変えると、水蒸気の熱波が体にビシビシ襲い掛かってくるのですが、これがロウリュです。
体中から噴出すように汗が出て来ますよ、そしてフィンランドだとサウナの外に出て水風呂とか湖に飛び込んでクールダウン、再びサウナへ・・を繰り返します。

フィンランドサウナはガマンのサウナではなく、愉しむサウナ
とにかくサウナでロウリュを味わって「つらく」なったらすぐに出てクールダウン、再びロウリュ
これで良いのです。

フィンランドのホテルではサウナルームと会議室が併設されており、サウナに入りながらクールダウンがてらにミーティングするというほどです。まさに裸の付き合いですね。
これは好きな人は病みつきになります。

弊社はフィンランドログハウスの建築を行なっていますが、フィンランドサウナの施工も行なえます。
サウナストーブもフィンランドから取り寄せし、サウナの設計手法に則って設計施工します。
サウナルームってただ囲えば良い、というものじゃないのですよ。

4kwタイプのサウナストーブで、1坪程度のサウナルームを作る場合、造作込みで100万円位のご予算が目安です。
  


Posted by ウエストガーデン at 11:32Comments(3)フィンランドサウナ