2009年12月09日

電気が足りない
家づくりをするにあたって、こだわっているのが電力の契約アンペアです。
これによって基本料金が変ります。
低ければ低いほど、基本料金は安いのですが、逆に増やしたからといって大幅にUPするものでも無いです。が・・・毎月毎年と積み上がって行く費用なので100円差でも年間1200円10年で12000円ですからね。
この基本料金は従量契約と深夜電力契約、オール電化の契約など契約によっても異なりますし、各電力会社ごとに少しずつ違ったりします。
ちなみにオール電化の契約では契約アンペア数は無条件で100Aです。100Vで10000ワット、一般家庭のどこでそんだけ電気使うかってーの。
我が家は42坪のログですが、従量40A契約です。
3kwのIHヒーター使ってます。
一般的な電力消費と契約アンペアの求め方では、我が家の形態で40Aは少ないから60Aとかの契約を勧められます、しかし本当に60Aの契約でないと不自由するのか?
そこで40Aのままなのですが、全く不自由しておりません。
IHヒーターフルパワー(まず無い)に電子レンジと炊飯器とドライヤーと電気ポットとコーヒーメーカー程度を同時使用すればブレーカー落ちるかもしれませんが、そんなケースはまず無い訳でして・・・
理論上こうだからこんだけ必要、ってのは否定しませんが、足りるんならそれでいいじゃん。
というのが弊社の考え方です。
というのも、契約アンペアは増やす分(電力会社にとってプラス)には費用が掛らないのですが、減らす分については費用がかかるのです。まぁどちらも親ブレーカーを交換する訳ですが、増やす分には基本料金収入が増えるからそこからブレーカー代捻出しますって事ですな、減らすと収入減なのでブレーカー代頂きますと・・・つまり電力会社は「損しない方法」を地で行ってるだけ。
足りなくなれば増やせばいいじゃん・・・世間ではセコイとも言います。
さて、お客さんからブレーカーを落してしまったと相談がありました。
当初はガスファンヒーターによる個室暖房の設定でガス管を配管したり、コンセントを用意したりでした。ところが実際には電気式のオイルヒーターを各部屋に配して使おうとしたらしい・・・・
脱衣所と3寝室、ゲストルームと1200Wのオイルヒーターが5基・・・フルパワーで6000W=100Vで60A
(実際はコンセントには110V位来ているから60Aには到達しないんですけどね)
当然これに電灯やウォシュレットなどありとあらゆる生活家電の消費電力も加わる訳です。
しかもこのお宅、4kwのサウナストーブも付けています。
200v仕様なので20A・・・フルに使えば60Aオーバーなんて簡単なのです。
契約は40A、でも配電盤の割り振りで実際には60A程度使えるのですが、やはりオイルヒーター数台とサウナの同時稼動ではメインブレーカーが落ちました。
当たり前っちゃー当たり前です。
ブレーカーが落ちるというので子ブレーカーが落ちる=コンセントの回路分けで解決できると思っていたら、子ブレーカーの容量は間に合っていましてメインブレーカーが落ちることを確認
まぁ「電気が足りなくなった」訳です。
お客さんには契約アンペアを60程度に上げてくださいとご報告しておきました。
多分月々の基本料金が数百円UPだけの費用負担です。
私は電気については素人、あまり詳しくないし勉強もした訳ではありません。
サラリーマンの時にPCに詳しかった為にあれこれ重宝に使われていました、事務所移転の際に社内LANの構築はオマエがやれ(高いから外注するなという事)という事でシコシコやっていた訳ですが、そん時に親会社から出向で来ていた電気担当の技術職の方にシゴカレタのです。
「ペーター君、君はPCの配線とコンセント数をこうしろああしろと言うけど、容量はどうなっているんだね?」
「は?容量ですか?何ですかそれ?」
「いいかいペーター君、電気ってのはブレーカーから回路に分けて引っ張ってくる訳だが、それらの容量ってのは決まっているんだよ、それによって使うコードの太さも変える必要がある。ひとつの回路の容量は20Aだ、そこにどれだけのプリンター(1500W)やパソコンを繋げようと言うんだね?」
「そもそも容量が分らないのですが・・・」
「君は中学校でオームの法則って習わなかったかい?E=IRだろ?」
つまりアンペア=ワット/電圧って事、一回路に流せるのは20Aで電圧は100Vと決まっているので、回路で使ってよいのは2000Wまでって事だから、1500Wのプリンターやコピー機の繋がるコンセントは回路を分け1つ当り2000W以下に抑えておかないと(他にもいろんな機器が接続されるから)ダメだよという事でした。
私の作った配線プラン(ただどこにコンセントに幾つ付けてくださいってだけのもの)はあえなく却下され、それから残業して全てのPCやOA機器の消費電力を調べてリストに落して・・・
何度かダメ出しされた後にやっとOK貰って、電気工事会社へ依頼して新しい事務所の電気配線が工事され、僕は電気の線と一緒に埋めてもらうLANケーブルをシコシコと作っていた(100m巻のケーブル買ってきてコネクターを取り付ける)
そうやって現場で1つ1つ基本を教えてもらったから今があるんですねー。
これによって基本料金が変ります。
低ければ低いほど、基本料金は安いのですが、逆に増やしたからといって大幅にUPするものでも無いです。が・・・毎月毎年と積み上がって行く費用なので100円差でも年間1200円10年で12000円ですからね。
この基本料金は従量契約と深夜電力契約、オール電化の契約など契約によっても異なりますし、各電力会社ごとに少しずつ違ったりします。
ちなみにオール電化の契約では契約アンペア数は無条件で100Aです。100Vで10000ワット、一般家庭のどこでそんだけ電気使うかってーの。
我が家は42坪のログですが、従量40A契約です。
3kwのIHヒーター使ってます。
一般的な電力消費と契約アンペアの求め方では、我が家の形態で40Aは少ないから60Aとかの契約を勧められます、しかし本当に60Aの契約でないと不自由するのか?
そこで40Aのままなのですが、全く不自由しておりません。
IHヒーターフルパワー(まず無い)に電子レンジと炊飯器とドライヤーと電気ポットとコーヒーメーカー程度を同時使用すればブレーカー落ちるかもしれませんが、そんなケースはまず無い訳でして・・・
理論上こうだからこんだけ必要、ってのは否定しませんが、足りるんならそれでいいじゃん。
というのが弊社の考え方です。
というのも、契約アンペアは増やす分(電力会社にとってプラス)には費用が掛らないのですが、減らす分については費用がかかるのです。まぁどちらも親ブレーカーを交換する訳ですが、増やす分には基本料金収入が増えるからそこからブレーカー代捻出しますって事ですな、減らすと収入減なのでブレーカー代頂きますと・・・つまり電力会社は「損しない方法」を地で行ってるだけ。
足りなくなれば増やせばいいじゃん・・・世間ではセコイとも言います。
さて、お客さんからブレーカーを落してしまったと相談がありました。
当初はガスファンヒーターによる個室暖房の設定でガス管を配管したり、コンセントを用意したりでした。ところが実際には電気式のオイルヒーターを各部屋に配して使おうとしたらしい・・・・
脱衣所と3寝室、ゲストルームと1200Wのオイルヒーターが5基・・・フルパワーで6000W=100Vで60A
(実際はコンセントには110V位来ているから60Aには到達しないんですけどね)
当然これに電灯やウォシュレットなどありとあらゆる生活家電の消費電力も加わる訳です。
しかもこのお宅、4kwのサウナストーブも付けています。
200v仕様なので20A・・・フルに使えば60Aオーバーなんて簡単なのです。
契約は40A、でも配電盤の割り振りで実際には60A程度使えるのですが、やはりオイルヒーター数台とサウナの同時稼動ではメインブレーカーが落ちました。
当たり前っちゃー当たり前です。
ブレーカーが落ちるというので子ブレーカーが落ちる=コンセントの回路分けで解決できると思っていたら、子ブレーカーの容量は間に合っていましてメインブレーカーが落ちることを確認
まぁ「電気が足りなくなった」訳です。
お客さんには契約アンペアを60程度に上げてくださいとご報告しておきました。
多分月々の基本料金が数百円UPだけの費用負担です。
私は電気については素人、あまり詳しくないし勉強もした訳ではありません。
サラリーマンの時にPCに詳しかった為にあれこれ重宝に使われていました、事務所移転の際に社内LANの構築はオマエがやれ(高いから外注するなという事)という事でシコシコやっていた訳ですが、そん時に親会社から出向で来ていた電気担当の技術職の方にシゴカレタのです。
「ペーター君、君はPCの配線とコンセント数をこうしろああしろと言うけど、容量はどうなっているんだね?」
「は?容量ですか?何ですかそれ?」
「いいかいペーター君、電気ってのはブレーカーから回路に分けて引っ張ってくる訳だが、それらの容量ってのは決まっているんだよ、それによって使うコードの太さも変える必要がある。ひとつの回路の容量は20Aだ、そこにどれだけのプリンター(1500W)やパソコンを繋げようと言うんだね?」
「そもそも容量が分らないのですが・・・」
「君は中学校でオームの法則って習わなかったかい?E=IRだろ?」
つまりアンペア=ワット/電圧って事、一回路に流せるのは20Aで電圧は100Vと決まっているので、回路で使ってよいのは2000Wまでって事だから、1500Wのプリンターやコピー機の繋がるコンセントは回路を分け1つ当り2000W以下に抑えておかないと(他にもいろんな機器が接続されるから)ダメだよという事でした。
私の作った配線プラン(ただどこにコンセントに幾つ付けてくださいってだけのもの)はあえなく却下され、それから残業して全てのPCやOA機器の消費電力を調べてリストに落して・・・
何度かダメ出しされた後にやっとOK貰って、電気工事会社へ依頼して新しい事務所の電気配線が工事され、僕は電気の線と一緒に埋めてもらうLANケーブルをシコシコと作っていた(100m巻のケーブル買ってきてコネクターを取り付ける)
そうやって現場で1つ1つ基本を教えてもらったから今があるんですねー。
Posted by ウエストガーデン at 14:41│Comments(0)
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